2012年12月08日

先週の答え合わせ(結果)

先週のブログヘボヘボ予想は、第54回競輪祭(GT)の最終日11R「決勝戦」のヘボヘボ予想でした。

レースは号砲で@山口幸二・B成田和也・D武田豊樹が飛び出し、枠順の有利を活かして山口がSを決めると、正攻法にC藤木裕を迎え入れる。序盤の位置取りは、中近2車−単騎のG後閑信一−福島2車−茨栃4車の順で、GT決勝6周競走の周回を淡々と重ねる。隊列が崩れたのは、残り2周半の青板3角。武田が上昇を見せると、赤板HS(残り2周)で早くも誘導を切って先頭へ躍り出ると、ここへ成田も追走する。藤木は7番手まで車を下げるも、1センターから巻き返しに出ると、ジャン3角で武田を捉えて先行体勢に入る。武田は下げて4番手を確保。そこへ成田が早めの捲り返しに出るも、武田マークのA長塚智広に最終HSと1角の2度にわたる厳しくけん制を喰らうと、失速して前に出られない。後方のもつれを尻目に武田が最終2角から捲り返しに出ると、藤木をマークする山口や3番手追走の後閑にブロックする暇を与えず、最終3角で完全に前団を捉える。結局、武田が追いすがる長塚を振り切ってVゴールを駆け抜け、自身4度目となるGT優勝を決める。2着には長塚が続き、3番手を追走した成田に切り替えてゴール前鋭く伸びたH飯嶋則之が3着に食い込んだ。

<結果・払戻金>
 2車単 D→A 930円
 3連単 D→A→H 10420円

武田の巧みなレース運びと爆発的なスピードが目立ったファイナルでした。まずは赤板HSで誘導を切って先頭に出たことで、藤木に「そのまま先行されるかも」というプレッシャーを与えました。さらに藤木を出させる際に少しスピードを上げて出切るための脚力をより多くロスをさせ、その上でマーク陣が対応できないくらいの高速捲りを仕掛けました。前夜のコラムで私は「長塚らのアシストをするかも」と書きましたが、いい意味で裏切られました。やはりGT決勝、取りに行くという姿勢が十二分に見えた走りでしたし、これだけレベルの高いレースをされると、他派は手のつけようがないでしょう。賞金ランキングトップでGPを迎えますが、GP制覇&賞金王へ爆走を期待したいと思います。
長塚は2着にこそ終わりましたが、武田をマークする立場として十分な仕事ができたと思います。巻き返しに出る成田を2度にわたってけん制し、武田を捲り返すタイミングを作るとともに、ラインとしてのアシスト役を果たしました。長塚のこのレースでの動きは、私がいつもブログで述べている「競輪のラインはチームプレー」を表しています。競輪祭2連覇はなりませんでしたが、見事な準Vだったと思います。
また成田は、前に出て行く以上は、武田の所まで行って欲しかったです。武田と中団争いをしてつぶし合いになることで、仮に成田自身は大敗することになっても、伏見が大外を捲り上げることが可能になり、そのアシストができたかもしれません。先に記した「ラインのチームプレー」という考え方からすれば、駆け出すタイミングが中途半端でした。もう少し早く出て行くか、武田の捲りに乗って行ける所まで突っ込んでいくという作戦でもよかったかと思います。
藤木は思い切った先行策に出ましたが、GT初優出の若さそのままをぶつけたレースぶりで、今後に期待の持てる内容でした。今後も村上兄弟や近畿のマーク陣を従えてのレースが続くでしょうが、この日のレースを見て、さらに信頼度が増したことでしょう。
最後にその藤木をマークした山口ですが、翌々日の4日に現役引退を発表しました。競輪祭のシリーズ中、勝利選手インタビューでもヤマコーの口から冗談やリップサービスは聞かれず、いつもとは違う雰囲気がTVの画面を通しても感じられました。藤木がライン2車でも先行したのは、その気配を感じていたからかもしれません。“引退レース”は何もできずに武田に捲られ、7着という結果に終わりましたが、ヤマコーらしいラストランだったと思います。こういった話には、必ず「まだまだやれるのでは?」という言葉が聞かれますが、引き際を決めるのは本人の自由ですし、その引き際が鮮やかであればあるほどプロスポーツの世界ではファンの記憶に残る選手になることでしょう。ボロボロになる前に、記録と記憶に残る選手であることをヤマコーは選択したのですから、我々競輪ファンは引退後のヤマコーを温かく見守ってあげるべきだと思います。

さて、今週の番組は、明日の佐世保記念2日目11R・優秀競走「佐世保バーガー賞」の見どころ&ヘボヘボ予想をお送りします。当ブログへのアップは夜8時半頃の予定です。
また、番組内容や予想・結果などについてのコメントがございましたら、どうぞ遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想の結果
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