2013年01月19日

「和歌山グランプリ」ブログヘボヘボ予想4連戦の答え合わせ(結果)

「開設63周年記念・和歌山グランプリ」(GV)は、武田豊樹選手(茨城)の優勝で幕を閉じました。当ブログでは開催期間中連日、ヘボヘボ予想を掲載しましたが、予想した4日間延べ8レースを振り返ってみましょう。

○1/12(土)

【9R 初日特選】
号砲で飛び出したA三宅伸がSを決め、H阿竹智史を迎え入れる。周回中の位置取りは、正攻法から、瀬戸内2車−近畿・中部3車−南関2車−埼京2車の順。赤板HSでB岡田征陽が上昇して正攻法の阿竹を抑えると、これを追走しようとE鈴木裕も踏み上げるが、これを阻まんとD藤木裕も併せて出ようとする。ジャン前BKで岡田が正攻法に収まると、鈴木がこれを叩き、さらに藤木が叩いて出ようとする。藤木は3番手位置を巡って岡田と競り合うと、最終1センターで藤木が踏み勝って3番手位置を確保。ところがこのもみ合いに藤木マークの@東口善朋が千切れて、8番手まで後退する。鈴木が快調に飛ばすも、最終BKで藤木が前団に追い付いた勢いでそのまま捲りを仕掛けると、3角過ぎに前団を捉えて先頭へ。これを追いかける形で阿竹が後捲りに出るも、3番手位置で脚色が一杯になる。結局、後続を振り切った藤木が1着になり、2着には阿竹の捲りを追いかけた東口が突っ込んで、“現地集合”のラインワンツーを決める。3着は阿竹が確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 D→@ 460円
 3連単 D→@→H 4660円

【10R 初日特選】
号砲で@小岩大介・A武田豊樹・G吉村和之の3車が飛び出すと、武田がSを決めて正攻法に収まる。周回中の隊列は、正攻法から関東2車−ライン3番手のD齋藤登志信−九州3車−中部別線で単騎のE岩見潤−中部2車の順。レースは早くも青板3角から動く。8番手位置からB小嶋敬二が上昇して正攻法の武田を抑えようとするも、武田は下げて小嶋が正攻法に入れ替わる。小嶋を追いかけたC松川高大がジャン前BKでハナに立つと、ここへ岩見が切り替え追走する。松川はニラミを利かして後方の仕掛けに警戒すると、ジャン過ぎ2センターからスパート。中団5番手は、外に武田、内に小嶋で並走となるも、最終1センターから武田が一気に捲り上げる。武田のスピードは超抜で、逃げる松川を番手でマークのF小野俊之に何もさせず、ライン3車が最終3角で捲り切ってしまう。結局、そのままの勢いで武田が1着になり、マークのH稲村成浩が2着、3番手の齊藤が3着に流れ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 A→H 280円
 3連単 A→H→D 770円

【11R 初日特選】
序盤の位置取りは、正攻法から関東2車−南関2車−北日本2車−近畿3車の順。赤板HSを過ぎて、H脇本雄太が一気に上昇を見せると、G荻原尚人も内で併せつつ脇本を前に出させる。ジャン前で脇本がハナに立つとやや流し(ペースを緩めること)ながら、後方からの仕掛けがないがニラミを利かせる。4番手以降は外が荻原、内が下げたC上原龍で並走となる。最終HSを迎えると脇本が全速スパート。4番手の競りは荻原に軍配が上がり、上原マークのF神山雄一郎が荻原の後位に切り替える。このもつれを見て最終2角過ぎからB五十嵐力が捲り追い込みに出ると、好回転で前団に迫る。車間を切って後方をけん制していた脇本番手の@村上義弘は、五十嵐をブロックしながら踏み込むと、そのままの勢いで1着になる。2着はブロックを受けながらも直線伸びた五十嵐、3着は横一線を制した近畿ライン3番手のD三谷将太が確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 @→B 2730円
 3連単 @→B→D 13740円


○1/13(日)

【11R 優秀「熊野古道賞」】
号砲直後はややけん制状態も、E五十嵐力が誘導員を追いかけ、ライン先頭のD阿竹智史を迎え入れる。序盤の並びは、阿竹−マークの五十嵐−近畿4車−関東2車−ライン3番手のF齋藤登志信の順。レースは青板2角から動きを見せ、B武田豊樹が上昇するとH藤木裕が車を下げて、中団と後方が入れ替わる。そして赤板HS(残り2周)を迎え、やおら武田が上昇するも、藤木が一気に叩いて誘導も交わして先頭へ。さらにジャン前BKで、藤木は早くも全速スパート態勢に入ると、後方は隊列一本棒となり、武田は5番手、阿竹は8番手でそれぞれ脚を貯める。最終1角から阿竹が先に捲りを仕掛けると、武田も合わせて踏み込む。すると車間を切って後方の様子を見ていた、藤木後位の@村上義弘が番手捲りに出る。村上が武田を捌きながら前へ踏み込むと、村上マークのA東口善朋も併せてけん制する。結局、武田は最終4角で失速し、村上がそのままの勢いで1着に入る。2着には最終3角から内をすくって直線さらに伸びた五十嵐が飛び込み、村上に続いた東口が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 @→E 4250円
 3連単 @→E→A 17240円


○1/14(祝・月)

【9R 準決勝】
号砲で@東口善朋とB阿竹智史が誘導を追いかけると、阿竹が前受けし、さらにC守谷陽介を正攻法に迎え入れる。初手の周回は、瀬戸内2車−近畿3車−南関・関東4車の順で並ぶ。青板3角(残り2周半)からA鈴木裕が上昇を見せると、F脇本雄太は一旦車を下げて後方へ。鈴木は中団3番手に収まり、中団と後方が入れ替わる。鈴木は赤板1センターから踏み上げ、脇本を前に出させないように早目の仕掛けを見せる。しかし脇本も中バンクを追走し、最終HS(残り1周)で鈴木を捉えて先頭に躍り出る。そしてマークの東口まで出切ったものの、ライン3番手のG池田智毅は鈴木に捌かれて後退する。しかし最終BKに入った脇本はさらにぐんぐん加速し、東口と鈴木の車間がみるみるうちに開いていく。結局、仕掛けた勢いそのままに脇本が逃げ切って1着になり、マークの東口が2着に流れ込む。3着は、鈴木後位から切り替えて前団を追いかけたH五十嵐力が確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 F→@ 570円
 3連単 F→@→H 1600円

【10R 準決勝】
号砲直後は若干けん制状態も@神山雄一郎とA小野俊之が誘導員を追いかけると、小野が正攻法に収まり、即席ライン先頭のF小嶋敬二を迎え入れる。周回中の並びは、小嶋−マークの小野−関東3車−単騎のC池田良−近畿2車−ライン3番手のE小橋秀幸の順。このレースも動きが早く、青板2角からG中野彰人が上昇して、武田にフタをする(内に押し込める)。中野のラインに池田が切り替え追走し、中団3番手以降はジャン前2角辺りまで並走が続く。ジャン前BKを迎え、中野がペースアップして前団に迫ると、正攻法位置の小嶋が突っ張る構えを見せる。さらに踏み込んだ中野はジャン過ぎ2センターで先頭に立ち、小嶋は3番手に収まる。中野の全速スパートに呼応して、武田が最終HSから一気に巻き返しを図るべく上昇。そして武田は車間の若干空いた3番手に割り込むと、内から再度盛り返そうとした小嶋をケアしながら、最終1センターから捲り返しに出る。中野マークのB三谷将太がブロックするも、武田は構わず踏み込み最終3角手前で先頭へ。そしてマークする神山の追撃を振り切り、武田が1着、神山が2着になる。そして3着には、神山を目標に捲り追い込みを仕掛けた池田が突っ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 D→@ 210円
 3連単 D→@→C 3330円

【11R 準決勝】
号砲で@村上義弘・B上原龍・H萩原孝之の3車が誘導員を追いかけ、内枠を活かして村上が正攻法に収まる。そしてF藤木裕を正攻法に迎え入れる。周回中の隊列は、京都2車−3番手のG山田晃久−関東2車−南関2車−北日本2車の順で並ぶ。このレースもまた動きが早く、E五日市誠が上昇すると、藤木は車を下げ、五日市は正攻法に収まる。そして赤板HSからC上野真吾が踏み上げ藤木を抑えると、上原も外バンクを踏み上げ、ジャン前BKでハナに立つ。上原がジャンからペースアップを図ろうとするところ、藤木も一気に踏み込んで前団に迫る。しかし藤木は上原と脚色が合ってしまい、3番手の外で五日市と並走になる。そして踏み勝った藤木は、最終2角から一気の捲り返しに出ると、3角では先頭に躍り出る。一瞬車間を空けて様子見していた藤木マークの村上も、改めて踏み上げ連携状態を取り戻す。ところが村上後位へ、五日市マークのA齋藤登志信が切り替えると、最終2センターから早めの踏み出しを見せ、直線では村上のけん制をかいくぐって1着になる。2着には村上が入り、3着には藤木が粘りこむ。

<結果・払戻金>
 2車単 A→@ 9730円
 3連単 A→@→F 44380円


○1/15(火)

【11R 決勝戦】
号砲直後は若干けん制状態になるも、F脇本雄太が誘導員を追いかけ、正攻法に収まる。さらに@ 村上義弘らが上昇すると、脇本は正攻法位置を外して車を中団まで下げる。周回中の位置取りは、京都2車−ライン3番手のE池田良−近畿2車−茨栃2車−ライン3番手のC齋藤登志信−単騎のG五十嵐力の順。青板2センター(残り2周半過ぎ)からA武田豊樹が上昇する素振りを見せると、これを阻まんとする脇本が車を外に持ち出して、武田の動きをけん制する。そして赤板HSを迎えると、正攻法のD藤木裕が早くも誘導を交わして一気にペースアップを図る。さらに武田が前との車間を詰め、この結果、脇本は外に浮く形になる。外並走の脇本はジャンから巻き返しを図るも車は前に進まず、むしろ池田に阻まれてしまい最終HSで失速、後退する。藤木番手の村上は、車間を空けて後方からの仕掛けをけん制。そして最終1センターから武田が捲り返しに出ると、併せて村上も番手捲りで応戦。最終3角で武田が村上に追い付くと、最終4角までサイド・バイ・サイドのツバ競り合いが続く。そしてゴール寸前踏み勝った武田が「和歌山グランプリ」2年ぶりのVゴールを駆け抜ける。2着には村上後位から中割り気味に伸びた池田が突っ込み、村上は3着に終わる。

<結果・払戻金>
 2車単 A→E 15220円
 3連単 A→E→@ 55720円

各レースとも上位陣がそれなりの結果を残しつつも、伏兵・ダークホースの選手たちも大いに健闘し、見応えのあるレースを見せてくれました。とりあえず決勝に限って、感想を述べさせて頂きます。
優勝した武田は、昨年末の「競輪GP」で村上に敗れたリベンジを果たすという目標で和歌山に乗り込んで来ましたが、持ち前の豪脚でリベンジを果たしました。優秀戦で喰らった京都勢の番手捲り作戦を、決勝ではパワーで粉砕しました。村上に並びかけると、素晴らしい勝負根性で先着を許しませんでした。また脇本に対しては、先行する素振りを見せて車間を詰め、スピードに乗りきらせないまま他派に捌いてもらうという、ある意味“頭脳プレー”を見せました。今年も武田を中心に輪界が動いていくのか、と感じさせられた決勝戦でした。
敗れはしたものの、村上の迫力ある走りはさすがでした。連日、脇本や藤木といった若手先行選手に前を任せる展開でしたが、4走とも番手捲りや後方の仕掛けに巧みな対応を見せるなど、GPチャンピオンの責任を果たそうとする意気込みを感じさせるレース内容でした。そして決勝戦で見せた、武田とのSS班の意地とプライドをかけたつば競り合いは、「和歌山グランプリ」史上に残るベストバウト(名勝負)として、ファンの心に深く刻まれることでしょう。
そして脇本についてですが、武田の陽動作戦にまんまと引っ掛かった感じです。「武田が仕掛ける前に出ていきたい。しかし藤木が既にペースアップしているのに、今出ていけば単に踏み合いになって武田の利になるだけ」という意識が、外へ車を振るけん制の動きに現われていました。しかし内を突かれてしまうと、自分のタイミングで仕掛けられなくなるだけでなく、ヨコの動きも対応できる武田に捌かれるのを待つだけです。結局、強引な仕掛けになってしまい、墓穴を掘ってしまいました。藤木・武田を意識すればするほど自分のレースをさせてもらえない、厳しいレースだったと思います。今後もこういった番組(メンバー構成)になることもありえます。良い経験として、今後に活かしてもらいたいですね。
地元記念Vの期待がかかった東口は、脇本不発の時点で「万事休す」でした。今節は、先行選手に付いて行っただけの勝ち上がりでしたから、本人もイマイチ納得していないことでしょう。地元記念というプレッシャーのかかる開催でしたが、新たな課題も出てきたことでしょうから、これを克服して今後につなげていって欲しいと思います。

さてさて、ヘボヘボ予想4連戦は、今年も延べ8レース中5レース的中。しかし去年と違って、配当的には安いところがほとんどでした。 初日11Rのみ4ケタ配当で、あとは大本命の3ケタ配当。優秀戦はウラで高配getできず、という悔しい結果に終わってしまいました。これにめげず、今後とも皆様のご期待に添えることができるような予想をして参りますので、当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて今週の番組は、「山本ディレクターのレース観戦記」として、「和歌山グランプリ」の決勝を実況録音で振り返りながら、レースで感じたままをおしゃべりしたいと思います。なお明日の静岡記念(GV)2日目11R・優秀競走「ちゃっきり賞」のブログヘボヘボ予想のアップは、夜8時半頃の予定です。
またいつもお願いしていますが、番組内容や予想・結果、さらに今回は競輪中継に関するご意見・ご感想などについて、コメントがございましたら遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想の結果
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