2014年01月29日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 大宮GV「倉茂記念杯」&取手FT 寄り道で都電荒川線も(そのD)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。去る1月21日(火)に開催された大宮競輪場の「東日本発祥65周年記念・倉茂記念杯」最終日と、翌22日(水)の取手競輪場・FT開催初日へ「自腹出張」したリポート。今回は6回シリーズの5回目です。

ちょっとヘビーに、都電荒川線の「撮り鉄&乗り鉄」を楽しんだ私。取手に昼過ぎに着く予定が、1時半を回ってしまいました。

常磐線特別快速を降りて、改札を抜け駅前から無料バスに乗ろうとしましたが、なんとバスが発車した直後。次のバスが来るのが15分後で、待つのももどかしい(関西弁で言う『イラチな』)私は、前回11月の取手記念自腹出張の際に通った道を逆にたどって、競輪場まで歩いて行くことにしました。恐ろしいもので、こんな時は元気になるんですね…(苦笑)。

競輪場に向かう道すがらは、かつて商店街だったところでしょうか、果物屋さんや呉服屋さん、金物屋さんなどが通りに沿って並んでいました。そして10分ほど歩いたところ、競輪場への進入路の入口に、競輪場のゲートがお出迎えです。

取手競輪場 進入路ゲート

取手競輪場 進入路ゲート

ゲートには、以前の取手競輪場のマスコットキャラクター「りんたろう」が描かれています。ちなみに「りんたろう」は、現在のマスコットキャラクター「バンク」のおじいさんにあたる設定だそうです。

そして前夜、上野ではみぞれが降っていましたが、取手は雪だったようで、日陰にはまだ雪が残っていました。

日陰には前夜の雪が残っていました

日陰には前夜の雪が残っていました


正門のコインゲートを抜けて、競輪仲間のS女史と合流。8Rの脚見せが終わっていることもあって、早速、車券予想に取りかかります。

8Rは、D藤田勝也が引っ張る近畿・中部勢に、@小原唯志が率いる関東勢、E加美山隆行が先頭の北日本勢という、3車ずつのきれいな3分戦です。101期在校1位で和歌山記念でも負け戦で健闘した小原の先行を受けて、マークする立川記念決勝3着のH佐久間仙行が交わすと、青競は予想を立てています。実際、関東筋の車券が人気の中心で、佐久間の差し目H→@が3倍を割り、小原の押し切り目@→Hも4倍台、さらにライン3番手のF白岩大助への突き抜けとなる@→Fも7〜8倍とこの3車絡みで売れきっています。

こうなると狙い目も何もなく、取りあえずは関東3車@HFBOX車券を本線として入れますが、H⇔@→Fになると、あまりの低配当に目も当てられません。そこで、加美山の仕掛けから突っ込むA有坂直樹・C小林孝文の北日本突き抜け2車に、関東番手の佐久間、さらには近畿番手のG郡山久二を絡めた強烈大穴4車BOXを購入。さらには和歌山応援車券として、D藤田の2車単アタマ・ヒモ総流し車券も仕込みました。

8R車券

8R車券


レースを見ようと、前回同様3〜4コーナースタンド上段に上がると、旧3〜4コーナースタンドが防護ネットに包まれています。S女史曰く「恐らく取り壊しになるんじゃないですかね?」とのこと。

旧3〜4コーナースタンドは取り壊し中のようでした

旧3〜4コーナースタンドは取り壊し中のようでした


今年5月の全プロ開催に向けての準備なのでしょうが、新しいスタンドが建てられるのを期待したいですね。

すると、8R出場の9選手がバンクに姿を現しました。序盤の周回では、バンク脇(金網脇)まで降りて、藤田選手に「藤田〜、応援に来たぞ〜! 頑張れよ〜!」と声を掛けました。

レースは、そのD藤田が、号砲で誘導員を追いかけて前受けです。周回中は、近畿・中部3車−北日本3車−関東3車の順。赤板HSから@小原が踏み上げようとしますが、E加美山も併せようという動きで、小原を前に出させません。ジャン前2角で加美山が藤田を叩いてハナを切るも、ジャンから小原が一気にスパートして先行態勢。小原は、最終2角では中団以降を完全に千切って全速先行です。

8R 最終3コーナーの攻防

8R 最終3コーナーの攻防(シャッターのタイミングが悪くて、スタンド屋根の柱に隠れていますが…)
快調に先行する@小原をH佐久間−F白岩がマーク追走。E加美山・D藤田は捲り返しに出る



関東3車で上位独占と思いきや、最終2角から捲り追い込んだ藤田が直線鋭く伸びて強襲し、1着に飛び込んで来ました。写真判定になった2〜3着争いは、小原を交わした佐久間が2着を確保し、小原が3着に粘りました。

藤田の勢いが良かったため、オーロラビジョンに流れるスーパースローを確認しなくても大丈夫でした。むしろ2着争いがドキドキもの。佐久間なら5千円つけますが取りガミ、小原なら7千円台でチョイ浮きです。ところが佐久間が微差交わしていて、ちょっとガッカリ。2車単5千円台を取っておきながら“ガッカリ”だなんてゼイタクにも程がありますが、どうかご勘弁下さい。

でも和歌山の選手が大本命を打ち破っての1着ですから、取りガミでも気分は上々です。レース終了直後、また金網脇まで降りて「藤田〜、エエぞ〜! 明日も頑張れよ〜!」と声を掛けました。この勢いで残り3レースも的中の連続で、久々の大勝利をつかみたいものです。

そこへS女史が一言「山本さん、お昼食べました?」 実は、上野駅の中にあるパン屋さんで菓子パンを2つほど買って、電車の中で食べましたが、駅から競輪場まで歩いてきたこともあって、早くも空腹状態に(早っ!)。そこで、前回の取手記念参戦の際に食べたマグロの握りが忘れられず、メインスタンド1コーナー寄りの食堂に行って、握りを注文することに。しかし、お姐さんから残念な言葉が。「あら、握り、もう売り切れちゃったわよ」

車券を外したのと変わらないくらいのショックを受けましたが、お姐さんが救いの手を差し伸べてくれます。「手巻き寿司ならあるわよ」 握りは次の機会に譲るとして、マグロの手巻き寿司を注文しました。

マグロ手巻き寿司 200円也

マグロ手巻き寿司 200円也


なかなか立派な手巻き寿司ではありませんか。しかもお値段が1貫200円とリーズナブル。すばらしい!! もちろんあっという間に完食。「競輪場グルメはこうでなくっちゃね!」と大満足の私です。

手巻き寿司を頬張りながら、9Rの予想に入ります。9Rは細切れ4分戦。E利根正明率いる九州3車が先行濃厚で、F田中孝彦が前の静岡2車、H上田隼が引っ張る中部2車、G女屋文伸が前回りの関東2車が、それぞれ捲り返すという構図です。

利根の積極性は買えるものの、九州ライン全体の総合力はやや不安が残ります。専門紙も本命視していましたが、やはり近歴絶好調の田中の一発捲りが魅力。そして番手を回るB丸山啓一もマークならしっかりしていると見て、本命の低配当を覚悟でF→B流しと、Fアタマの2〜3着筋違い&挟み目流しを基本に、田中が先行に回って直線失速した場合、丸山の交わし目もあるだろうとB→F流しも仕込みました。

9R車券

9R車券


そして記念競輪では早い者勝ちで座れなかった、新メインスタンド2階の一般席に腰をかけ、発走を待ちます。

レースは、序盤の並びが関東2車−中部2車−九州3車−静岡2車の順。赤板HSでF田中が踏み上げて正攻法のG女屋を一旦抑え、さらに踏み上げハナを切ります。ジャンでH上田が叩こうとするところ、さらに外踏み込んだE利根がカマシ先行。中団4番手を確保した上田は最終2角から捲り発進を仕掛けると、これを追いかける形で田中も後捲りに出ます。

9R 最終バックの攻防

9R 最終バックの攻防
ジャンガマシを決めたE利根に、最終2角4番手から捲ったH上田が迫る。F田中は6番手から追撃態勢を整える。



上田は3コーナーで先頭に立つも、これを捲り追い込んだ田中がゴール前鋭く伸びて1着。上田が2着に粘り、田中マークのB丸山が3着を確保しました。

本命車券の挟み目ながらも、上田をハナからオミットしていたため大ハズレです。「上田、和歌山記念では全然アカンかったのに、何でここで復活するねん?」と、またまたボヤキ屋さんに変身です。

そこでS女史が一言「気分転換と流れ変えるのに、何かもう一品食べたらどうです?」 マグロの握りが食べられず、満腹度合いがイマイチだったこともあって、腹の虫押さえに何を食べようか、S女史と二人で場内を物色。取手競輪場では、おおよそ後半レースの時間から投げ売り(単品メニューがほとんど)が始まり、「は〜い、ミニカレーが100円ですよ〜!」「フライドポテト、唐揚げも100円!」などと、お姐さん達の威勢のいい掛け声が場内に響きます。

私もS女史とともにアジフライを購入。大ぶりで揚げたてのフライを二度漬け禁止のソースに浸すと、何とも言えない良い香りがしました。

アジフライも食っちゃいました 1つ100円也

アジフライも食っちゃいました 1本100円也


あまりの美味しさにもう一本買おうかとも思いましたが、お腹のたるみを考えてこれで一応打ち止め。良い感じの満腹感に「お〜し、これでラスト2レースは当たったも同然や!」と、それまで以上に気が大きくなってしまいました(バカ)。いよいよ大宮・取手“自腹出張”の総決算に入ります。


(その6・最終回に続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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