2017年09月10日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 京都向日町GV「平安賞」 大当たり車券取らせておくれやす!(そのB)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。今回は、去る9月2日(土)〜3日(日)に開催された、京都向日町競輪場の「開設67周年記念・平安賞(GV)」3日目〜最終日へ「自腹出張」したリポートの4回シリーズ。今回が3回目です。


○9/3(日)

前夜は“中国語のお勉強”で、井上薫さんや先輩記者諸氏に授業料を提供して、車券の儲けがすっかり消え失せそうになりました。それでも麻雀終了後は、ご厚意で井上薫さんの豪邸で一泊し、さらに翌朝は朝食までごちそうに。そしてAM9時前に競輪場へ向かって出発しましたが、途中JR鳳駅で、井上薫さんとセットで予想会ゲストを務める「紀州の競輪博士」岡本新吾さんをピックアップします。

車中は、九州在住の元Sスポーツ競輪記者のW氏との電話(ハンズフリーで車内全員と通話可能)や、岡本さんのマシンガントークで話が途切れません。話題の中心は当然、決勝戦の予想。「稲垣が地元の意地で目イチ行って、(村上)弟やで」「太田がどんとカマして行って、小倉が差し切り」「南関の一発も恐いなぁ」など、それぞれがいろんな切り口でレースを予想している内に、あっという間に京都向日町競輪場に到着です。

記者室の窓から上空を見渡すと、やや雲が多い目ではありますが雨の心配はなさそうです。その浮かんでいる雲も、すっかり秋模様の雲です。

最終日の上空はやや曇が多い目

最終日の上空はやや曇が多い目


場内に足を運ぶと、イベントステージ周辺が賑やかです。連日子ども・ファミリー向けのイベントが行われていたステージ前でしたが、この日はなんと雪が積もっているではありませんか。

ステージ前では「真夏の雪まつり」

ステージ前では「真夏の雪まつり」

人工降雪機を使ってステージ前に5〜10センチ程度の雪を積もらせ、雪遊びを楽しんでもらう「真夏の雪まつり」イベントが行われていました。既に大きな雪だるまもできていて、子どもたちは小さな雪玉をぶつけ合うなど楽しそうでした。

そうこうしている内に、5R発売中にバンク内では「決勝出場選手特別紹介」が行われました。1番車の稲垣裕之選手を先頭に9選手がバンク内に登場です。

決勝出場選手特別紹介

決勝出場選手特別紹介


インタビューを受ける西岡選手

インタビューを受ける西岡選手


一人一人名前を呼ばれてインタビューを受ける訳ですが、当然、地元京都の稲垣選手や村上選手には大きな声援が飛んでいました。他にも小倉選手など人気選手にも期待する声が大きかったように思いました。

そして私はメインスタンドに居残り、最上段の一角で行われている「ニコニコ生放送」の様子を見学です。というのも井上薫さん・岡本新吾さんの2人が、ゲスト出演する時間だったのでぜひ見ておきたかったのです。

ニコニコ生放送にあの2人が登場

ニコニコ生放送にあの2人が登場


岡本さんの「当たり前田のクラッカー!」のパフォーマンスや、井上さんが競輪学校時代に同部屋だった岡本さんのティッシュの減りが異常に速いのを不思議に思っていたのを今でも覚えていたことから、橋本アナがコーナーの締めで岡本さんのことを「ティッシュ減り男さんでした!」などと紹介するなど、爆笑の連続でした。その際に2人が出した6Rの予想がこちら。

井上薫・岡本新吾両氏の6R予想

井上薫・岡本新吾両氏の6R予想


ご両人はレース発走をもって中継ブースを離れましたが、私は2人の予想の行方を確かめるべくスタンドに居残ります。

レースは、若干のけん制の後H岩本和也が誘導を追いかけ、F吉田敏洋をが正攻法に迎え入れます。序盤の位置取りは、中部2車−中国2車−関東2車−北日本3車の順。青板3角(残り2周半)からG竹村勇祐が上昇すると、正攻法の吉田を抑えます。竹村を追ったB鈴木謙太郎がジャンでハナを切ると、さらにこれを追走したA清水裕友が叩いて先行勝負に出ます。最後方に下げさせられた吉田は、最終HSから早目の捲り返しに出ますが、マークの岩本が離れてしまいます。

最終日6R 最終1センター過ぎの攻防

最終日6R 最終1センター過ぎの攻防
A清水が最終HSからの叩き先行で後方を千切るも、F吉田が早目の巻き返しに出る。マークのH岩本が離れてしまう


吉田のカカリは良く、清水マークのC古城英之もけん制できないまま、先頭に迫ります。これに鈴木も切り替え追走します。ただ清水もよく粘って、吉田を簡単に前に出させません。

最終日6R 最終2センターの攻防

最終日6R 最終2センターの攻防
F吉田の好スピードでの捲りが決まりそうになるが、A清水の先行も粘りよく、両車雁行状態で直線へ向く


結局、吉田が清水をねじ伏せて1着になり、吉田後位へ切り替えた鈴木が2着に続きました。そして3着は清水が粘り込みました。

残念ながら井上・岡本両氏の予想は大ハズレ。上位3着までが自力型で、各ラインの先頭選手という組み合わせということもあって、3連単は1万8千円台となかなかの好配当でした。

自力3車の上位独占で意外な波乱に

自力3車の上位独占で意外な波乱に


ニコ生の様子をギリギリまで見ていただけに車券は買っておらず、むしろ「買ってなくてよかった」と、ホッと胸をなで下ろしました。記者室に戻る途中、イベントステージの前を通りがかると、ガールズケイリン・小林優香選手のトークショーが始まっていました。

小林優香選手のトークショー

小林優香選手のトークショー


いつもとは違う、パンツスタイルの小林選手。「私、口ベタなんでおしゃべりに自信ないんですよ」とか言いながら、MC・星野めぐみさんの質問にしっかりと答えていました。「ガールズGPはまだまだ諦めてはいませんし、自転車競技のW杯シリーズも頑張ります」と、今後の巻き返しを誓っていました。

記者室のデスクに戻って、お弁当を頂きながら7Rの車券を検討します。7Rは、A坂本とC工藤が「単騎で自力」のコメントで、3分戦+単騎2車の構図です。先行実績ならB川口もいますが、番手のH林に今一つキレがなくやや心配なところです。一方、南関ラインの先頭・G太刀川の近歴の積極性も目を見張るものがあり、番手が好調の@伊勢崎ということもあってここを軸に考えました。ただ太刀川は末まで持たないだろうと考え、単騎でも一発ありそうな坂本・工藤、さらに粘り込みそうな川口を絡めた@ABC4車BOXに決めました。

最終日7R車券

最終日7R車券


レースは、号砲でA坂本健太郎が飛び出してSを決めますが、C工藤文彦の上昇を見て最後方まで下がり、工藤が正攻法に入れ替わります。周回中の位置取りは、単騎の工藤−北日本2車−中部2車−南関3車−単騎の坂本の順。赤板HS(残り2周)からG太刀川一成が上昇し、中団のB川口聖二を抑えます。そして太刀川が1センターからさらに前々踏み上げると、D佐藤一伸も併せて前に踏み込みます。太刀川がハナに立つと、佐藤はイン粘りで番手の@伊勢崎彰大に競りを敢行。前団がもつれます。

最終日7R ジャン過ぎ4コーナーの攻防

最終日7R ジャン過ぎ4コーナーの攻防
G太刀川がハナに立って先行態勢に入るも、叩かれたD佐藤がインで粘り@伊勢崎に競りを挑む



この番手競りは、最終1角で佐藤に軍配が上がりました。ただ、このもつれを見て最終HS前から川口が早目の巻き返しに打って出ると、最終1センターで前団に迫ります。

最終日7R 最終2コーナーの攻防

最終日7R 最終2コーナーの攻防
G太刀川の番手での競りはD佐藤に軍配が上がる。前のもつれに乗じてB川口が早目の巻き返しを見せ、前団に迫る



川口の捲りは最終BKで太刀川を捉えて成功し、川口が先頭に躍り出ます。しかしその勢いをもらう形で、今度は工藤が後捲りで参戦すると、これに坂本も加わって川口に迫ります。

最終日7R 最終4コーナーの攻防

最終日7R 最終4コーナーの攻防
最終BKで捲り切ったB川口の勢いをもらって、C工藤が後捲りで川口に迫る。工藤後位はA坂本が追走する



結局、工藤追走から最終2センターで車を外に持ち出した坂本が、直線シャープに伸びて1着になり、工藤が2着に入りました。最終2センターから捲り追い込んだ伊勢崎が3着に飛び込みました。

記者室から見た角度では、伊勢崎と林の3着争いは態勢微妙に見えました。しかしモニターで確認すると、伊勢崎がまさに「復活」して飛び込んでいるではありませんか。3連単A→C→@は1万5570円。この日も車券立ち上がりレースでズバリ的中。「昨日といい今日といい、どないなっとんねん」とつい、嬉しさが口に出てしまいます。

「そんなに好調なら、今夜も中国語のお勉強するか?」と、昨夜授業料をお渡ししたH新聞のU記者から冗談を飛ばされましたが、「確変はいつか終わりますから」とやんわり拒否。8Rの車券検討に移ります。

8Rはライン4分戦。本線の近畿ラインが3車で、しかも徹底先行で実績を積んでいる、和歌山のF石塚が先導役でマークする地元のD川村に期待がかかります。自力型のライバルとなるB鈴木も強力ですが、近歴元気がありません。むしろC真船や、近歴点数以上の動きを見せているE本多が要注意です。

そこで近畿突き抜けのD川村→@鷲田からの流しを厚めに入れ、その2車とやはり力上位のB鈴木−H藤田の関東2車をまとめた4車BOXも押さえました。

最終日8R車券

最終日8R車券 D→@流しを基本に、近畿・関東の4車BOXも押さえます


レースは、号砲で飛び出したE本多哲也がSを決めて、正攻法に収まります。序盤の位置取りは、南関2車−北日本2車−関東2車−近畿3車の順。青板3角(残り2周半)からF石塚輪太郎が上昇していくと、これを併せるようにC真船圭一郎も前々踏み上げます。赤板HS(残り2周)で正攻法の本多が車を下げるも、石塚も真船も飛び出そうとせず流れはスローになります。真船が正攻法に入れ替わったジャン前2角から、石塚がスパートに入り先行勝負に打って出ます。そしてこれを追走したB鈴木竜士と叩かれた真船が、4番手位置で内外並走します。

最終日8R ジャン3コーナーの攻防

最終日8R ジャン3コーナーの攻防
2角からペースアップしたF石塚が先行態勢に入る。叩かれたC真船と、石塚を追走したB鈴木が4番手で並走する



外並走を嫌った鈴木が、最終HSから捲り返しに出ますが、石塚マークのD川村晃司が波を作って(蛇行して)鈴木の巻き返しをけん制します。川村の蛇行を受けてH藤田竜矢が付き切れず、クチ(車間)が空いてしまいます。

最終日8R 最終2コーナーの攻防

最終日8R 最終2コーナーの攻防
中団外並走から巻き返しに出たB鈴木を、F石塚マークのD川村が小刻みにけん制。このけん制にH藤田が追走に窮する



川村のけん制で鈴木の行き脚がやや鈍ると、後方から本多が捲り返しに出ますが車が進みません。この本多の仕掛けを目標にA内藤宣彦が捲り追い込みに出ます。

最終日8R 最終4コーナーの攻防

最終日8R 最終4コーナーの攻防
F石塚の快調な先行を受けて、D川村がB鈴木らを小刻みにけん制。A内藤が後方から大外を捲り追い込みに出る



川村が石塚を残し気味に交わしに出ましたが、内藤は藤田らのけん制をかいくぐって大外突っ込み1着になりました。そして2着は川村、3着は@鷲田佳史がそれぞれ確保しました。

予想だにしなかった内藤の強襲に頭を抱えてしまいました。しかもD→@流しだったとしても、内藤を受けておらず完敗です。3連単はA→D→@で1万8270円でなかなかの好配当でした。

いつもなら気を取り直して9Rの車券予想に取りかかるところですが、メインステージで井上薫・岡本新吾Wレジェンド予想会が行われるとあって、メインステージに移動です。

井上・岡本Wレジェンド予想会

井上・岡本Wレジェンド予想会


ステージ上では、ニコ生や特観席での予想会の話に触れながら、まずは9Rの「ブロック7」の予想に取りかかります。でも7車立てということもあって時間が余ってしまいました。そこで飛び出したのは、先ほどのニコ生で出てきた「ティッシュ減り男さん」の話。そこから、岡本さんが競輪学校の誕生会で唄った歌の話になり、さらにその歌をステージ上で披露するという、およそ予想会とは思えない展開になりました。でもファンの皆さんは、あまりにも岡本さんがノリノリで歌う姿を見て笑うしかありません。しかもステージ直前には、まだ多くの子どもたちが雪遊びしている訳です。何とも言えない不思議な空間が広がりました。

そうしていると、突然子どもたちがワーワー騒ぎ始めました。なんとステージ前に、京都向日町競輪場のマスコットキャラクター「ムコリンムッチー」が登場です。子どもたちにからまれ(いじられ?)ながらも、こちらに近づいて来るではありませんか。そこでムッチーをつかまえて、記念撮影してもらうことに(なにしとんねん、エエ年したオッサンが)。

ムコリンムッチーとの記念撮影

ムコリンムッチーとの記念撮影

ムッチーに握手して抱きついて、車券運UPのオーラを頂きました。9Rは締め切りにあって、車券を買うことはできませんでしたが、買えていたとしても大ハズレ。7車立てにもかかわらず3連単で4万円近くの大波乱でした。「買えんでよかった」とまたまたホッと胸をなで下ろしながら、記者席に戻って後半戦に備えることにしました。


そのC・最終回に続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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