2013年06月07日

Welcome! 「ガールズケイリン」が和歌山にやって来た!(そのB・最終回)

5/31(金)〜6/2(日)の3日間、和歌山競輪場では初となる「ガールズケイリン」が開催されました。「Welcome! 『ガールズケイリン』が和歌山にやって来た!」と題して、ガールズ和歌山開催の様子を紹介する3回シリーズ。今回はその3回目・最終回です。

○最終日 6/2(日)

梅雨入り直後で、連日天気が心配されていましたが、この日もどんよりとした曇り空ではありましたが、雨の心配は無さそうな空模様。
当日は、朝から「オールスター競輪」「ガールズコレクション京王閣ステージ」のファン投票が行われました。私も投票用紙をもらって、地元男子選手や、応援しているガールズ選手に一票を入れさせていただきました。

そうしていると、3R終了後に「ガールズ決勝出場選手 特別紹介」が行われました。プレゼントの投げ入れがされることもあって、多くのファンがスタンドに集まって来ました。

3日目 ガールズ決勝出場選手特別紹介

ガールズ決勝出場選手 特別紹介


記念競輪の決勝戦なみの取り扱いです。各選手に場内実況担当のWTV・中村アナが意気込みを尋ねます。

1番車 門脇選手

1番車 門脇真由美選手(大阪)


2番車 渡辺選手

2番車 渡辺ゆかり選手(山梨)


3番車 三宅選手

3番車 三宅愛梨選手(岡山)


4番車 松尾選手

4番車 松尾智佳選手(愛媛)


5番車 白井選手

5番車 白井美早子選手(大阪)


6番車 荒牧選手

6番車 荒牧聖未選手(栃木)


7番車 加瀬選手

7番車 加瀬加奈子選手(新潟)


インタビュー後、各選手は、出場選手のサインが入った「わかちゃんエコバッグ」を投げ入れてファンにプレゼント。getしたファンはもとより、ガールズ選手が間近に見られたことで、ファンの皆さんは大喜びの様子でした。

7R「ガールズ一般」の発走時刻・午後1時26分が近づくにつれ、ファンの数はうなぎ登りに増えていきました。メインスタンドは、記念競輪並みの来場者でふくれあがりました。

最終日 ファンの入りは記念並み

最終日のファンの入りは記念並み


そして7Rの選手が入場です。ここには決勝進出を逃したものの、人気の田中選手や実力上位の藤原選手が出走とあって、多くのファンが声援を送ります。

最終日・7R 発走直前

最終日7R「ガールズ一般」 発走直前


メインスタンドだけでなく、1〜2コーナー新スタンドの金網脇にも多くのファンが観戦していました。

1〜2コーナー新スタンドの金網脇にも鈴なりのファンが

1〜2コーナー新スタンドの金網脇にも鈴なりのファンの姿が


<レースVTR>
@野口・A田中・F明珍が飛び出し、枠順の利を活かした野口がS。周回中は、野口−明珍−田中−B藤原−E山口−C猪子−D青木の順。赤板HSから青木が踏み上げ、これに山口が追走。青木はジャン前BKで先頭に立ち、一瞬空いた番手に明珍がはまり込む。割り込まれた山口は最終HSで青木を叩くと、今度は青木が番手にはまる。そして藤原が最終BK立ち上がりから捲り発進し、最終2センターで前団を捉える。直線で藤原後位を回った猪子が鋭く伸びて、嬉しいデビュー初勝利。2着には猪子の後位から詰め寄った田中、3着は藤原。

最終日・7R 最終4コーナーの攻防

最終日7R「ガールズ一般」 最終4コーナーの攻防
最終BKで捲ったB藤原が逃げるE山口を捉えるも、後位追走のC猪子が早めの差しに構える。猪子後位のA田中も捲り追い込みに出る


猪子選手は、前場所の地元地区名古屋の最終日一般で2着に入るなど、今節参加したガールズ2期生4人の中でも、デビュー初勝利に近いと見られていました。そして藤原選手を追走しての見事な追い込み。今後は自力のさらなる強化が求められるでしょうが、中部地区から楽しみな選手が登場しました。
その猪子選手が、タオル投げ入れに登場。嬉しそうな笑顔をファンに振りまいていました。

最終日・7Rで1着の猪子選手は嬉しいデビュー初勝利!

猪子選手は嬉しいデビュー初勝利! タオル投げにも自然と笑顔が


そしてPM2時34分、いよいよ今回の「ガールズケイリン」のヒロインを決める決勝戦の選手が入場してきました。競走得点上位7人が順当に勝ち上がってきただけに、加瀬が筆頭格ながらも、展開一つで混戦になることも考えられるメンバー構成です。
頂上決戦のメンバーを一目見ようと、7Rよりも数多くのファンが、発走台脇から声援を送ります。

最終日・9R 「ガールズ決勝」発走直前

「ガールズ決勝」発走直前


<レースVTR>
号砲でA渡辺とB三宅が飛び出し、渡辺がSを決める。周回中は、渡辺−三宅−@門脇−C松尾−F加瀬−D白井−E荒牧の順。赤板HSで加瀬が上昇して行くと、後続の白井−荒牧も追走。

最終日・9R 「ガールズ決勝」ジャン前2コーナー

ジャン前2コーナー


抑えられた渡辺は突っ張る素振りを見せるも、ジャンで加瀬が発進。

最終日・9R 「ガールズ決勝」ジャン過ぎ3コーナー

ジャン過ぎ3コーナー


しかし加瀬後位の白井がさらに踏み上げ、加瀬を叩いて先行態勢に入る。加瀬は冷静に最終1角から番手捲りで応戦するも、これを目標に門脇が捲り返しに出る。

最終日・9R 「ガールズ決勝」最終バックの攻防

最終バックの攻防


加瀬のスピードはやや伸びを欠き、最終3角で門脇は加瀬の横まで来て、サイド・バイ・サイドの状況に。

最終日・9R 「ガールズ決勝」最終2センターの攻防

最終2センターの攻防


そして加瀬は一瞬前輪の頭を覗かせるも、門脇は直線に入り二の脚を繰り出し、ゴール寸前で加瀬を交わしてVゴールを駆け抜ける。2着には加瀬が残り、3着には加瀬後位の渡辺が流れ込む。


ゴール直前は、加瀬と門脇の差すか差されるかのマッチレースに、ファンから大きな声援・歓声・どよめきが交差して、大きなうねりとなっていました。それは加瀬の連勝が15、連続優勝が5場所でそれぞれ止まったことが理由なんでしょうが、まさに白熱の好レースだったと思います。そしてゴール後は、加瀬の先行を見事に追い込んだ門脇選手に大きな拍手と祝福の声が上がっていました。

そして表彰式では、おしゃべりがそれほど得意でない門脇選手が、嬉しさもあってか、よくしゃべってくれました。インタビュアーのWTV・中村アナの引き出し方もよかったですからね。

優勝インタビューに答える門脇選手

優勝インタビューに答える門脇選手


表彰式の記念撮影でポーズを取る門脇選手

記念撮影でポーズを取る門脇選手


「男子に比べてスピード感が乏しい」「上位と下位の差がハッキリしていて、車券的につまらない」などの声が、今なお聞かれるガールズケイリンですが、今回の和歌山開催を見ている限り、そういった懸念が徐々に払拭されているように感じました。レースは誘導のピッチを巧くコントロールすることで、ある程度出入りのある展開に持って行くことができましたし、中堅クラスやルーキー2期生の健闘で、車券的にもまずまずの配当を提供することができました。特に最終日は、2レースとも3連単が万車券。穴党にも楽しめた開催でした。何よりも全6レースともに、最終4角までで隊列がバラバラにならず、ある程度一団で直線に突入するという、競輪競走本来の姿が実現できていたことです。去年10月の京都向日町の観戦記で厳しいことを書きましたが、今後3期生、4期生と次々に力のある選手が登場していくなら、「ガールズケイリンの未来は明るい」と断言しても大丈夫だと感じました。
集客・車券売り上げが好結果だったこともあって、和歌山競輪場の担当職員さんも「この熱が冷めない下半期の早い時期に、ガールズケイリン2回目の開催を考えたい」と話していました。和歌山競輪場が「ガールズ 西のメッカ」となれるよう、私も応援を続けていきたいと思います。


(「Welcome! 『ガールズケイリン』が和歌山にやって来た!」の巻 おわり)
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