2013年10月05日

「第36回近畿地区プロ自転車競技大会」が開かれました(前篇)

9/29(日)に、和歌山競輪場では13年ぶりの開催となる「第36回近畿地区プロ自転車競技大会」が開催されました。表彰式の写真を中心に大会の様子を2回シリーズでご紹介します。今回は前篇です。

地区プロ競技会は、競輪選手が1qタイムトライアルやスプリント、4q個人・団体追い抜きなどの自転車競技で、日頃の練習の成果を競うもので、毎年、全国8つの地区ごとに行われています。かつては運動会のような、ほのぼのとした雰囲気で行われていましたが、GT・寛仁親王牌の出場資格に「全プロ競技会出場選手」という項目があることから、近年は親王牌の「予備予選」的な意味合いが強くなっています。

私は音響・MC派遣の“出入り業者”として、競技会(近畿では、なぜか「近プロ」と略されることが多い)のお手伝いをさせて頂きました。AM8時過ぎから準備と打合せを慌ただしく行っていると、アッという間にAM10時に開門を迎え、AM10:15に競技が始まりました。

最初の種目・スプリント予選は、200mフライングダッシュのタイムトライアル。16人中、上位8人が決勝トーナメントに進みます。まずまず順当な結果となりました。予選通過選手とタイムを紹介します。

1位:筒井裕哉(兵庫)10秒600
2位:稲垣裕之(京都)10秒601
3位:松岡健介(兵庫)10秒649
4位:奥平充男(京都)10秒721
5位:西谷岳文(京都)10秒883
6位:野原雅也(福井)10秒906
7位:高久保雄介(滋賀)10秒924
8位:泉 利和(大阪)10秒982



続いて最初の決勝種目・4q個人追い抜きが行われました。優勝経験のある地元・和歌山の高田大輔が2組目で出走し、4分53秒957の好タイムでフィニッシュ。しかし今年5月の全プロでこの種目優勝の岡嶋登(大阪)が、4分48秒525の好タイムで優勝しました。全プロでの4分43秒台には及ばなかったものの、見事なタイムでした。


4q個人追い抜き表彰シーン

4q個人追い抜き 表彰シーン

1位:岡嶋 登(大阪、写真中)4分48秒525
2位:高田大輔(和歌山、同左)4分53秒957
3位:市村昌樹(兵庫、同右)5分06秒082



続いてケイリンの予選。3箇レース行われ、2着までが決勝にコマを進めます。

(1組)
@中野彰人(和歌山)
A北川紋部(福井)
B久米康徳(京都)
C中村一将(兵庫)
D三谷竜生(奈良)
E南 修二(大阪)
F金山栄治(滋賀)

<VTR>周回中の並びはD−E−C−@−B−A−Fの順。北川が金山を連れてイン切りに上昇するも、三谷が突っ張りそのまま先行。三谷が後続を完封して1着、マークの南が続いて2着。

1位:三谷竜生(奈良) 決まり手:逃げ 参考上がり:11秒175
2位:南 修二(大阪)



(2組)
@藤木 裕(京都)
A市田佳寿浩(福井)
B仙石 淳(滋賀)
C川木敬大(兵庫)
D稲川 翔(大阪)
E三谷将太(奈良)

<VTR>周回中の並びはD−C−E−B−@−Aの順。藤木が先行するべく上昇すると、正攻法の稲川がインで粘り、藤木マークの市田と競り合いに。藤木は後方のもつれを尻目に逃げ切る。2着争いは、競りの様子見をしながら外を伸びた三谷が制する。

1位:藤木 裕(京都) 決まり手:逃げ 参考上がり:11秒190
2位:三谷将太(奈良)



(3組)
@村上博幸(京都)
A東口善朋(和歌山)
B佐藤成人(奈良)
C前田拓也(大阪)
D澤田義和(兵庫)
E三谷政史(滋賀)
F高間悠平(福井)

<VTR>周回中の並びはE−D−C−@−A−B−Fの順。赤板から上昇した高間が積極的に先行して、最終HSは一本棒。最終BK5番手から村上が満を持して捲り返すと、2センターで高間を捉える。そして村上マークの東口が差し切って1着、村上が2着に残る。
                                             
1位:東口善朋(和歌山) 決まり手:差し 参考上がり:10秒826
2位:村上博幸(京都)



ケイリンの興奮さめやらぬ中、続いて2つ目の決勝種目・1qタイムトライアルが行われました。注目は、日本代表で今年の全プロ1qTT3位の、地元の若きエース・稲毛健太。稲毛が近プロ3年ぶりのVを果たすのか? それとも昨年Vの窓場千加頼(京都)の連覇か? 例年上位を賑わす伊藤保文(京都)・角令央奈(兵庫)の逆襲か? などと見どころいっぱいでした。
結局、稲毛が唯一1分4秒台を叩き出し、他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけ優勝しました。私が素人目に見ても、残り1周を切った1センター辺りの進入スピードは、明らかに他の選手とは違っていました。レース後の取材でも「体調も絶好調で、今シーズン最高の走りができました。アジアカップ(タイ)にも弾みが付きました」と笑顔いっぱいでした。


1qタイムトライアル表彰シーン

1qタイムトライアル 表彰シーン

1位:稲毛健太(和歌山、写真中)1分4秒768
2位:伊藤保文(京都、同左)1分6秒265
3位:角令央奈(兵庫、同右)1分7秒056



ファンサービス・昼休みを挟んで行われたスプリントの1/4決勝(準々決勝)、1/2決勝(準決勝)では、予選上位タイム選手が順当に勝ち上がりました。

(1/4決勝)
○1組 泉 利和(大阪)×−○ 筒井裕哉(兵庫) 参考上がり:11秒058
○2組 稲垣裕之(京都)○−× 高久保雄介(滋賀) 参考上がり:11秒290
○3組 松岡健介(兵庫)○−× 野原雅也(福井) 参考上がり:11秒011
○4組 奥平充男(京都)×−○ 西谷岳文(京都) 参考上がり:11秒108

(1/2決勝)
○1組 筒井裕哉(兵庫)○−× 西谷岳文(京都) 参考上がり:12秒120
○2組 松岡健介(兵庫)×−○ 稲垣裕之(京都) 参考上がり:11秒058

※いずれも左がインスタート


(後篇に続く)
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