2013年11月23日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 取手GV「水戸黄門賞」 この当たり車券が目に入らぬか〜!(そのC・最終回) ※プレゼント告知あり

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。去る11月12日(火)に取手競輪場の「開設記念・水戸黄門賞」最終日へ「自腹出張」した様子の4回シリーズのリポート、今回が最終回です。取手土産プレゼントの告知もありますよ。

勝負レースで大ハズレを喰らい、やっと当たったレースは取りガミ(投資額より払戻額が少なく、当たり損をすること)になるという、良くない流れのまま終盤戦を迎えました。

10Rは、決勝進出を逃した@村上義弘(京都)が、D脇本雄太(福井)に前を任せ、3番手を好調の西岡正一(和歌山)が固める近畿ラインが本線です。南関・東京ライン3車の先頭が近歴調子イマイチのC五十嵐力(神奈川)、瀬戸内2車の前回りがH友定祐己(岡山)、単騎で回るE山口貴弘(佐賀)と、いずれも捲り指向です。ファンの大多数が「脇本が先手を取りさえすれば、村上のレース」と読んでいるのでしょうか、2車単差し目の@→Dは2倍前後、突き抜けの@→Fが6倍前後のオッズです。

「ハズしたくはないし、さりとて取りガミも避けたいし…」と、いろいろ逡巡した結果、3連単の村上アタマ流しを基本に、近畿3車D@FBOX、そして5倍を切る@→D→Fと、10倍を前後する@→F→Dを分厚く仕込みました。

レースは、誘導以下、南関・東京−瀬戸内−単騎の山口貴−近畿の順で周回。赤板HSから上昇した脇本が、まず正攻法の五十嵐を押さえ、ジャン前2角からハナを切ります。ジャン過ぎ2センターから友定が巻き返しに出ますが、3番手の西岡の横で行き脚が鈍ります。これを見てB齋藤努(東京)が自力発動で応戦しますが、脇本番手の村上は車間を切って後方の動きに備えるという、ほぼ本線ラインの流れです。

10R 最終BKの攻防

10R 最終BKの攻防
目イチの先行を仕掛けるD脇本を@村上が車間を切って追走。B齊藤が自ら捲り発進



結局、内外両方を巧みにケアしながら差し込んだ村上が1着、脇本が逃げ粘って2着。そして3着には友定マークから、齊藤などを捌きながら直線伸びたA小川圭二(徳島)が3着に飛び込んできました。2車単が@→D210円とダントツの一番人気に終わりましたが、3連単が@→D→Aで2540円のまずまずの3着穴車券。このレースに限っていえば、ほんの僅かだけですがプラス計上です。

10R車券

10Rの車券 このレースだけでいえば、ほんのちょっぴり浮きました


しかしながら、ここまでトータル2万4千円ほどのマイナス。なんとか最終レースで取り返したいところですが、朝からメンバー表を見るたびにため息をついていました。それもそのはず。「Gレースの決勝で、これほどの実力差があって良いのか?」という声が出てしまうほど、ライン差の激しいメンバー構成でした。

その最終11R・決勝は、ライン構成が2分戦+単騎が1人というもの。F新田祐大(福島)−@長塚智広(茨城)−H岡田征陽(東京)の東日本強力3車に、G石井秀治(千葉)−D成清貴之(千葉)−A勝瀬卓也(神奈川)−C大木雅也(静岡)−E栗原厚司(静岡)の南関5人ラインが挑むという構図。単騎のB柏野智典(岡山)も初手は東日本勢に付けると考えれば、実力・脚力・実績で圧倒する東日本勢が有利なのは明白です。

ところが10Rと同様、2車単は@→Fが250円前後、@→Hが470円前後のオッズ。3連単もそこから3着の相手探しで2千円〜4千円台。3着がC・Eなら、2万〜3万円台と跳ね上がりますが、展開を考えるとちょっと手が出ません。@→F→Hまたは@→H→Fはオッズが10倍を切るだけに、「この2組以外の可能性はあるのか?」を考えると、他の組番に手を出せません。ハナから穴狙いなら“ガン無視”でも良いのでしょうが、外れる可能性は極めて高くなります。でも絞って買うのも躊躇してしまいます。

そこで結局、@FHのBOXと、@→F→H、F→@→H、@→H→Fをかなり分厚く入れ、その上で組み合わせに期待して東日本F@と南関2車DAとの4車BOX、さらに2車単で南関ラインGDAの3車BOXに決めました。

11R車券

11Rの購入車券 これで勝負だ!


大本命決着ならまたまた取りガミで、最終収支がマイナスになることも承知の上での勝負です。これ以上の結果になるならば、「笑ろてな、しゃーない」と諦めもつきます。でもどんな結果になるのか、ドキドキものです。そうしている内に車券発売は締め切られ、出走9選手が夕陽を浴びながらバンクに姿を現しました。

11R「決勝戦」の9選手が入場

11R「決勝戦」の9人の選手が入場


まさに祈るように選手を見つめます。特に東日本ラインの3選手には、全国の多数の競輪ファンから熱い視線を贈られていたことでしょうし、地元記念Vがかかる長塚選手には大きな声援が飛んでいました。

レースは、号砲とともに内枠3車が飛び出しますが、@長塚が押し出されるように正攻法へ付き、F新田を迎え入れます。誘導以下の並びは、新田−長塚−H岡田−B柏野−G石井−D成清−A勝瀬−C大木−E栗原の順。前団に東日本勢、後方に南関という布陣です。青板3角(残り2周半)から石井が上昇し、新田を押さえます。ジャン前2角で誘導を交わした石井は、ピッチを落として新田を押さえ続けながらスパートのタイミングを図ります。

11R「決勝戦」 ジャン前BKの攻防

11R「決勝戦」 ジャン前BKの攻防
ハナを切ったG石井がピッチを緩めると、番手以降が外にふくれてF新田を押さえ続ける



南関ラインは番手の成清以降が外へ順々にふくれて、新田の行く手を阻む格好です。そしてジャン過ぎ2センターから石井が先行勝負に出ましたが、新田が最終HSから猛然と追い上げ、早めの巻き返しに出ます。そして新田が最終1センターで石井を捉えると、ライン3車が2角までにそっくり出切り、盤石の態勢を築きます。

11R「決勝戦」 最終BKの攻防

11R「決勝戦」 最終BKの攻防
新田のカマシが決まり、ライン3車がそっくり出切った関東3車が、最終主導権を握る



結局、番手絶好から抜け出した長塚が、新田をゴール寸前差し交わしてVゴールを駆け抜け、2着に新田、3着に岡田が流れ込み、本線ラインの上位独占となりました。それは同時に、大本命一番人気で決まった瞬間でもありました。

結局、決勝戦は大本命戦に終わりました

結局、決勝戦は大本命戦で決着


表彰式に登場した長塚は、晴れやかな表情とともに、GP出場権の賞金ランキング・ボーダーラインを争う浅井康太を引き離せたことで、心持ちホッとした顔つきに見えました。

優勝インタビューに答える長塚選手

優勝インタビューに答える長塚選手


地元選手の優勝にスタンドのファンは、車券の配当が安かったことは横に置いといて、素直に長塚選手の優勝を祝福していました。地元にこれだけの強豪選手のいる競輪場が、うらやましいですね。応援のし甲斐がありますよね。和歌山勢も、もっと頑張ってくれぃ!


結局車券の最終収支は、2万6千円ほどのマイナス。後半レースは的中したものの、本線ライン絡みの低配当のものばかり。ちょっと残念でした。でも、それ以上の大負けになる危険性があっただけに、それくらいでとどまってくれて助かりました。

そして帰りは無料バスに乗らず取手駅まで歩き、競輪仲間のS女史と駅前の串焼き屋さんで軽く反省会。そしてPM7時前に取手駅から常磐線に乗り、我孫子駅で別の競輪仲間H君と合流。そして成田線に乗り換え、成田駅まで3人でさらに反省会です。2年ぶりの再会ということもあって、「積もる話に花が咲いて」のつもりでしたが、途中でまたまたウトウトと…。ろくに話もできず、成田駅で「また立川GPでね!」と手を振って別れました。Sさん・Hくんゴメンね、見送りに付き合わせた上に寝てしまって。

そして成田空港20:55発のピーチで関空に戻り、リムジンバスに乗り換え(乗り換え時間がほとんどなく、乗り遅れそうになりましたが)、JR和歌山駅前に帰り着いたのがPM11時半でした。

慌ただしくて、さらにアクシデントいっぱいの日帰りでしたが、密度の濃い充実した自腹出張でした。来年、取手では全プロ記念競輪&競技会が行われ、リオ五輪出場を目指すナショナルチームだけでなく、寛仁親王牌の初日上位レースからのスタートを目指す選手による、熱い走りが見られそうです。その時に再度取手に赴いて、ガッツリ車券を取って「この当たり車券が目に入らぬか〜!!」と叫びたいですね。そして、あの中トロ握りをたらふく頂きたいものです。それを楽しみにしておきます。



★プレゼントのおしらせ


「自腹出張日記 取手」篇を、最後までご覧頂きありがとうございました。ここで、取手土産をブログ愛読者の中から抽選でお一人にプレゼントします。

取手競輪場リニューアルオープン記念Tシャツ(フリーサイズ)

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「砦の森のバンク」のキャラクターたちが勢揃いの、取手競輪場リニューアルオープン記念Tシャツをお一人にプレゼントします。


【必要事項】
○希望賞品名「取手競輪場Tシャツ」
○住所・氏名・年齢・電話番号
○番組「夕暮れわかちゃんCLUB」や当ブログに対するご意見・ご感想

【宛先】
○ハガキ…〒640−8577(住所不要)
      和歌山放送「夕暮れわかちゃんCLUB」ブログプレゼント係
○メール… keirin@wbs.co.jp (件名に「ブログプレゼント希望」と必ず記入)
      和歌山放送「夕暮れわかちゃんCLUB」ブログプレゼント係

【〆切】平成26年1月10日(金)必着

なお当選発表は、賞品の発送をもって代えさせて頂きます。皆様からのたくさんのご応募、お待ちしております。


(取手の巻 おわり)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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