番組やファンCLUB会報で紹介しきれなかったインタビューの全てを、2回シリーズで掲載しています。今回は後篇です。
「A級のまんま」のレースに反省
山本(以下:山) その最近のレースでの反省点は?
椎木尾(以下:椎) 競走スタイルがA級のまんまですね。ちょっと油断して内すくわれたり、力がやっぱり足らなかったり、S級戦の慣れも必要だと思います。
山 その辺りの課題を克服するために何が必要だと思っているの?
椎 S級選手としてのスピードや一瞬の回転力がいるって思います。逃げ切りも決められるような自力兼備の自在屋を目指しているんで。今3.86のギヤも、4回転は無理でも3.9台に上げて戦えるようにしたいです。ただ大ギヤになると、作戦の幅が狭まってしまうんで、慣れてから実践に移そうと思ってます。
山 師匠の四元(隆弘)君や、練習グループの池田(智毅)君から、何かアドバイスは受けてるの?
椎 師匠は「頑張ってこい」とは言われますが、特にこれといって無いです。池田さんからは「練習と競走とで、やっていることが逆」って注意されています。岡本(新吾)さんとは、レースでの課題が見つかるごとに宿舎で「競輪教室」ですね。
山 なかなか厳しそうやね。他には?
椎 9月の福井FTで、岩見(潤)さん(三重・71期)から「S級の予選・一般戦では、流したらダメ。ハナを切ったら目イチ踏んで行け」と言われました。岩見さんには競輪学校時代にケイコを付けてもらったことがあって、それを覚えてくれてました。
同期・中野彰人の番手を回りたい
山 93期の同期には中野彰人選手がいて、既にS級、しかも1班で活躍していますが、意識はしているのかな?
椎 あまり意識はせずに、それでも「追いつけるように頑張ろう」と、気持ちを内に秘めてやっています。
山 S級で同じ斡旋になる可能性もありますよね。
椎 その時は、番手を回ってワンツー決められるように、もっと頑張りたいです。
【椎木尾拓哉 プロフィール】
■S60年8月26日生まれ■和歌山市出身■身長:167p、体重:72s■血液型:A型■2008年1月デビュー(四日市22F)■高3時、長崎インターハイ・ケイリン3位、全国都道府県大会・団体追い抜き優勝、静岡国体・少年男子エリミネーション2位。



