2018年02月17日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 四日市「全日本選抜競輪」(GT) 椎木尾、頂点をつかめ!(そのA)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する「山本ディレクターの自腹出張日記」。去る2月12日(振休・月)に四日市競輪場で開催された「第33回全日本選抜競輪」最終日へ「自腹出張」した3回シリーズのリポート。今回は2回目です。

6Rの2万車券を獲って嬉しさを隠せない私でしたが、6R終了後に「決勝戦出場選手特別紹介」がバンク内で行われるとあって、メインスタンド最上段の中央付近に移動です。バンク脇の方が良さそうかと思いましたが、金網と目の細かいネットの二重構造で、カメラを持った他の人も「金網にフォーカスがかかるんで後ろにしよう」と話していました。

そして地元の太鼓演奏に乗って、決勝戦出場全9選手が一人一人名前を呼ばれて登場です。バンク中央の照明塔の下には「エスコートキッズ」として、地元のダンススタジオの子どもたちがスタンバイ。椎木尾選手も小学校高学年と思しき男の子に手を引かれて、HSの指定位置に現れました。

エスコートキッズとともに椎木尾選手が登場

エスコートキッズとともに椎木尾選手が登場


そして内圏線に沿って敷かれた赤の毛氈に、全9選手とエスコートキッズが位置すると、バンク脇から大きな拍手が起こりました。

決勝戦出場の9選手が勢揃い

決勝戦出場の9選手が勢揃い


そしてMC・中田まみ嬢が各選手に意気込みなどを聞く訳ですが、椎木尾選手も「頑張りますので応援して下さい」と短く応えていました。

インタビューを受ける椎木尾選手

インタビューを受ける椎木尾選手


撮影許可者の赤ビブスを付けているにもかかわらず「椎木尾〜、ガンバレよ〜!!」と、写真を撮りながら大声を上げていました。他からも椎木尾にも大きな声援が上がっていましたが、人気選手の新田や村上兄弟にはさらに大きな声援が送られていました。

セレモニーが終わり、バンクは再び戦いの場に戻ります。別の顔なじみの競輪仲間と話をしていると、7Rの選手が登場してきました。車券を買い漏らしはしましたが、レースシーンを収めるべく、慌てて第2スタンドの1コーナー寄り最上段に移動します。

7Rは変則3分戦。A清水裕友が先頭の中四国4車が本線扱いでしたが、E新山響平が引っ張りD神山雄一郎らが続く東日本3車、B金子貴志が自力を出す中部・近畿2車がどれだけ抵抗できるかが注目のレースとなりました。

レースは、号砲で内枠を活かした@牛山貴広がSを決め、E新山響平−D神山雄一郎を迎え入れます。周回中の位置取りは東日本3車−中部・近畿2車−中四国4車の順。青板2センター(残り2周半過ぎ)からA清水裕友が上昇を見せると、新山も誘導を交わして突っ張り先行を仕掛けようとします。清水は叩くべくさらに踏み上げますが、新山も激しく抵抗して突っ張ると、清水は神山と捌き合いを演じます。

7Rジャン2センターの攻防

7Rジャン2センターの攻防
A清水の上昇を突っ張ったE新山が主導権。清水は新山番手のD神山と捌き合いとなる



清水は最終HSで神山・牛山に捌かれ、失速後退します。突っ張り切った新山が飛ばして行く中、最終1センターからB金子貴志が捲りを仕掛けると、清水マークのF桑原大志が切り替え追走します。

7R最終2コーナーの攻防

7R最終2コーナーの攻防
E新山が突っ張り先行するも、B金子が捲り発進の構えを見せる。A清水マークのF桑原が金子に切り替えようとする



金子の捲りは好回転で、神山はけん制できず、新山が自らけん制するもそれを乗り越えて、最終2センターで先頭に躍り出ます。桑原もややクチ(車間)が空きながらも喰らい付いて行きます。

7R最終2センターの攻防

7R最終2センターの攻防
B金子が好回転で捲りを放つと、E新山自らのけん制を乗り越えて先頭に立つ。切り替え追走のF桑原もやや車間が空きながらも喰らい付く



結局、金子が勢いそのままに1着になり、桑原が2着に続きました。金子マークのG三谷将太が離されながらも3着を確保です。

第3ラインとなる金子の1着、筋の三谷が3着に入ったことで、3連単は万車券にこそなりませんでしたが、まずまずの好配となりました。

金子の捲りが決まってまずまずの配当

金子の捲りが決まってまずまずの配当


4車BOXで車券を買っていたとしても引っかかっていたかどうかという、なかなか難しい車券に思えました。

決勝戦に出場する選手が検車場に引き上げたことから、段取りの早い選手はそろそろウォーミングアップを始めるタイミングです。場内に残っていたいという思いを引きずりながら、記者室経由で検車場に戻りました。すると終盤レースの選手がアップを行っていました。決勝戦に出場する選手も、一人また一人とアップを始めていました。

新田選手はヘッドホンを耳に、音楽を聴きながら集中力を高めていました。

ウォームアップ中の新田選手

ローラーに乗ってウォームアップ中の新田祐大選手


平原選手は、7Rで1着になった金子選手を「やるじゃないですか!」とちょっぴり茶化しながら、リラックスムードです。

レース直後の金子選手と談笑する平原選手

レース直後の金子選手(左・背中)と談笑する平原康多選手


椎木尾選手もストレッチ用のバーを手に、少しずつ体をほぐし始めていました。

ストレッチを始める椎木尾選手

ストレッチを始める椎木尾拓哉選手


吉澤選手もローラーに乗って、少しずつペダルの回転数を上げていました。

ローラーでウォームアップする吉澤選手

ローラーでウォームアップする吉澤純平選手


山田選手は、ローラー台脇の支え棒を使ってストレッチしたり、室内のモニターで他の選手とレース観戦したり、リラックスと集中を繰り返していました。

ウォームアップ直前の山田選手

ウォームアップ直前の山田英明選手


古性選手もストレッチしながら、徐々に集中力を高めていました。

徐々に集中モードに入る古性選手

徐々に集中モードに入る古性優作選手


そうこうしている内に8Rが終了。京都勢から稲垣裕之選手・山田久徳選手の2人が出場していたこともあって、村上義弘選手もアップを中断して自転車取りに敢闘門へ向かっていました。

8Rの自転車取りから戻って来る村上義弘選手

8Rの自転車取りから戻って来る村上義弘選手


兄・義弘選手と同様、自転車取りから戻って来た村上博幸選手も、アップを始めようとハンドルを手にしていました。

ウォームアップに取りかかる村上博幸選手

ウォームアップに取りかかる村上博幸選手


残るは原田研太朗選手ですが、検車場内や選手用駐車場内を見渡しましたが、姿を確認することはできませんでした。そのままローラー台に乗る段階まで残っているべきだったのでしょうが、いつになるか分からないことからあきらめて記者室に戻ることにしました(根性なし!それくらい辛抱せんかい!)。

記者室に戻ってお弁当を頂きながら、ニュース原稿送信の段取りを本社報道デスクと打合せ。当日の報道デスク担当・T君から「え〜? ホンマに四日市に行ってるんですか? 原稿出して頂けるんはありがたいですけど、山本さんホンマ好きですねぇ…」と、驚かれるやら、あきれられるやら。

そんな段取りをしていたため、9Rの車券はパス。C中川誠一郎→@松岡貴久→D吉田拓矢と入って、3連単は6千円台。「取れてたかもなぁ…」とちょっぴり残念に思いながらも(ダイジョーブ、買ったらハズれてるって)、10Rの予想に取りかかります。

10Rは、4分戦+単騎1車という超細切れ戦。D木暮安由−B武田豊樹の関東2車が中心ですが、私にとってはE稲毛健太−C東口善朋の和歌山ラインを応援せざるを得ません。しかも稲毛の先行一車の構図。ところが単騎回りのG大塚健一郎が「稲毛君にジカで」と、番手マークの東口との競りを宣言しています。さらに競りの決着が付いたところへ、@岩津裕介やH菊地圭尚が追い上げマークに出ることも考えられます。

そこで、競りの厳しい大塚に東口が全力でぶつかって競り勝つという、応援以外の何物でもない予想を立てて、関東2車と和歌山2車のDBEC4車BOXを基本に据えました。これとて、E稲毛・C東口アタマになれば大穴車券に化けてくれますし、B⇔D→CEでも損はありません。さらにこっちの方がキツイ予想かもしれませんが、北日本2車・瀬戸内2車のHA@F追込み4車BOXを入れました。セオリーとしては、関東2車+北日本or瀬戸内での4車BOXなんでしょうが、あまりにも妙味がないオッズでしたのでやめました。

10R車券

10R車券


レースは、号砲で飛び出したA成田和也が誘導を追いかけ、H菊地圭尚を正攻法に迎え入れます。周回中の位置取りは北日本2車−関東2車−瀬戸内2車−和歌山2車で、G大塚健一郎がE稲毛健太後位のC東口善朋に競りかけます。レースが動いたのは青板BK(残り2周半手前)。@岩津裕介が前々踏み上げ正攻法の菊地を抑えると、赤板HS(残り2周)で菊地は車を下げ、岩津が正攻法に入れ替わります。すると最後方の稲毛が上昇しますが、番手競りは続きます。ジャンで稲毛がさらにペースアップを図りますが、岩津も突っ張るかのように踏み上げ、稲毛を前に出させません。

10Rジャン2センター過ぎの攻防

10Rジャン2センター過ぎの攻防
E稲毛がペースアップして@岩津を叩こうとするも、岩津も突っ張り、稲毛は前に出られない



稲毛は、岩津後位のF小倉竜二の厳しいけん制を受け、外に浮いてしまいます。稲毛の番手争いは大塚に軍配が上がるも、やはり小倉のけん制を喰らい、揃って外に浮いてしまいます。そこで後方から前々追い上げたD木暮安由が、イン捲りのように空いたインをすり抜けて最終2角で先頭に躍り出ます。マークの武田もこの動きを追走します。

10R最終2コーナーの攻防

10R最終2コーナーの攻防
F小倉がE稲毛・G大塚をけん制してインを空けると、前々踏み込んだD木暮がすり抜けて先頭に躍り出る。木暮マークのB武田も付いて行く



先頭に出切った木暮が快調に飛ばして行くと、後続はバラバラの状態になります。マークの武田が追いつくべく必死に踏み上げます。さらに菊地も最終BKから捲り追い込みに出ます。

10R最終4コーナーの攻防

10R最終4コーナーの攻防
イン捲りを成功したD木暮が先頭で直線へ向くも、マークのB武田が必死に喰らい付き差し交わしに出る。切り替えたF小倉の外に、捲り追い込みのB菊地が迫る



直線で木暮を捉えた武田が勢いそのままに差し交わして1着になり、木暮が2着に粘りました。捲り追い込んだ菊地が3着を確保しました。

大本線ラインがワンツーを決めたことで、配当は安いものに。ハナから外して買ったところですので、あまり悔しさは感じませんでした(負け惜しみ!)。

武田貫録の差し切りで本線決着

武田貫録の差し切りで本線決着


残るレースは11Rと12Rの2つ。決勝戦の時は刻一刻と近づいて来ました。


そのB・最終回に続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
この記事へのコメント
特別紹介は私もスタンド最上段にいました。選手達がもう少し後方で並んでくれた方が撮りやすかったかも知れませんね。
この日 唯一当たった(カスった?)のは7レース。ファンからの支持は低い桑原ですが、ダービー2着からも欠場せずに走り賞金を上積みした事は高く評価する私です。
Posted by コタカ at 2018年02月18日 21:04
コタカさんへ

コメントありがとうございます。
コタカさんが持っているような、ゴッツイ一眼レフがあれば楽勝なんでしょうけど、私のカメラはコンパクトデジカメ。なかなか思い通りには撮れません。
桑原は、派手さはないものの、まさに「努力の人」ですからね。来年もSS班でいられるように頑張り続けてくれるでしょう。これからも応援してあげて下さい。
Posted by 山本D at 2018年02月19日 00:43
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