2014年06月18日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 宇都宮「高松宮記念杯競輪」(GT) 東口決勝進出! これは見に行かずにはいられない!(その@)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する「山本ディレクターの自腹出張日記」。今回のシリーズは、去る6月15日(日)に宇都宮競輪場で開催された「第65回高松宮記念杯競輪」最終日へ「自腹出張」したリポート。今回から6回にわたってお送りします。

今回の「高松宮記念杯競輪」の舞台は宇都宮競輪場でしたが、和歌山在住の私にとって、なかなか縁遠い所のような気がして、当初は遠征予定に入っていませんでした。ところが、和歌山のエース・東口善朋選手が初日から好走で、あれよあれよという間に準決勝を突破。和歌山県勢としては28年ぶりの特別競輪決勝進出を決めたことで、状況は一変。

「この勢いなら、ひょっとすると、和歌山県勢として半世紀ぶりの特別優勝もあるかも…」

「もし優勝すれば、(ニュースの)優勝原稿も書けるんか?」


という気持ちが、「夕暮れわかちゃんCLUB」の本番終了後ふつふつと湧いてきました。さらに番組ブログ用のヘボヘボ予想原稿を書いている内に、ふつふつどころか、もう沸騰して頭の中は空焚き状態。そして予想ブログ公開と「わかちゃんファンCLUB」メルマガ配信を終えたPM9時半、気持ちは固まりました。


「待ちに待った『和歌山勢GT優出』という大舞台を、競輪番組担当18年目のオレが見に行かな、アカンやろ!」


気が付けば、ネットでANAのチケット予約画面を開いていました。この際、お金のことはあまり気にせず、まずは宇都宮に赴くことのみを考えることにしました。

ただ行くと決めた以上、それなりの準備も必要です。ニュース原稿送信に使う社内共用のミニノートPCとポケットWi-fi(しかも無断で)、ブログ写真用のデジカメ、いつも使っているクリップボード、メモリカードリーダー、それにレース終了後のコメントインタビュー収録に使うMDレコーダー&マイク(これは北尾アナから借用)と、いつもの自腹出張以上の大荷物です。

一旦帰宅し、その後は寝坊しないようW杯サッカーを見て徹夜、AM4時過ぎに自宅を出ました。会社の駐車場に愛車を置いて、南海和歌山市駅へ。そして5:09発の始発・区間急行に乗り、泉佐野駅乗り換えで関空へ向かいます。

PCを持っていたため、保安検査に時間はかかりましたが無事通過。こちらも始発となる6:30発の羽田行ANA3820便に乗るため、目の前の20番搭乗口に向かいます。

羽田行き始発便で向かいます

始発の羽田便で出発です


ANA便といっても、スターフライヤーとの共同運航便。スポットには、おそらく昨夜、羽田からやって来たであろうエアバスA-320、スターフライヤー独特の黒い機体が鎮座していました。

スターフライヤーのエアバスA−320

スターフライヤーのエアバスA−320


そしてANA3820便は定刻通り関空を出発。機内ではビデオプログラムにあったゴルフのレッスン番組を見ていましたが、きれいな富士山を拝むこともでき(写真撮るのを忘れました)楽しいフライトでした。ちょうどビデオが終わったタイミングで羽田に着陸。しかも定刻より10分ほど早い到着でした。

それからは、東京モノレールで浜松町へ向かい、さらに山手線で東京駅へ。そして東北新幹線へ乗り換えです。乗り越し精算&特急券購入を終えてホームへ向かうと、8:28発の「なすの253号」の発車ベルが。大慌てで乗り込み自由席でホッと一息つくと、さすがに徹夜の影響からか、爆睡モードに。

ブルブルッ、ブルブルッ

マナーモード携帯のバイブで目を覚ますと、競輪解説者・井上薫さんからの着信です。ホントは座席で通話してはいけないのですが、電話に出ます(コラ、コラッ)。

山本「はい、山本です」
井上「山本っちゃん、東口よかったなぁ。応援してきた甲斐があったなぁ」
山本「今、応援と取材を兼ねて、宇都宮に向かってる最中なんですよ」
井上「ホンマかいな? やるなぁ、山本っちゃん! 頑張って儲けて来てや!」
山本「はい、個人戦(車券)も頑張りますゎ。もう少しで那須塩原なんで…。失礼します〜」


えっ? 那須塩原?

   ひと駅乗り越してるやんけ〜〜〜!!(エコー付き)



心の叫びが頭の中を駆け巡ります。那須塩原では「はやぶさ」通過待ちのため、停車時間が4分の設定。そこで到着後、他の乗客に乗り越したのを悟られないよう、カメラを手に「僕は鉄っちゃんだから、ここで降りるんだよ」と言わんばかりに、何食わぬ顔で下車します(ご心配なく! 乗り越したのはバレてるよ!)。

そして実際に「ライトな鉄っちゃん」にチェンジ。たまたま乗っていた「なすの253号」は、E2系と、「はやぶさ」に使われるE5系との併結で17両編成。とりあえず、その連結部を撮ります。

E2系とE5系が併結 

E2系(手前の白い車体)とE5系が併結運転です


しかし薫さんからの電話がなかったら、間違いなく終着駅の郡山まで乗り過ごしていたでしょう。そういった意味では、薫さんに感謝です。

「なすの253号」が2番線から出発するにもかかわらず、大勢の人が乗らずに見送っていました。折り返すために逆方向のホームに移動しようとしたところ、同じホームの向かい側(1番線)に那須塩原始発の列車がすぐにやって来るとのこと。なるほど人が多いはずです。そうこうしていると、「なすの270号」のE2系が入線して来ました。

那須塩原始発の「なすの」 E2系が到着

那須塩原始発の「なすの270号」E2系が到着


またもや自由席に乗り込み、今度は寝ることなく、宇都宮駅で無事下車。空を見上げると、見事な快晴でした。

JR宇都宮駅

JR宇都宮駅


そして駅前バスターミナルから運行されている、競輪場行き無料ファンバスに乗ります。

無料ファンバス

競輪場行き無料ファンバス


やはりGT最終日だからでしょうか、車内はあっという間に満員に。10分ほど揺られて、宇都宮競輪場北入場門に到着です。

宇都宮競輪場 北入場門

宇都宮競輪場 北入場門


競輪場は八幡山公園内の高台にあるため、写真では新聞販売ブースに隠れて見えていませんが、階段と並行に長いエスカレーターが設けられています。この点は、前回の自腹出張で訪れた伊東温泉競輪場と同じですね。

入場ゲートを通って場内に入ると(ちなみに一般入場料は無料)、1Rの締め切り間際にもかかわらず、場内は人、人、人であふれかえっています。それを横目に、関係者受付で報道取材パスを受け取り、メインスタンド3Fの記者室へ。中に入ると、早速、関西地区のスポーツ紙記者さんや解説者の内林久徳さん、山口幸二さん、井上茂徳さんらとご挨拶。なかでも内林さんからは「『東口→全(通り)→全(通り)』で儲けに来たんですか?」と軽いジャブを受けました。「緊急取材に決まってるやないですか〜」と言いながらも、「ちなみに1Rの本命は誰です?」と車券モードに入る寸前です。

結局、1Rのメンバーの下調べをしていなかったことから、車券購入は断念。ところが東口選手と同あっ旋の稲毛健太選手が、最終3角から鮮やかな捲り追い込みで1着。しかも3連単は7万円台と、朝イチから大穴車券を演出です。

山本「しまった。応援車券買うとかな、アカンやんけ!」
内林「えっ? 山本っさん、稲毛の車券買うてなかったん? 何しとんねんや?」
山本「稲毛が1Rに走ってること自体、知らんかったんです…」
内林「そりゃ、終わっとるゎ…」
山本「しかも、財布の中に○千円しかないのに、宇都宮駅で金下ろすん忘れてますゎ…」
内林「やっぱり、山本っさん、終わっとるゎ…」

出発から順調に来ていた今回の緊急自腹出張でしたが、新幹線乗り過ごしがきっかけで、またまたいつもの急坂転げ落ちのパターンになりそうな予感がしてきました。


(そのAへ続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
この記事へのコメント
薫さんは、神様ですね!山もっちゃんの行動力には天晴れです。乗り越さなければ稲毛をGETしてたでしょうね?またまた雲行きの怪しいスタートですね。次回以降を楽しみにしてます。
話は変わって、『椎木尾くん、S級初優勝おめでとう!』それも完全優勝のおまけ付き。和歌山の愛好会でお世話になってるし身近に感じ、大変嬉しいです!次回にサイン貰お。
Ps.22日は、岸和田で関西トラックフェスタに出場します。なので、和歌山愛好会は欠場します。競輪競争番組編成よろしくお願いします!
Posted by 岸和田オヤジ at 2014年06月18日 21:21
岸和田オヤジさんへ

早速のコメントありがとうございます。

ホンマ、薫さんからの電話がなかったら、どうなってたんでしょうね? まぁ、雲行きの怪しさはいつもの通りではありますが…。

椎木尾選手のS級初Vは見事の一言ですね。山田久徳に切り替えようとしましたが、クチが空いてしまいました。ただ連日タテ脚が良かっただけに、追いかける形になったのが、むしろ功を奏したかもしれません。椎木尾選手には、デビュー直前に、私がヒヤリとさせたエピソード(これはまた機会を見つけて紹介します)がありますので、嬉しさも格別です。これをきっかけにV回数を重ねてもらいたいですね。

それと22日の「バイチャクラブ」は欠席させて頂きます。というのも「東口選手 特別競輪出場報告会」というイベントが急きょ行われることになり、私はその司会にご指名を受けたため、バイチャに参加できなくなりました。関係者席からみんなのケイリン競走を、高みの見物させて頂きます。オヤジさんも岸和田の「トラックフェスタ」頑張って下さいね。
Posted by 山本D at 2014年06月19日 00:03
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