2013年03月30日

先週の答え合わせ(結果)

先週のブログヘボヘボ予想は、第66回日本選手権競輪(GT)の最終日11R「決勝戦」のヘボヘボ予想でした。

号砲でH深谷知広が飛び出し、正攻法(誘導員の直後)に収まる。周回中の位置取りは、深谷−単騎の@村上義弘−北日本5車−茨城2車の順。6周競走の決勝だけに淡々と周回が続くのかと思いきや、青板HS(残り3周)からE牛山貴広が上昇を始め、プレッシャーをかけられた北日本ラインの先頭D佐藤友和はスンナリ車を下げる。牛山は、青板BKで村上の後位(3番手位置)に収まるも一気に踏み込み、2センターで早くも誘導を交わす勢い。しかしこれを見た佐藤友も、叩き合いも辞さない構えで上昇していく。赤板HS(残り2周)を前に、佐藤友は誘導を交わしてハナに立つも、牛山が飛び付きの構えを見せる。すると北日本ライン3番手のF山崎芳仁が追走に窮し、茨城2車が北日本ライン3番手への割り込みに成功する。さらにジャンで牛山が捲りを仕掛けると、佐藤友番手のG菊池圭尚がブロックして対応し、牛山マークのA武田豊樹は車間を詰めて3番手位置を確保する。最終HS(残り1周)は、佐藤友が全力先行で後方を一本棒にして通過。そして最終BK立ち上がりから、満を持して菊地が番手捲りを仕掛けるが、車の進みは今一つ。そこへ乗っかっていった武田が、さらに捲りを放つもキレはイマイチ。今度は、武田後位を回っていた村上が、最終2センターから早めの差しに構えて直線へ。結局、村上が直線伸びきって、2年ぶり2度目となるダービー制覇のVゴールを駆け抜ける。2着には最終BKから捲り追い込んだ深谷が突っ込み、伸び返した山崎が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 @→H 2730円
 3連単 @→H→F 17890円

青板HSからハイピッチで進むレースで、まさに消耗戦の様相でしたが、村上の立ち回りの巧さがVを引き寄せました。各選手がそれぞれの持ち味を活かした好レースでしたが、惜しむらくは、山崎が赤板HSで牛山に割り込まれて中団からの仕掛けになったことでしょう。
まず優勝した村上は、序盤は深谷後位に位置して流れを窺っていましたが、牛山の動きに合わせて武田の後位へ切り替えていきました。結果、これが功を奏して、武田の捲りを追走しての差し切りにつながりました。それほど脚を使わず最後に爆発したのは、村上の流れを読む力と脚力という2つのパワーが融合した故でしょう。しかも前日のコメントで「深谷の番手は魅力だが、これまで世話になった近畿の若手の気持ちや、ファンの期待を裏切る」と話して単騎を選択しましたが、村上のポリシーを守る“男気”が、優勝へと流れを作ることになりました。その男気に感動して、ファンの気持ちも村上を後押ししたことでしょう。これでGPの出場権を獲得しましたが、これに安心せず、村上のもう一つのポリシーでもある「ファンの期待に応える走り」を見せ続けて欲しいと思います。
2着の深谷は、前団を見すぎた感があります。常識外れのハイペースに「限界を超えたレースだった」とレース後話していたそうですが、最後方まで下げたからには、むしろ前団・中団のもつれを見ずに先に仕掛けるのもあっても良かったかと思います。準決で常識外れの勝ちっぷりを披露した深谷でも厳しかった今回のファイナル。しかし今年のGTはまだ続きます。必ずモノにして、GTウイナーとしてGPに出場して欲しいと思います。
3着の山崎は、赤板で踏み遅れて牛山に割り込まれたのが全てでした。グランドスラムに向けて万全のライン構成で臨んだ決勝ですが、4.33にギヤ上げしたのが裏目に出たのかもしれません。しかも武田に先捲りを喰らってからも車は伸びず。ハイペースで脚色が一杯になったのでしょうが、それは他の選手も条件はイーブン。ならば、ゴール前もう少し迫って欲しかったように思いました。「簡単にグランドスラムはさせてもらえませんね」とコメントしていましたが、それがあるからまた1年間頑張れると信じて、これからのレースに臨んで欲しいと思います。
4着に終わった武田も見せ場は作りましたが、最後の最後で失速してしまいました。牛山がお膳立てした3番手位置から捲り上げて一度は先頭に立ちましたが、村上が交わしにかかった時にはもう失速し始めていました。本来なら、ゴール寸前まで村上とサイド・バイ・サイドになりそうなところでしたが、坐骨神経痛の影響なのでしょうか、捲り発進の際のキレは本来のものではありませんでした。しかし体調不十分にもかかわらず、決勝までコマを進めたんですから、さすがと言うほかありません。今後は体調と相談しながらになるかもしれませんが、トップグレードの舞台で活躍し続けてくれることを期待します。
そして敗れはしましたが、牛山が見せたアシストぶりは、大いに評価したいと思います。前日のコメントで「師匠・武田さんの迷惑にならないように、やるべきことはただ一つ」と話していましたが、「ライン2車で先行は厳しいだろうし、どういう動きを見せてくれるのかな?」と思っていました。それが、青板HSから北勢にプレッシャーをかけ、山崎が踏み遅れると3番手に割り込み、決死の先捲り。菊地に止められるのもある意味計算ずくで、それによって前団をさらにペースアップさせ、武田に労せず前々踏ませるという、見事な師弟連携を見せました。単純に先行して番手捲られるという形ではなく、自在型の牛山らしい“死に役”だったかもしれません。これで武田が表彰台を確保できなかったのは、牛山にとって残念の一言でしょうが、次につながるGT初決勝だったでしょう。FTの優勝候補にとどまらず、ステップアップした牛山の走りに今後期待したいと思います。
さて今週の番組は、明日の岸和田FT「西日本カップ IN 岸和田」最終日・11R「S級決勝」の見どころ&ヘボヘボ予想をお送りします。当ブログへのアップは夜8時半頃の予定です。また、番組内容や予想・結果などについてのコメントがございましたら、どうぞ遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想の結果
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