2014年05月03日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 伊東温泉「共同通信社杯競輪」(GU) 自粛欠場問題の決着を確かめたくて…(その@)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する「山本ディレクターの自腹出張日記」。今回のシリーズは、伊東温泉競輪場で開催された「第30回共同通信社杯競輪」の3日目・最終日へ「自腹出張」したリポート。今回から6回にわたってお送りします。

今回の「共同通信社杯競輪」は、伊東温泉競輪場で初めて開催されるビッグレースでした。ただ伊東は、和歌山からなかなか行きづらい場所でもあるため、通常であれば現地観戦を見送るところ。しかしこの開催はSSイレブン問題での自粛欠場処分を受けた選手の大半が出場しており、場合によってはその中からレース終了後に引退を表明をする選手もいるのでは…、ということに注目が集まっていました。「村上義弘が…」「長塚智広が…」などという憶測が名古屋ダービー終了直後から飛んでいましたが、私も実際どうなるのか気になって仕方がありませんでした。

すると偶然にも4/27〜29がシフト3連休。ただ27日は「バイチャクラブ」が入っていたため、現地に行けるのは28・29の後半2日間。「競輪記者の端くれとして、この開催を見に行かずには、いられるかぃ!」とダービー直後から考えているうちに、気が付けば、ネットで4/28の伊東周辺の旅館の空き状況を調べていました。そして伊東市内の宿を無事押さえ、初の伊東温泉競輪場への自腹出張が実現しました。

28日当日は朝5時前に起きて、会社の駐車場に愛車を停め、南海和歌山市駅へ。天気は下り坂で、どんよりとした曇り空でした。

南海・和歌山市駅はどんより曇り空

南海和歌山市駅の上空はどんよりとした曇り空


そして6:06発の「特急サザン」に乗り込み難波へ向かい、地下鉄に乗り換えて新大阪駅へ。伊東への新幹線乗り継ぎ駅は熱海か三島ですが、いずれも「のぞみ」は停車せず、「ひかり」も数えるほどの本数しか停まりません。「のぞみ」→「ひかり」→「こだま」という乗り継ぎが考えられますが、それも面倒に感じたため、7:43新大阪始発の「こだま638号」でのんびり移動することにしました。

「こだま号」でのんびり移動

「こだま号」でノンビリ移動です


こだまに乗り込む直前、さすがにお腹が空いてきました。名古屋ダービーの時は柿の葉寿司だったため、別のメニューにチャレンジしようと駅弁コーナーを覗くと、美味しそうなおにぎりセットとサンドイッチが目に止まり、ノンアルコールビールと共に両方購入。難波駅の売店で買った専門紙「競輪ダービー」とサンケイスポーツもテーブルの上に乗せ「モーニング独り予想会」の準備は万端です。

車中の朝食・レース予想は準備万端

朝食と“モーニング予想会”は準備万端


竹皮に包まれたおにぎりセットには大玉のおにぎりが4個入り。中盤以降レースの検討をしながらパクついていると、京都を過ぎたあたりで4個完食


そして当然ではありますが、あまりの満腹感にドドッと睡魔が襲ってきました。ここは逆らうことなく、爆睡

名古屋・浜松に停車したことは気付きましたが、惰眠は続きます。そして静岡を過ぎたあたりで、ハッと目が覚めました。というのも、車窓から見事な富士山のお姿を拝見できたのです。

富士山

見事な富士山のお姿


これまで私が新幹線に乗った時は、日頃の行いが悪いのか、富士山を拝むことがなかなかできませんでした。ところがこの日は、上空は曇っているとはいえ、白く冠雪した典型的な富士山の風景に遭遇できました。あまりの縁起の良さに「これで今回の自腹出張は、莫大なプラス収支になるはずや…」と、独りニヤついてしまいました(バカ)。

そして10:58に熱海に到着。乗り換えが5分しかないため、急いで伊東線のホームへ向かいましたが、人身事故の影響で遅れが出ているとのこと。先発の10:56発の「スーパービュー踊り子3号」がまだ発車していませんでした。私が各停電車に乗り込んだ直後に「踊り子」が発車。各停の出発まで若干時間があるため、先頭車両に回り込んでライトな撮り鉄にチェンジします。

伊豆急行8000系

伊豆急行8000系


各停に使われていた車両は、相互乗り入れしている伊豆急行の8000系。親会社の東急から譲渡された車両で、側面には伊豆の空と海を表しているのでしょうか、スカイブルーとマリンブルーのラインが描かれています。都会的なステンレス車体とブルーのツートンカラーが、良い感じでマッチしていました。

数分後に各停電車が発車し、東伊豆を南下していきます。伊東線は単線のため、途中、いくつかの駅で交換待ちをします。その内、網代駅で「スーパービュー踊り子2号」が前方からやって来ましたが、ダイヤを調べずに乗っていたため、「スーパー踊り子」のJR東日本251系車両をカメラに収めることに失敗してしまいました。残念!

そうこうする内にJR伊東駅に到着。和歌山の自宅を発ってから、実に6時間かかりました。

JR伊東駅

JR伊東駅


駅前にはバス・タクシー乗り場のほか、大手旅館チェーンの送迎バス待合所、伊東市などの観光案内所が数多くあって、温泉リゾート地の雰囲気いっぱいでした。

ところがトイレに行っている間に、競輪場行きの無料バスが発車してしまい、次のバスまで約30分待ちを強いられることに。そこで、競輪場の近くまで路線バスで行こうと、携帯でバス停を調べていると、特急踊り子号から見覚えのある人たちがゾロゾロと下車してきました。彼らはなんと視察出張に来ていた他場の施行者さん達で、その中に名古屋競輪組合のFさんの姿が。Fさんには、名古屋ダービーの際、わかちゃんファンクラブのバスツアーで大変お世話になりました(Fさん、その節はありがとうございました)。

Fさんは私を見つけるなり「おおっ、山本さん、こんな所まで遠征かい!」と声をかけてきました。次のバスを待っているところだと話すと、Fさんは「一緒に乗って行きなよ」と相乗りを勧めて下さいました。「えっ、ホンマにエエんですか?」と言いながらも、願ったり叶ったりの展開で、お言葉に甘えることにしました。

そして、10分少々で伊東温泉競輪場の西口入場門に到着です。山の中腹にある競輪場らしく、周囲は緑がいっぱいです。

伊東温泉競輪場 西口入場門

伊東温泉競輪場 西口入場門


入場門の左に目をやると、渡り通路の先に、新しい選手宿舎が目に飛び込んできました。

伊東温泉競輪場 選手宿舎

伊東温泉競輪場 選手宿舎


早速、記者室に入ると、直前の和歌山FT「西日本カップ」でご一緒させて頂いた井上茂徳さんや、顔なじみの新聞記者さんらがいらっしゃいました。茂徳さんから「山本っちゃん、本当に来たとね…」と歓迎のお言葉。SスポーツのI記者からは、荷物を置いていた空席を譲って頂くなど、感謝感激です。

そして昼食のお弁当を頂きながら、「西日本カップ」での武田豊樹選手のインタビュー発言などを基に、SSイレブン問題などについて記者さんらと情報交換。「武田は辞めるとも、続行するとも言ってなかったですね」「でも発言のニュアンスから推測すれば、続行ということなんかな?」「『また帰ってきます』って言ってましたしね」など、それぞれの解釈に基づく声が聞かれました。

そうしている内に、7Rの締切時刻が近づいてきました。今節の運試しとして、初勝負することにしました。

7Rは細切れ4分戦。本線はE片寄雄己率いる南関3車ですが、ライン2車ながらも自力型が並んだ近畿2車も人気を集めていました。近畿勢を応援したいところでしたが、C三谷竜生マークのA川村晃司が、前日の二予Aで慣れない番手戦を失敗していただけに、ちょっと手が出ない感じもしました。

結局私は、南関の番手H新田康仁を中心に、3番手@松坂英司と茨栃の2車(B芦沢大輔−F神山雄一郎)を絡めたものと、九州2車(G松岡貴久−D井上昌己)とB芦沢を絡めた、2通りの4車BOXを買いました。

3日目7R車券

3日目7R車券


レースは、九州2車が飛び出し前受け。周回中の隊列は、九州2車−茨栃2車−近畿2車−南関3車の順。青板HS(残り3周)からE片寄雄己が上昇してC三谷竜生を一旦押さえるが、そのまま踏み込んでハナに立つ。赤板HS(残り2周)で、三谷が踏み上げて主導権取りを狙うも、片寄もペースアップして雁行状態。片寄マークのH新田康仁は追走に窮し、三谷に番手を割り込まれてしまう。ただ、三谷マークのA川村晃司も三谷を追走できず、新田に捌かれ後退。前団がもつれる中、最終HSからG松岡貴久が捲り発進すると、1センターで捉えて後続を千切って行く。結局、松岡マークから直線差し交したD井上昌己が1着で、松岡が2着になる。3着には九州2車を追いかけた新田が続く。

最初に買ったのレースで車券が当たり、幸先の良いスタートを切りました。SスポーツのI記者に的中車券を見せて「やりましたわ〜」とプチ自慢です(ヘッ、偉そ〜に)。続いて8Rといきたいところですが、調子に乗ってバカスカ買うと、いつもの大転落モードに戻ってしまいそうです。そこで車券勝負を控えて、場内見学することにしました。


(その2に続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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