2014年01月26日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 大宮GV「倉茂記念杯」&取手FT 寄り道で都電荒川線も(そのA)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。去る1月21日(火)に開催された大宮競輪場の「東日本発祥65周年記念・倉茂記念杯」最終日と、翌22日(水)の取手競輪場・FT開催初日へ「自腹出張」したリポート、今回は6回シリーズの2回目です。

あらかた場内見学をしたところで、いよいよ車券モードに突入しようとしたところ、4Rの発走時刻となりました。メインスタンド1コーナー寄りの金網脇で観戦です。

4Rは徹底先行不在のメンバーで、C柿澤大貴が率いる関東・北日本3車が主導権で、F樫山恭柄が前回りの西日本2車などが捲り、H大西健士が自在に立ち回るという構図です。専門紙はタテヨコ自在な樫山に本命の◎が付けられていました。

レースは、正攻法から関東・北日本3車−南関3車−単騎のG木村直隆−西日本2車の順で周回。ジャン前2角からF樫山がイン切り気味に前を抑え、他のラインが次々と切り替え、C柿澤は7番手まで下がります。樫山が流していると、最終HSから柿澤が一気に叩いて先行します。叩かれた樫山は@関戸努を捌いて3番手を確保。中団以降がもつれる中、樫山後位に切り替えたH大西が直線中割って1着。柿澤番手のA川村昭弘が僅差の2着、樫山が3着を確保しました。

ラインで考えれば3車ともバラバラで、3連単は4万円台の高配当です。真っ先にこの言葉が頭に浮かびました。「これ、取れてたんちゃうんか〜?」

先手ラインの番手選手、点数上位で立ち回りが巧みな追い込み型、タテ脚強力な自力自在型での決着は、4車BOX好きの私には格好の組み合わせです。

ちょっぴり悔しい思いを引きずりながら、5Rの予想に取りかかります。D箱田優樹の先行1車で、@佐野梅一・E山田隼司・B越智展孝が捲り返すという構図。箱田は車券の軸には十分ですが、番手マークのA小沼良は前日落車しているためオミット。穴狙いの私らしく、佐野の捲り、同じく捲り追い込む越智とマークのF石山直哉を絡めた4車BOX車券で勝負です。

5R車券

5R車券


レースは、正攻法から四国2車−北日本・埼玉3車−単騎の@佐野−単騎のC山内大作−岐阜2車の順で序盤は周回。赤板2角からE山田が上昇すると、箱田を抑えます。最終HSから山田がさらに踏み込み先行勝負に出ます。箱田は追い上げて4番手を確保すると、最終2角から捲り発進。箱田マークのA小沼は千切れ気味で、3番手位置の山内が切り替えようとするところ、山田マークのH冨岡健一がブロックして、後続は混戦状態になります。

5R 最終3コーナーの攻防

5R 最終3コーナーの攻防
先行するE山田をD箱田が捲り去る。A小沼は千切れ、C山内とH冨岡が捌き合いで混戦状態になる。



捌き合いを横目に@佐野、B越智が好回転で捲り返します。結局、箱田が後方を千切って1着、捲り追い込んだ越智が2着に突っ込みました。そして、混戦状態を巧みにコースを縫って小沼が3着を確保しました。

正直、D→B→Fで取ったと思いました。「安くても最初のレースで当たりならエエか」と思いました。ところが、場内実況から「3着には小沼が突っ込んだか!」の声が。モニターのスーパースローで確認すれば、石山が突っ込みきれていません。「う〜ん、本線筋の挟み目(D→?→A)で良かったんか…」と、読みの甘さを痛感しました。

気持ちを切り替え、6Rの予想に移ろうとしましたが、時計の針は1時を指そうとしていました。さすがにお腹が空いてきました。ちょうど私がいた3号スタンドの裏に、キッチンカー屋台の臨時コーナーが設けられていました。

キッチンカー屋台コーナー

キッチンカー屋台コーナー


大阪名物いか焼きや、横須賀海軍カレーパンなどが並んでいましたが、やっぱり「B−1グランプリ」ゴールドグランプリに輝いたこれが目を引いて、買ってしまいました。

富士宮やきそば特盛

富士宮やきそば 特盛パック 600円也


モチモチの太麺に肉かす、キャベツが入っていて、イワシの削り粉がトッピングされているのが特徴の「富士宮やきそば」です。公式認定品を示すオレンジ色のラベルも貼られています。私が買ったものには桜エビもトッピングされていました。当然のことながら、あっという間に完食です。

おいしかった〜!!


満腹になって眠くならないうちに6Rの予想に取りかかります。ライン構成は2車ずつの4分戦+単騎が1車です。D早坂秀悟の先行を、C伊原克彦・G田中勝仁・H山田英明が捲り返し、単騎のE柳詰正宏が総力戦という流れです。だた、各自力型は先行の決まり手もあることから、駆けた選手のハラ一つで波乱の可能性もあります。

専門紙「赤競」が本線に推している山田−A紫原政文の九州ラインは、山田の近歴がイマイチということから、若干割り引いて考えました。和歌山記念に出走してまずまずの結果を残した田中−小埜の千葉ラインを軸に据え、九州2車や伊原を絡めた4車BOX2通りで勝負です。

6R車券

6R車券


レースは、号砲で正攻法を押さえたF三谷政史がC伊原を迎え入れ、序盤は近畿2車−D早坂−マークの@橋本強−千葉2車−九州2車−単騎のE柳詰の並びで周回です。赤板HSからH山田が上昇すると、これをG田中が追走し、さらに柳詰も切り替えていきます。ジャン前BKで山田がイン切り気味にハナを切ると、田中が叩き、さらにジャンで早坂が叩いて出ます。そして最終HSから田中が叩き返しに出ると、早坂マークの橋本が千切れ、番手に田中がはまる展開に。すると今度は最終BKから、山田が前団のもつれを見て捲り発進。三谷もこの3番手に切り替えます。

6R 最終3コーナーの攻防

6R 最終3コーナーの攻防
先行するD早坂を最終BKから捲り返したH山田が捉える。この3番手にF三谷が切り替え追走する。



結局、山田をマークしたA紫原がG前交わして1着になり、山田が2着。切り替え追走して迫った三谷が3着になりました。

A→H→Fは3連単で万車券(1万370円)。それも典型的な3着穴の組み合わせです。小埜が4着でしたが、三谷と振り替わっていたら取りあえず元返しになるところでした。「九州勢に展開恵まれたなぁ」と、諦めともボヤキとも取れそうな独り言を残して、ハズレ車券をゴミ箱に捨てます。

そうしている内に、バンク内の特設ステージでは、決勝戦の特別選手紹介が始まりました。

決勝戦出場選手特別紹介

決勝戦出場選手特別紹介


敢闘門から登場した今節のベスト9が、バックスタンドに向かって決意表明します。当然、地元で本命を背負っている平原康多と、番手マークの藤田竜矢には、地元ファンから大声援が贈られます。ラッキーボールの投げ入れもあり、グッズ(クオカードか?)欲しさに移動することも考えましたが、500バンクならではの移動距離の長さを考えて、今回は見送りました。

「クオカードも欲しいけど、今欲しいのは『当たり車券』や」(バカ!)と、自分に(無理矢理)言い聞かせ、7Rの予想に取りかかります。

7Rは3車ずつのきれいな3分戦。G小原太樹が率いる南関3車の先行を、@西村光太が前の中部・近畿ライン3車、H石丸寛之が率いる瀬戸内3車が捲り返すという構図です。小原をマークするのはD石毛克幸−B萩原孝之で、それぞれの近歴もまずまずです。ただ本線扱いの瀬戸内勢は、石丸が和歌山記念で準決を除いて3勝を挙げ、続くA香川雄介−F小川圭二は捲り不発でも急所で突っ込んで来そうです。そこで、まずはこの3車をBOXで絡め、穴車券は石毛・萩原を軸に、瀬戸内ラインの前2車や西村を絡めた4車BOX2通りを買いました。

7R車券

7R車券


レースは、A香川がSを取り、瀬戸内勢が前受けです。中団に中部・近畿3車、後方に南関3車という並びで、赤板HSを一列棒状で通過しました。そこからG小原が上昇し、まずは@西村を押さえます。そして最終HSから小原が先行態勢に入ると、西村はこれを追わず、前受けのH石丸が難なく4番手を確保します。最終BKから西村が捲りを仕掛けると、石丸は3角過ぎのギリギリまで貯め、併せながら捲り追い込みに出ます。


7R 最終3コーナーの攻防

7R 最終3コーナーの攻防
G小原の先行を、番手のD石毛は車間を切って後方をけん制。@西村の捲りに併せてH石丸が捲り追い込もうとする。


結局、番手から出た石毛が、内に切り込んで来たA香川のコースを締めると、直後でF小川とE山本貴喜が落車。それを横目に、石毛後位のB萩原が突っ込み1着で入線。そして石毛が2着、石丸が3着でそれぞれ入線しました。

当然、4コーナー審判から赤旗が揚がって審議となりました。

7Rは審議に

7Rは審議になりました


落車審議は、前回の千葉FUで苦杯を舐めさせられています。「審議対象は、2着到達のA番と、着外のD番です」の審判放送に、悪夢がよみがえります。ただ失格・繰り上がりが発生しても、2車同時失格は考えにくいだけに、ABDHBOX車券の当たりは確保されたようなもので、あとは組み合わせだけです。するとまもなく審判放送が。

「A番・D番選手はいずれも失格には至りません。D番選手は…」

「助かった〜」

セーフだという確信はありましたが、やっぱり結果が出るまでは心配でした。でもB→D→Hは3連単で5千円強。またまた取りガミ(投資額より払い戻しが少なく、損をすること)となってしまいました。「石毛失格なら、B→H→Aで2万円強やったのに…」とボヤキも出ましたが、そうはいっても、立派なこの日の初当たり。しかも失格審議でセーフになった訳ですから、ここから上昇気流に乗っていきたいところです。

8Rも3車ずつの3分戦で、地元のG相川永伍が先頭の関東3車が先行し、A佐藤朋也が前の北日本・南関3車と、B湊聖二が前回りの瀬戸内3車が捲り返す流れが濃厚です。しかも相川は、連日最終HSからの先行で動きも良く、主導権取りは十分期待できそうで、相川マークの@金子真也にも食指が動きます。ただ専門紙は、大宮巧者のF筒井敦史を本命視しています。

そこで、捲りに回る2つのラインの先頭・番手にあたるBFとAEの4車BOXを基本に、アタマに来れば意外な好配となる@金子から手広く流すことにしました。

8R車券

8R車券


レースは、号砲直後こそF筒井が正攻法に位置するも早々に下がり、インを進んだ関東ラインが正攻法に落ち着きました。序盤は、関東3車−瀬戸内3車−北日本・南関3車の順。赤板HSからA佐藤朋が上昇してジャンまでG相川を押さえ続けます。誘導待避後、佐藤朋がハナを切って後方の仕掛けを待ちますが、湊も相川も動かず、最終HSから佐藤がハラをくくって先行勝負です。最終2角から湊が捲り発進すると、好回転で前団に迫り、3角であっさりと先頭へ。立ち遅れた相川は湊の捲りを追いかけますが、車間が詰まりません。

8R 最終3コーナーの攻防

8R最終3コーナーの攻防
A佐藤朋の先行をB湊が捉えて先頭へ。G相川も捲り追い込みで前団に迫る



結局、湊マークの筒井が余裕で差し切って1着。湊が2着に粘り、最終3角で筒井後位に切り替えたH和泉田喜一が3着を確保しました。
ちなみに差のある4着にはE佐藤慎太郎、5着に佐藤朋とあって、「和泉田、何いらんことすんねん…」と、またまた恨み節炸裂です。しかもこのレースも3着穴車券となって、3連単F→B→Hは万車券です。

あと一歩が詰め切れず、またまたハズレ。7Rの当たり車券で戻ってきた払戻金を、そっくりまるまる勝負しましたが、パーです。500バンクらしい決着といえばそうなんでしょうが、初めから想定していなければ行けません。「また立川の時みたいに、ATMへ直行か?」と、不安が先立ってきましたが、「上がり3ホール」となる9〜11Rで、何とか一つでも多く当てたいところです。


(その3へ続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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