2019年02月08日

福が来るガールズ選手は誰? 「ガールズケイリン」和歌山開催リポート(前篇)

和歌山競輪場では、2/2(土)〜4(月)の3日間、「ガールズケイリン 日本トーター杯(FU)」が開催されました。通算22回目となる和歌山ガールズ開催の様子を「福が来るガールズ選手は誰?」と題して2回シリーズでご紹介します。


○前検日 2/1(金)

前回(11月末)のガールズ開催から「開設69周年記念・和歌山グランプリ」をはさんで、早くも2ヶ月が経ち、次のガールズ開催がやって来ました。今回はガールズGP出場の尾崎睦や、ガールズコレクショントライアル出場組も参加ということで、上位陣は実力拮抗といった参加メンバーでした。

今回は開催中に節分・立春を迎え、暦の上では春となる訳ですが、私といえば「春眠暁を覚えず」ということで今回もまたまた寝坊してしまい(それは年がら年中でしょ!この大バカ)、少し遅れ気味に競輪場に到着しました。目に付いたガールズ選手をつかまえて取材を開始するのも、いつもの通りです(自慢する話じゃない)。

日野友葵選手

日野友葵選手(108期・愛媛)

ガールズ4期生、愛媛の日野友葵選手です。前回の四日市ナイターは決勝進出(4着)と健闘。「久しぶりの決勝でしたが、5・3で乗れたのはラッキーでした」とのこと。和歌山は初参戦ですが「他の選手から、風が強いというのは聞いて来ました」と、一応予備知識を入れての参加のようです。「しっかり付いて行きたいです」と上位進出への意欲も見せてくれました。


山本知佳選手

山本知佳選手(110期・和歌山)

地元の山本選手は、11月に続いて和歌山2開催連続の出場。昨年末の小倉では決勝2着、前回の四日市ナイターでも決勝進出(5着)と、ひと頃に比べて調子が戻っているのが見て取れます。ただ、笑顔にやや冴えが見られず、尋ねてみると「直前で体調を崩してしまって…。胃が痛くて…」と、ちょっと心配なコメントも。そのためか指定練習も走らず、検車場内で自転車のセッティングにいそしんでいました。


矢野光世選手

矢野光世選手(104期・福岡)

ガールズ2期生、福岡の矢野光世選手は和歌山久々の登場。和歌山の過去2度のうち、1度決勝進出しています。「あんまり覚えてないですけど、風が強かったイメージはあります」と、やはり強風が頭の中に残っているようです。近歴では4場所連続で、最終日・一般戦で1着。「でもレースの流れに乗れていないんで、明日からは予選で流れに乗って、穴開けられるように頑張ります」と、控え目ながらも活躍を誓っていました。


田中千尋選手

田中千尋選手(114期・愛知)

ルーキーの愛知・田中千尋選手です。デビュー以来、少し大きい着が続いていますが、近歴は確定板に載ることもしばしば。話を聞く直前、同県の疋田敏選手にアドバイスを受けていましたが、疋田選手評では「やっと自分で位置取って走れるようになってきた」。それを裏付けるように「想定していなかった展開になると、何もできなくなってしまって」が大敗の理由とのこと。ただ不利をリカバリーできるのも脚力次第でしょうから、脚が付いて来ればある程度勝ち負けできるでしょう。それを今節見せてもらいたいと思いました。


中川諒子選手

中川諒子選手(102期・熊本)

ガールズ1期生、熊本の中川諒子選手です。和歌山では好成績で、初参戦だった14年7月開催では優勝を飾っています。「調子は良い意味で順調ですけど、上位戦(決勝)とかになると、ちょっと(力が)足らないかな」と、パワーアップを課題に挙げていました。「尾崎(睦)さんや山原(さくら)さんに負けないように頑張りたいです」と、まずは決勝に乗ってV争いに加わることを宣言です。


岡村育子選手

岡村育子選手(102期・埼玉)

こちらもガールズ1期生、埼玉の岡村育子選手です。何度もこのブログで紹介していますが、私と岡村選手とは「陸上ホッケー」という共通項があります。ただ彼女は北京五輪の日本代表、かたや私は関西学生リーグ2部のヘタレ。それでも「東京五輪のホッケー入場料は、決勝で1万円らしいですよ」と声を掛ければ、「高〜い!でも見に行きた〜い!」と反応してくれます。またご親戚が御坊市にいらっしゃることで「次のあっせんの時はパンダ見に行きたいですね」と、和歌山に興味津々です。


飯塚朋子選手

飯塚朋子選手(102期・大阪)

ガールズ1期生3人目は大阪の飯塚朋子選手です。以前、わかちゃんファンCLUBのイベントのゲストに来て頂いた時より、顔つきがシャープに。「ダイエットした訳ではないんですけど、そう見えます?」と、本人も気付いていなかったのかも。前回・久留米ナイターでは最終日・一般戦で1着。「1年半ぶりの1着ですけど、メンバー的に取らなければならない時に1着取れて良かった」と、ホッとした表情を見せました。それでも「まだ感覚がしっくりいってなくって…。タイミングも上手くいかなくて、調子は中の上くらい」との自己評価。「じゃあ今節で、上の中くらいまで上げられるように頑張って」と励ますと(キタっ、エラソーに)、「上手くいけば良いんですけどね」と最後までご謙遜でした。


東口純選手

東口純選手(108期・石川)

石川のガールズ4期生・東口純選手です。今回は追加あっせんでの参戦。「若干あっせんが空いていたんで、追加あるかなと思っていました。和歌山だったらバンク相性いいし、良いなぁと思っていたんです」と願ったり叶ったりの追加だったようです。12月の高松で自身2度目の優勝を挙げ、その後も優参が続きます。「調子は変わらずです。結果を出したいですね」と、決勝での上位進出を狙っていました。


山原さくら選手

山原さくら選手(104期・高知)

ガールズ2期生で高知の山原さくら選手です。前検日時点で通算293勝。300勝までカウントダウンとなっていますが、「奥井(迪)さんに(300勝)先越されちゃったのが、ちょっと残念」と悔しがっていました。前回・川崎でのガールズコレクショントライアルでは、5・5・1でよもやの予選落ち。「競輪祭以降は腰が痛くて、なかなか全力でモガけなかった」と、前回不調の理由を説明。それでも完全優勝できたのは「ごまかしながらだったんで、年明けにそれが悪い方に出てしまった」とのこと。「3月のコレクションに弾みをつける意味でも、今回は頑張りたいです」と、シリーズリーダー格としての気合いを見せてくれました。


豊岡英子選手

豊岡英子選手(114期・大阪)

大阪のルーキー、豊岡英子選手です。シクロクロスで、7連覇を含む8度の全日本選手権優勝を引っ提げて、ガールズケイリンへ。大阪・吹田市出身ですが、トライアスロンで大阪体育大学に在籍していた時に阪南市へ移住。「和歌山は近くて、街道(ロード練習)で山中渓や風吹峠から紀北筋の広域農道を走ることもあるんですよ」とのこと。和歌山初参戦で、「バンクを走るのも初めてなんで、頑張りたいです」と意欲を見せてくれました。


渡口まりあ選手

渡口まりあ選手(114期・山口)

こちらもルーキーで山口の渡口(わたりぐち)まりあ選手です。つい「わたぐち」と言ってしまいそうですが、「り」が入る読みです。前回・小倉ナイターでは決勝進出(6着)。先行を含む積極的なレースで売出し中です。「玉野で『重心の位置を変えてみたら?』とアドバイスをもらったら、良い感じで走れるようになりましたた。それで小倉も決勝に乗れました」とのこと。今節の台風の目になりそうな予感がしました。


細田愛未選手

細田愛未選手(108期・埼玉) ※撮影は指定練習終了後

ガールズ4期生で、埼玉の細田愛未選手です。堅実な立ち回りで、自力・追込み両面作戦で上位戦線を賑わしています。前回の地元・大宮では完全Vで、今節も同あっ旋の尾崎睦に先着しての優勝でした。「自力を出せるように走れれば良いんですけど」と、展開面での注文をなくすようにするのが理想のようです。和歌山は2回目の参戦で、前回(16年11月)は、決勝で児玉碧衣の2着に敗れています。「前の話なんで、あんまり覚えてないです」とのこと。


小坂知子選手

小坂知子選手(104期・岐阜) ※撮影は指定練習終了後

岐阜のガールズ2期生・小坂知子選手です。和歌山にあっせんされるのが多かった小坂選手ですが、今回は16年9月以来の参戦。開口一番「チョ〜久しぶりですね」とご挨拶。撮影で斜に構えることが多い小坂選手ですが、今回は「ヤマコーカップ」のタオルを出してポーズを決めてくれました。決勝進出が増えている近歴ですが、その要因を尋ねると「1年かけて体重を増やし」たのが功を奏しているとのこと。「前は軽かったんで、なんかフラフラした感じがあったんですが、今は走りが安定してきました」そうです。


尾崎睦選手

尾崎睦選手(108期・神奈川) ※撮影は指定練習終了後

今節のシリーズリーダーのひとり、4期生で神奈川の尾崎睦選手です。過去2回の和歌山参戦でいずれも優勝しています。静岡ガールズGPでは直線追い込んで4着となりましたが、GPレーサーらしくその後3場所はいずれも優参。しかも前々回の奈良では完全優勝。しかし前回・大宮の決勝では3着に敗れ、細田愛未選手の後塵を拝しています。「前回はあまり調子が良くなくて、失敗してしまいました。それを反省して修正してきました」と、今節の対策はバッチリのようです。


11時45分からは指定練習ですが、山本選手と飯塚選手を除く12選手がバンクイン。各選手が少し強めの風が吹く中、バンクの感触を確かめていました。

指定練習@

指定練習@ 前から中川諒子選手・岡村育子選手


指定練習A

指定練習A 先頭から田中千尋選手・豊岡英子選手・渡口まりあ選手


指定練習B

指定練習B 前から矢野光世選手・小坂知子選手


指定練習C

指定練習C 先頭から東口純選手・細田愛未選手・尾崎睦選手・日野友葵選手


週間予報は2日目の2月3日(日)が雨マークでしたが、降るのは夕方以降で、それ以外は好天の見込み。なんとか風のない穏やかなコンディションの中でレースができることを期待しながら、A級男子選手の取材にシフトしていきました。

ただ今回の開催、私自身は初日の2月2日(土)に「わかちゃんファンCLUB」の高松記念競輪観戦ツアーが入っていて、ガールズレースの取材ができません。これはこれで残念なんですが、各選手が無事故で2日目以降に臨んでくれるのを期待することにしました。


後篇に続く)
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