○最終日 11/29(木)
2日目はガールズレースの頃から雨が降ったオレンジバンクでしたが、この日は朝からまさに“抜けるような”青空が広がっていました。文字通りの「秋晴れ」でした。
最終日は文字通りの「秋晴れ」に
しかしバンク内には、雨降りの翌日に吹く強めの風が舞っていて、ガールズレースは2日目と同様、スポーク車輪使用となりました。
この日は、FT開催最終日恒例の「S級決勝予想トークライブ」を開催。事前準備を行うこともあって、5R「ガールズ一般戦」は控室となっているメインスタンド4階・応接室から観戦することにしました。
<最終日5R「ガールズ一般」 VTR>
号砲で内枠2車とD蓑田・F石井が飛び出し、積極的に誘導を追いかけた石井が正攻法に収まります。周回中は、石井−@佐伯−蓑田−E日野−A森−B梅田−C宮内の順で並びます。赤板HS(残り2周)過ぎから宮内が前々踏み上げ、これを梅田が追走します。宮内は佐伯を抑え込むような形で上昇を止めると、これを見て梅田が車を外に持ち出し先行勝負に出ようとします。
最終日5R「ガールズ一般」 ジャン過ぎ4コーナーの攻防
赤板HS過ぎからC宮内が上昇。@佐伯の横で止まると、宮内を追走したB梅田が仕掛けようと車を外に持ち出す
最終HSから梅田が石井を叩いてスパートすると、宮内・石井は飛び付けず、宮内に踏み出しで勝った佐伯が番手に追い上げます。蓑田も追走に窮すると、3番手の外までで追い上げの脚が止まります。
最終日5R「ガールズ一般」 最終2コーナーの攻防
最終HSからB梅田が先行勝負。@佐伯が前々踏み込んで番手を確保すると、追い上げに窮したD蓑田はF石井の後ろに収まる
梅田のカカリはまずまずで逃げ切ろうかという勢い。しかし番手追走の佐伯が差し交わしに出るべく、車を外に持ち出します。これを見て4番手位置の蓑田も追込みに出ます。
最終日5R「ガールズ一般」 最終2センター過ぎの攻防
先行するB梅田の番手から、@佐伯が差し交わしに出るべく車を外に持ち出す。D蓑田もこれを見て追込みに出ようとする
結局、ゴール寸前微差交わした佐伯が1着になり、デビュー初勝利を飾りました。2着には梅田、3着には追い込みで迫った蓑田が入りました。各紙の予想印上位3選手が確定板に乗りましたが、組み合わせの妙で、意外な好配当(3連単:@→B→D 2940円)となりました。
レース後取材はイベント準備のため行けませんでしたが、デビュー後コンスタントに優参を果たしていた佐伯が、巧い立ち回りでの嬉しいデビュー初勝利。これがきっかけで勝利を重ねてくれるのを期待したいと思います。梅田も積極策で自力が少しずつ戻っているのをアピールしましたし、蓑田も力上位であることを3着ながらも示しました。
さて8R発売中、わかちゃんホール内特設ステージで、FT最終日恒例の「S級決勝予想トークライブ」を行いました。ゲスト解説は「紀州の競輪博士」岡本新吾さん。多くのファンの皆さんにお集まり頂きました。
FT最終日恒例「S級決勝予想トークライブ」は岡本新吾博士がゲスト
そして迎えた10Rのガールズ決勝。表彰式用に「わかちゃん」がメインスタンド階下にスタンバイしたのを確認して、いつもの撮影ポイントへ移動です。そして敢闘門が開き7選手が入場。地元和歌山の山本にも大きな声援が飛んでいました。
発走台に就いて集中するC山本選手
<最終日10R「ガールズ決勝」 VTR>
号砲直後の若干のけん制状態から、B荒川・D成田・F田中まが踏み出し、積極的に誘導を追った成田が正攻法に収まりました。周回中の位置取りは、成田−B荒川−F田中ま−@三宅−C山本−E田仲敦−A高橋の順。赤板HS(残り2周)を迎え、早くも最後方の高橋が前々踏み上げ、誘導退避後のジャン3角には先頭に躍り出ます。中団の田中まは車間を切って、仕掛けるタイミングを計ります。
最終日10R「ガールズ決勝」 ジャン過ぎ4コーナーの攻防
赤板HS・最後方からA高橋が前々踏み上げ、ジャンで先頭に立つ。F田中まは、スパートのタイミングを計りつつ車間を切る
田中まがタイミングを見極める中、田仲敦がインをすくって前々踏み上げると、高橋の番手回る成田も最終1角から踏み上げて、飛び付き・自力両面作戦の構え。すると田中まが一気に前団を捲って出ると、前団を飲み込みそうな勢いで迫ります。
最終日10R「ガールズ決勝」 最終1センターの攻防
E田仲敦がインをすくい、D成田も飛び付き・自力両面作戦で混戦になる中、F田中まが一気に捲り上げ前団を飲み込む勢いで迫る
最終BKで田中まが先頭に躍り出ると、成田は飛び付けず、番手争いは1センターで飛び付いた荒川に軍配が上がります。荒川後位は山本が追走、ここへ三宅も追い上げ、優勝争いはこの4車に絞られました。
最終日10R「ガールズ決勝」 最終4コーナーの攻防
F田中まが最終BKで捲りを決めて先頭に躍り出ると、後位をぴったり追走したB荒川が差しに構える。荒川後位はC山本が追走し、@三宅も追い上げる
結局、田中ま後位を追走した荒川が直線で差し交わし、自身初のVゴールを駆け抜けました。2着には4角からインをすくう形で伸びた三宅が突っ込み、荒川と追走した山本が3着を確保しました。
荒川選手の優勝でなかなかの好配当に
山本が3番手から差し脚を伸ばそうとした4角から、ファンの山本への声援がMAXになり、私も写真を取りながら
「知佳ちゃん、行ける、行ける、伸びて来い! 来い!」
と声が上がりましたが、今一つ伸びを欠いてしまいました。
スタンド全体がちょっぴり残念なムードの中、表彰式に荒川が登場。メインスタンドに詰めかけたファンの前でキュートな笑顔を見せてくれました。
優勝インタビューに答える荒川選手
田中ま後位を回ったことで、いろんなことが求められる難しい展開だったでしょうが「和歌山は直線が長いんでイケルかな」と思ったようです。これで和歌山は初勝利だけでなく、初優勝も記録した思い出のバンクになりましたが「タイプ的に和歌山は合っているバンクだし、これからもどんどん呼んでほしい」とちゃっかりアピール。そして「もっともっと力を付けて、これからもどんどん優勝できるよう頑張りたい」と今後の飛躍を誓ってくれました。
わかちゃん(左)とツーショットの荒川選手
今回のシリーズは、GP・コレクション級の選手がいないことから混戦モード一杯でしたが、蓑田・田中まの2枚看板を打ち破った荒川のレース運びが光りました。もちろん、決勝進出した他の選手も横一線でした。三宅の決死のイン突っ込みには、初Vにかける気合いが十分伝わって来ましたし、山本の走りは完全復活まであとわずかという感がしました。一般戦でも、佐伯が巧みな立ち回りでデビュー初勝利を挙げるなど、新しい力が順調に成長していることを実感しました。初冬の肌寒さ感じる気候の中、大穴も飛び出すなど、ファンをヒートアップさせてくれるレースの連続だったと思います。
さて次回の和歌山ガールズは、来年の2/2(土)〜4(月)の3日間開催されます。メンバーはまだ決まっていませんが、今回以上にオレンジバンクをホットにさせるレースに期待したいと思います。
(「冬間近もガールズレースはヒートアップ!」の項おわり)




知ちゃんはかなり戻って来ましたね。次に期待です。ひかりちゃんは可愛いわ!何で私がプレゼンターの時はあの方だったのか。
コメントありがとうございます。
お褒めのお言葉頂き、重ねてありがとうございます。ホント、和歌山が初勝利という選手が多いんですね。これで、オレンジバンクが好きになってくれれば、嬉しいですね。
知佳ちゃんは、この次の高知ミッドでも決勝3着だったように、確かにかなり調子を戻してきています。自力を出せるというのは、自信を取り戻している証拠。頑張って欲しいです。