2020年01月17日

「和歌山グランプリ」ブログヘボヘボ予想4連戦・計9レースの答え合わせ(結果)

「開設70周年記念・和歌山グランプリ」(GV)は、広島・松浦悠士選手の優勝で幕を閉じました。当ブログでは開催期間中、臨時号も含めて連日ヘボヘボ予想を掲載しましたが、予想した4日間・合計9レースの結果を振り返ってみましょう。


○1/10(金)

【12R S級初日特選】
号砲でA村上博幸が飛び出してSを決め、正攻法にC稲毛健太を迎え入れる。周回中の位置取りは、近畿2車−北日本2車−東日本2車−瀬戸内3車の順。青板2センター(残り2周半過ぎ)からF松浦悠士が上昇して稲毛を抑えると、稲毛はスンナリ車を下げる。そして松浦を追走したB武田豊樹が一旦ハナを切るも、武田を追走したE菅田壱道が叩いて先頭に躍り出る。すかさず武田がインを切り直しに行くも、菅田も突っ張って2車が叩き合いの構図になる。しかしこれを見た松浦が一気にスパートし、カマシ先行策に打って出る。菅田を捌いた武田が4番手を確保するも、稲毛も早めの捲り返しで前団に迫る。ところが最終3角手前で稲毛は失速し、稲毛を松浦番手でけん制したD原田研太朗が抜け出して1着になる。2着は稲毛マークから直線伸びた村上が確保し、原田後位のH渡部哲男が3着に続く。

<結果・払戻金>
 2車単 D→A 2570円
 3連単 D→A→H 14200円


○1/11(土)

【9R S級二次予選A】
号砲で内枠2車が飛び出すと、積極的に誘導を追った@村上博幸がSを決め、D野原雅也を正攻法に迎え入れる。周回中の隊列は、近畿3車−宮城2車−ライン3番手のF勝瀬卓也−B松川高大−マークの広島2車の順。青板3角(残り2周半)から松川が上昇し、赤板HS(残り2周)で野原を抑えると、野原はスンナリ車を下げる。松川が先頭に立った赤板過ぎ1センターで、今度はH管田壱道が松川を叩いて先頭に躍り出る。菅田がやや流し気味でいるところ、ジャンを合図に野原が一気に菅田を叩いて、先行勝負に出る。そして最終1角から松川が捲り返しに出るも最終BKで動きが止まり、松川を併せながら菅田が捲り上げると、野原番手・村上のけん制を乗り越えて1着になる。2着は菅田マークのA大槻寛徳が続き、村上が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 H→A 1190円
 3連単 H→A→@ 2710円

【10R S級二次予選A】
号砲で@稲毛健太が飛び出し、Sを決めて正攻法に収まる。序盤の位置取りは、和歌山2車−ライン3番手のD吉村和之−関東3車−北日本3車の順。赤板HS(残り2周)を迎え、C庄司信弘が上昇して先頭に躍り出ると、A杉森輝大も追走し、正攻法の稲毛は車を下げる。庄司は流して(ペースをスローに落とすこと)後続の動きを警戒しつつ、ジャン過ぎ2センターから先行勝負。しかし最終HSから稲毛が捲り返しに出ると、庄司も併せてさらにペースアップ。しかし稲毛が最終3角手前で庄司を捉えて先頭に躍り出ると、稲毛番手のF東口善朋がゴール寸前交わして1着になる。2着には稲毛が粘り、3着には吉村が続いてライン上位独占を決める。

<結果・払戻金>
 2車単 F→@ 320円
 3連単 F→@→D 800円

【11R S級二次予選A】
このレースも号砲で内枠2車が車を出し、積極的に追いかけた@佐藤慎太郎がSを決め、H森田優弥を正攻法に迎え入れる。序盤の並びは、東日本4車−近畿2車−単騎のE小堺浩二−西日本2車の順。赤板HSからB原田研太朗が上昇して森田を抑えると、森田は後方へ下がる。原田に連れて上がったF川村晃司が、森田を抑えつつジャン前BKで先頭に躍り出るも、ジャンから森田が巻き返しに打って出る。川村もこれに反応し突っ張る構えを見せるも、最終HSで森田が叩き切って最終主導権を握る。森田が快調に飛ばす中、最終2角から原田が捲り返しに出ると、森田番手の佐藤のけん制をくぐり抜けて1着になる。2着には森田が逃げ粘り、佐藤は3着に終わる。

<結果・払戻金>
 2車単 B→H 3150円
 3連単 B→H→@ 6780円

【12R S級二次予選A】
号砲直後のお見合い状態からE池野健太が誘導を追いかけ、正攻法に収まる。序盤の位置取りは、単騎の池野−瀬戸内3車−南関3車−福岡2車の順。赤板HS(残り2周)で池野やD松浦悠士が後方の動きを警戒して、誘導やそれぞれの車間を開ける中、B林慶次郎がゆっくりと上昇しジャン前BKで先頭に躍り出る。叩かれた池野は3番手位置に納まると、H堀内俊介が早めの上昇を見せる。しかし松浦マークの@渡部哲男のけん制を受けて前に出られない。そうしている内の最終HSから松浦が捲り返しに出ると、渡部が離れてしまい、池野が松浦番手に切り替え追走する。松浦は最終2角過ぎで林を捉えると、渡部も自ら踏み上げて3番手まで追い上げる。結局、渡部が追い付いた勢いで、中割り気味に差し交わして1着になる。松浦が2着に粘り、林マークから渡部後位に切り替えたF大坪功一が3着に突っ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 @→D 570円
 3連単 @→D→F 3790円


○1/12(日)

【10R S級準決勝】
号砲でA東口善朋がポンと飛び出してSを決め、E池野健太を正攻法に迎え入れる。序盤の周回は、近畿3車−西日本4車−千葉2車の順で並ぶ。赤板HS(残り2周)から@加賀山淳が一気に踏み込んで正攻法の池野を叩くと、B松浦悠士も連れて上がろうとする。しかし池野−東口の抵抗もあって、再度後方に下がる。そして最終HS手前から池野が巻き返しに出ると、これを目標に松浦も再度捲り返しに出る。東口が番手捲りで抵抗するも、松浦は最終BKで先頭に立つ。そして松浦番手のD渡部哲男が差し交わして1着になる。松浦が2着、ライン3番手のH桑原亮が3着を確保してライン上位独占を決める。

<結果・払戻金>
 2車単 D→B 470円
 3連単 D→B→H 1430円

【11R S級準決勝】
号砲で飛び出したF村上博幸がSを決め、D稲毛健太を正攻法に迎え入れる。周回中の並びは、近畿・中部3車−東日本3車−西日本3車の順。青板BK(残り2周半手前)からC野田源一がゆっくり上昇して稲毛を抑えると、稲毛はスンナリ車を下げる。野田は流して後方の仕掛けを警戒するも、野田に連れて上昇して中団をに位置したH杉森輝大と、稲毛がにらみ合いのけん制状態となる。しかしジャン3角で杉森が前団に追い付くと、そのまま先行勝負に打って出る。しかし稲毛の巻き返しも早く、最終HSから捲り返しに出ると、最終BKで杉森を捉える。結局、稲毛番手の村上が鋭く追い込んで差し交わし1着になる。稲毛が2着に粘り、最終3角で中近ライン3番手の@吉村和之を捌いて切り替えたB大槻寛徳が3着に喰い込む。

<結果・払戻金>
 2車単 F→D 240円
 3連単 F→D→B 990円

【12R S級準決勝】
号砲でG新田康仁が飛び出してSを決めると、B森田優弥を正攻法に迎え入れる。周回中の隊列は、東日本2車−北日本3車−単騎のE渡邉晴智−西日本3車の順。青板3角(残り2周半)からA原田研太朗が上昇して、正攻法の森田を抑え込む。森田は車を下げて原田が正攻法に入れ替わると、ジャン前2角で菅田がさらに原田を叩いて先頭に躍り出る。しかしジャン前BKから森田が菅田を叩きに行くと、菅田ラインに付いていたE渡邉晴智が踏み上げて、森田番手の新田に飛び付いて競りを仕掛ける。この競りは渡邉に軍配が上がり、新田は3番手に下がる。これを見て最終HSから原田が捲り返しに出るも、最終BKで菅田が併せて後捲りで応戦し、原田の捲りは不発に終わる。森田が逃げ粘るも、直線で菅田が捉えてそのままの勢いで1着になる。2着には菅田後位の佐藤、3着にはライン3番手のC内藤宣彦がそれぞれ続き、ライン上位独占となる。

<結果・払戻金>
 2車単 F→@ 1070円
 3連単 F→@→C 4550円


○1/13(祝・月)

【12R S級決勝】
号砲でH村上博幸がポンと飛び出してSを決めると、正攻法にA稲毛健太を迎え入れる。周回中の位置取りは、近畿2車−北日本4車−西日本3車の順。レースの動きは早く、青板BK(残り2周半手前)からF松浦悠士が踏み上げ、正攻法の稲毛を迎えると、稲毛はスンナリ車を下げる。そしてジャン前2角でD管田壱道が松浦を叩くと、ペースをスローに落とす。菅田が流すのを見て、ジャンから稲毛が一気にカマシ先行に出ようと踏み上げると、菅田も突っ張って抵抗する。稲毛は最終1角で菅田を捉えると、叩かれた菅田は後位の@佐藤慎太郎に迎え入れられ3番手に収まる。これを見て松浦が最終BK7番手から捲り上げると、稲毛番手の村上が車間を空けてけん制するのも構わず最終4角で稲毛を捉えると、そのままVゴールを駆け抜ける。2着には松浦マークのB渡部哲男が続き、混戦状態をかいくぐって直線伸びた北日本3番手のC大槻寛徳が3着に飛び込む。

<結果・払戻金>
 2車単 F→B 510円
 3連単 F→B→C 8500円

平穏な中にも好配レースも混じった今回の「和歌山グランプリ」でしたが、稲毛のカマシ先行をSS班の力で捲り切った松浦が優勝しました。その決勝に絞って、感想を述べさせて頂きます。
「今年の目標はGP制覇」という高い目標を掲げた松浦ですが、幸先の良いスタートを切りました。連日、先行・捲りと持ち味の自力を遺憾なく発揮してのVだけに、値打ちがあります。S級初優勝の地・和歌山での記念Vで今後につながることでしょうが、6月に和歌山で開かれるGT「高松宮記念杯」でも、このレースの再現してくれるのを期待したいと思います。
2着には終わりましたが、渡部も連日、好調ぶりを披露しました。二予Aで千切れながらも、また準決では番手マークから、それぞれ松浦を差し交わしたシーンは今節のハイライト級だったとも感じました。松浦や原田、清水、太田など瀬戸内の強力自力・自在勢が成長を続ける中、大手を振って番手を回るためにも結果を出し続けなければなりません。このシリーズの走りを見る限りは、今年のさらなる活躍が期待できそうに感じました。
6着には終わりましたが、稲毛の思い切ったカマシ先行には、ラジオ中継本番中にもかかわらず私も熱くなりました。村上が車間を切って、ワンツー態勢しかも先行逃げ切りが見えていただけに、和歌山の競輪ファンの一人として残念の一言です。ただ地元記念の決勝だけに、大事に行きたかったでしょうけど、それを押し殺してライン2車にもかかわらずハラを括ってカマして行ったことに大拍手を送りたいと思います。この姿勢の先に、地元開催の「高松宮記念杯」優参という大きな夢の実現につながってくるものと、期待したいと思います。
今回の決勝は、この3車以外にも各選手が持ち味を活かした、WGP決勝史に残るベストバウト級だったと思います。6月の「高松宮記念杯競輪」で、さらにハイレベルなレースを見せてくれるのを楽しみにしたいです。

さてさてヘボヘボ予想4連戦は、今年も9レース中7レース的中。ただ的中したのは本命レースがほとんど。回収率は59.5%と、去年のWGP予想よりさらに回収率を下げてしまいました。回収率もさることながら、決勝は1番人気での決着を大ハズレしてしまいました。。本命を佐藤にするか松浦にするかかなり悩んだ結果での大ハズレで、残念でした。個人戦も、去年同様、最終日・終盤レースで連続ヒットが出たものの、4日間トータルは大きなマイナスに…。ただ去年も言いましたが、個人戦は置いといて、これからも皆様のご期待に添えることができるような予想をして参りますので、今後とも当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて今週の番組は、「和歌山グランプリ」の決勝を実況録音で振り返りながら、今シリーズのまとめを私が感じたままお話ししたいと思います。なお明日の和歌山ガールズFU・最終日12R「A級決勝」と、大宮記念(GV)3日目10〜12R「S級準決勝」の見どころ&ヘボヘボ予想のアップは、夜9時頃の予定です。
またいつもお願いしていますが、番組内容や予想・結果、さらに今回は競輪中継に関するご意見・ご感想などについても、コメント・ご意見がございましたら遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 14:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 予想の結果
この記事へのコメント
準決勝の怒りを山本Dに理解していただき、ありがたく思います。
一昨年の決勝、地元選手にフタをしたG選手には罵声の嵐だった和歌山バンク。しかし今回は私含めてわずかな客しか怒りをあらわにしないスタンドに 違和感を感じて帰路につきました。
競輪道が失われ 単なるスピードレースとして仁義なき戦いと化するなら、私には競輪の最大の魅力が失われるように感じます。
Posted by F1コタカ at 2020年01月18日 22:26
F1コタカさんへ

コメントありがとうございます。

恐らく、今回罵声が上がらなかったのは、静岡同士討ちがあまり人気していない選手同士で、しかも本線ラインで決着した故で、おととしのWGP決勝での地元ラインへの抑え込みとは注目度が違っていたからだと思います。
でもあのレースの静岡同士討ちは、流れの中だったかもしれませんが、今だもって不可解です。
Posted by 山本D at 2020年01月19日 18:50
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