2012年01月14日

「和歌山グランプリ」ブログヘボヘボ予想4連戦の答え合わせ(結果)

「開設62周年記念・和歌山グランプリ」(GV)は、山田裕仁選手(岐阜)の優勝で幕を閉じました。当ブログでは開催期間中連日、ヘボヘボ予想を掲載しましたが、予想した4日間延べ8レースを振り返ってみましょう。

○1/8(日)

【9R 初日特選】
正攻法から周回中の位置取りは、群馬2車−単騎のB園田匠−マークのE内藤秀久−北日本2車−マークの@鈴木誠−中部・近畿2車。赤板HSでC稲川翔が上昇して正攻法のD木暮安由を抑えると、さらに上昇してきたG早坂秀悟がジャン前から叩き先行。すると稲川が番手に飛び付きF伏見俊昭と競り合いを演じる。中団がもつれ合う中、木暮が最終1角から早めの捲り返しに出ると、最終BKで先頭に立つ。木暮が押し切るかに見えたものの、番手絶好のH兵藤一也が差し切って1着。木暮は2着に粘り、切り替え追走した鈴木が3着に突っ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 H→D 3540円
 3連単 H→D→@ 47770円

【10R 初日特選】
周回中の隊列は、正攻法から中部2車−近畿2車−単騎のE村本大輔−西日本2車−北日本2車の順。青板2角から早々に上昇してきたH山崎芳仁が正攻法のA浅井康太を抑えると、浅井は下げ正攻法位置に山崎が収まって入れ替わる。今度は山崎の動きを追走したF佐々木則幸が山崎を抑えると、山崎も車を下げる。これで佐々木が正攻法に収まって、隊列は各ラインが間隔を空けながら、縦長の一本棒でジャンを迎える。佐々木がジャン4角まで誘導を使ってペースを上げずにいると、空いたインをA浅井康太がすくって4番手を確保し、村本は業を煮やして6番手位置に切り替える。結局、最終主導権は佐々木が奪い、最終HSから@川村晃司が捲り上げるも、車は前に進まず中団で失速。浅井が最終3角から捲って反撃に出るも、佐々木番手のB合志正臣が厳しくけん制。最後は合志が鋭く伸びて1着。浅井後位から内を突っ込んだG有賀高士が2着に入り、接戦の3着争いは浅井が制して優秀戦へのキップを確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 B→G 35860円
 3連単 B→G→A 162600円

【11R 初日特選】
正攻法から茨栃2車−九州2車−神奈川2車−近畿2車−単騎のG梶應弘樹の順で周回を重ねる。赤板HSを迎えても動く気配がなく、隊列は一本棒のまま。1センターからH井上昌己が踏み上げインを切ると、C五十嵐力も上昇してさらにインを切る。@武田豊樹もインをすくってイン切り合戦に加わる。このもつれに乗じて、ジャン3角からA脇本雄太が一気にペースアップしてハナに立つ。五十嵐は4番手を確保。巻き返しに出た武田は、五十嵐後位のE白戸淳太郎を捌いて中団5番手を確保すると最終BKから捲り上げる。ところが武田のカカリが悪く、3番手の横で脚色が一杯になる。番手絶好のF市田佳寿浩が差し切ったかに見えたが、4番手から五十嵐が好回転で突っ込み1着になる。市田は2着に終わり、3着にはインを突っ込んで伸びたD十文字貴信が中割り気味に強襲し、このレースも波乱の決着となる。

<結果・払戻金>
 2車単 C→F 6860円
 3連単 C→F→D 106960円


○1/9(日)

【11R 優秀「熊野古道賞」】
@浅井康太がSを取り正攻法に収まる。周回中は、中部2車−単騎のD市田佳寿浩−マークのA合志正臣−関東3車−南関2車の位置取り。青板3角からE五十嵐力が上昇して正攻法の浅井を抑えると、浅井は下げ、五十嵐が正攻法に入れ替わる。浅井の動きを追走してF木暮安由が上昇する。ジャン前BKで、今度は市田が上昇してインを切ると一気にペースダウン。今度は浅井が市田を叩いてハナに立つも、イン切り気味の上昇のためか、こちらもペースを上げず。最終HSから木暮が踏み上げていくと、浅井が腹を括って先行勝負に出る。木暮は結局番手へ追い上げマークのような形になり、G有賀高士と激しく競り合う。競りは木暮に軍配が上がるも、有賀が下がっていく際に木暮とハウス(車輪が接触)し、有賀は大きく外へ飛んでいってしまう。捲り上げようとした五十嵐は、これが邪魔になり、捲りが不発に終わる。木暮後位に切り替えていた市田が捲り追い込みに行くも車の出は今一つ。結局、木暮と浅井の間を中割り気味に突っ込んだ合志が鋭く伸びて1着になり、木暮が2着となる。3着には最終BKで合志の後位に切り替えて直線伸びたH十文字貴信が食い込む。

<結果・払戻金>
 2車単 A→F 11800円
 3連単 A→F→H 136990円


○1/10(祝・月)

【9R 準決勝】
初手の周回は、北日本3車−中部・近畿3車−関東2車−単騎のE山口貴弘の順で並ぶ。赤板HSで@木暮安由が上昇し、正攻法のH早坂秀悟を抑える。木暮はジャン前BKからハナに立つもペースを上げず、下げた早坂も巻き返しのタイミングを図るべく、駆ける素振りを見せずペースダウン。この動きを見たD浅井康太がインをすくって、前団に追い出しをかける。ジャン過ぎの4角でも早坂がスパートの動きを見せないことに、木暮は業を煮やして先行策に出る。これに合わせて早坂も一気にスパートして、前団は雁行状態に。主導権争いは木暮に軍配が上がり、早坂は番手のB大槻寛徳に入れてもらうも、中団がゴチャ付く。その流れを見た浅井が、最終2角から番手のA市田佳寿浩と3番手のG西岡正一を引き連れて一気に捲り上げると、最終3角過ぎに木暮を捉えて先頭に。結局番手絶好の市田がゴール寸前浅井を交わして1着。浅井は2着に粘り、千切れそうになりながらも食らい付いて行った西岡が3着に流れ込み、うれしい地元記念決勝進出を果たす。

<結果・払戻金>
 2車単 A→D 630円
 3連単 A→D→G 3410円

【10R 準決勝】
正攻法から東日本2車−熊本2車−近畿・中部3車−福島2車の順で周回を重ねる。赤板HSでH脇本雄太が上昇して正攻法のC五十嵐力を抑えると、五十嵐は下げて4番手位置を確保する。脇本は完全スパートではないものの先頭に立つと、後方を一本棒の状態にしてジャンを迎える。最終HSになって脇本が全速先行に入るも、8番手位置のF山崎芳仁が車間を切って捲り上げのタイミングを図るだけ。最終2角から山崎が捲り上げ最終2センターで4番手位置まで来るも、すでに失速気味。脇本番手から@東口善朋が出て行くも、4番手から山崎の捲りに合わせて踏み込んだ五十嵐が、直線強襲劇を見せて1着。東口と3番手から中割り気味に突っ込んだB有賀との2着争いは、写真判定の結果、タイヤ差こらえた東口に軍配が上がる。

<結果・払戻金>
 2車単 C→@ 3890円
 3連単 C→@→B 18270円

【11R 準決勝】
E佐藤和也がSを取り正攻法へ。周回中の隊列は、北日本3車−単騎のB山田裕仁−関東・南関3車−西日本2車の順で並ぶ。赤板HS前の4角からF園田匠が上昇し、早くも誘導を切ってハナに立つ。するとA武田豊樹も上昇して園田を抑え返そうとするも、武田は園田が下がらないのを見ると、佐藤が駆け出さないよう外バンクへけん制する。ジャンで武田がやおらハナを切って先行態勢に入ろうとするも、佐藤が一気の踏み込み。武田は佐藤を2センターで一度けん制するも、結局佐藤を送り出す。ところが佐藤番手のG和田圭が千切れ、武田には番手の位置が転がり込む形になる。下がってきた和田と武田ライン3番手のH鈴木誠、内をもぐっていった園田が3車併走して中団もつれあうところ、最終BKから武田が番手捲り。そしてこれを目標にする形で自力に転じた@佐々木則幸が捲り上げると、さらに佐々木後位に切り換えた山田が直線鋭く伸びて1着になる。2着には佐々木が入り、武田は3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 B→@ 9470円
 3連単 B→@→A 33870円


○1/11(火)

【11R 決勝戦】
号砲とともにA浅井康太とB武田豊樹がS取り合戦を見せるも、浅井が枠順を生かしてSを決める。その後の周回中に@東口善朋が上昇して正攻法位置を確保すると、H市田佳寿浩が上昇して正攻法に収まる。結局、周回中の位置取りは近畿3車−中部3車−東日本3車−単騎のF佐々木則幸の順で周回を重ねる。レースが動いたのは青板2センター。武田が上昇して浅井を抑えると、浅井はスンナリ下げて中団と後方位置が入れ替わる。さらに直後の1センターで市田が一気にペースダウンすると、武田が踏み上げてハナを切る。武田はピッチを上げず流していると、ジャンで浅井が一気に武田を叩いて先頭へ。武田は一瞬3番手位置のC有賀高士を捌く構えを見せたが、結局4番手に車を下げる。そこをすかさず市田が捲り上げて行くも、有賀に捌かれ万事休す。市田不発を受けて、今度は@東口善朋が捲り上げて行ったものの、最終3角で浅井番手D山田裕仁のブロックを受け、こちらも失速・後退。山田は4角から早めの差しに構えると、有賀を捌いて迫ってきた武田を抑え、Vゴールを駆け抜ける。直線迫った武田が2着、流れ込んだ有賀が3着を確保しました。

<結果・払戻金>
 2車単 D→B 2860円
 3連単 D→B→C 15970円

SS班3人を含むGT級の激突とあって、各レースとも見応えがありました。とりあえず決勝に限って、感想を述べさせて頂きます。
優勝した山田は、二予で武田に中割り捲りを決められたとはいえ、準決・決勝では見事な切れ味鋭い走りを見せてくれました。前検日から常に同級生・山口幸二選手のGP制覇について取材記者らから訊かれていましたが、顔色一つ変えず「取れるチャンスが来た時は、いつでも取れるような準備をしておくのが大切」と話していました。まさにV奪取のチャンスを自らの手でもぎ取り、Vそのものもあっさりとつかんでしまうのは、その周到な準備ゆえだった、というのがうかがえる連日のレース振りでした。去年は8回の優勝がFTのみだったことで、満足のいかなかった1年だったでしょうが、これをきっかけにGレース戦線でも、またV争いに絡んできて欲しいところです。
WGP2連覇がかかっていた武田は準Vに終わりましたが、さすがのレース振りを連日披露してくれました。初日こそ脇本の先行に展開負けしましたが、2日目以降はパワー・スピード・テクニックいずれもメンバー中随一であることを走りで証明しました。決勝も、絶体絶命のイン詰まりをギリギリまで我慢して有賀を捌いて直線勝負に持ち込んだのは、脚と捌きに自信がなければできません。悲願の競輪GP制覇へ向けての長い一年が始まりましたが、今年も武田から目が離せません。
7着に終わりましたが、浅井は自分の役割を十分果たしたと思います。レース前に行われた決勝出場選手特別紹介で、山田が「年寄りに優しい走りをしてくれれば」などと話して、ファンを笑わせていましたが、これはある意味、浅井に「お前の今日の役割を理解せよ」と暗にプレッシャーをかけていたと思われます。しかし徹底先行不在のレースで、ハナを切ることは大きい着になってしまうことにもつながります。それでも先行して、ラインをワン・スリーフィニッシュに持って行ったのは、浅井自身に力があることの裏返しでもあります。僅かの差で3着に終わった「競輪GP11」のリベンジを果たすためにも、今年の浅井はオールラウンダーの脚にさらなる磨きをかけなければなりません。しかし決勝の走りを見た限りでは、体調不安のある中であの走りができたことに、安心して今年も浅井のレースを見ることができそうです。
地元記念Vの期待がかかった東口・西岡ですが、イマイチ展開が向きませんでした。市田不発で、すかさず後捲りに出た東口ですが、山田に余裕を持って合わされてしまいました。西岡も2センターで中割り気味に飛び込んでいきましたが、佐々木とハウスして一瞬スピードが落ちたのが、ちょっともったいなかったですね。2人ともGV決勝に乗ったことで、これからのレースに自信が付いたことでしょうし、若手選手の良いお手本になりました。今年の和歌山勢を牽引してくれることにつながりそうな2人の優参でした。

さてさて、ヘボヘボ予想4連戦は、延べ8レース中5レース的中。しかも去年と違って、配当的にも十分エエところをgetできました! 初日・2日目はしょうがないとして、準決・決勝は全て的中。しかも準決11Rでは、穴軸の山田がアタマまで飛び込んできて万車券寸前の高配当。こんなことがあっても良いのでしょうか? これからも皆様のご期待に添えることができるような予想をして参りますので、当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて今週の番組は、「山本ディレクターのレース観戦記」として、「和歌山グランプリ」の決勝を実況録音で振り返りながら、レースで感じたままをおしゃべりしたいと思います。なお明日の大宮記念(GV)2日目11R・優秀競走「昇竜賞」のブログヘボヘボ予想のアップは、夜8時半頃の予定です。
またいつもお願いしていますが、番組内容や予想・結果、さらに今回は競輪中継に関するご意見・ご感想などについて、コメントがございましたら遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 予想の結果
この記事へのコメント
やりましたね!予想屋を本業と出来る内容ですね。年末から好調の波が来ているようですね!?
今後、予想に乗っていこうかな。
向日町観戦ツアー企画は、凄く頑張った内容ですね。バスに乗って連れて行ってもらうのに、参加費が千円!参加したい気分です。が、和歌山バイチャなので運動と取らさせていただきます。
大いに盛り上がって下さい!稲垣が止さそうかと・・・  ファイト!
Posted by 岸和田オヤジ at 2012年01月15日 00:20
岸和田オヤジさんへ

お褒めの言葉ありがとうございます。
ただし、こんなこと滅多にありませんので、予想に乗って頂いた時に的中すればいいんですけど…(苦笑)。
ファンCLUBの向日町観戦バスツアーは、1月のバイチャクラブと重なってしまいましたね。参加費1000円で来賓席(予定)からの観戦とは、滅多にないチャンスです。よろしければ、ぜひご参加下さい。
Posted by 山本D at 2012年01月15日 21:22
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