2017年06月23日

「高松宮記念杯競輪」ブログヘボヘボ予想の答え合わせ(結果)

先週のブログヘボヘボ予想は、臨時号を含め、岸和田競輪場で行われた「第68回高松宮記念杯競輪」を計5レース予想しました。そのヘボヘボ予想5レース分の結果を振り返ってみましょう。

○6/15(木)

【11R 白虎賞】
号砲で各車けん制状態の中、F深谷知広が誘導員を追って正攻法に収まる。序盤の位置取りは、中部3車−近畿3車−瀬戸内2車−単騎のG園田匠の順。レースの動きは早く、青板1センター(残り3周過ぎ)からE原田研太朗が上昇し、正攻法の深谷を押さえようとすると、深谷は車を下げる。赤板HS(残り2周)を迎え、原田が正攻法に入れ替わり、原田の動きを追ったD三谷竜生が3番手位置に収まる。三谷はさらに踏み上げ、ジャン前1センターから原田を叩いて先行態勢に入る。この4番手に園田が切り替え、叩かれた原田が5番手、中部3番手のB浅井康太がインをすくう形で7番手に上がって、最終HSを通過。三谷番手のH稲垣裕之が車間を切って後続をけん制するなか、最終2角から原田が先捲り。稲垣がけん制するも、原田はこれを乗り越え、そのまま1着になる。最終3角から捲り追い込み直線大外強襲した浅井が2着に飛び込み、稲垣が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 E→B 5540円
 3連単 E→B→H 45160円

【12R 青龍賞】
号砲直後のけん制状態から@新田祐大と南関3車が誘導を追いかけ、枠順を活かした新田が正攻法に収まる。周回中の隊列は、福島2車−南関3車−関東4車の順。赤板2センター(残り2周半過ぎ)から、E吉田拓矢が踏み上げて行くと、これを併せようとB郡司浩平も上昇を見せる。しかし吉田は構わずさらに前々踏み上げ誘導員を下ろすと、隊列を一本棒にしてスパートのタイミングを計る。すると、ジャン前BKから新田が一気にカマして行くと、慌てて踏み上げた吉田を最終HSで捉えて先頭に躍り出る。すると最終1センターから吉田マークのH平原康多が切り替え気味に捲り上げると、最終3角で新田を捉えて先頭へ。そしてゴール寸前、平原マークのA武田豊樹が平原を差し交わして1着になる。2着には平原、ライン3番手のD木暮安由が3着に続き、ライン上位独占を決める。

<結果・払戻金>
 2車単 A→H 790円
 3連単 A→H→D 1670円


○6/17(土)

【11R 西日本王座戦】
号砲で九州3車が飛び出し、Sを決めたG井上昌己がD山田英明を正攻法に迎え入れる。周回中の隊列は、九州3車−京都3車−紀和2車−ライン3番手のA金子貴志の順で並ぶ。このレースも青板2センター(残り2周半)から動きがあり、F三谷竜生が踏み上げると、中団のH稲垣裕之を抑え込む。三谷はジャン前2角から徐々にペースアップすると、ジャン3角で山田を叩いてハナに立つ。すると稲垣が前々踏み上げ、一旦山田の外で並走してから最終HSから三谷を叩き返しに打って出る。京都ライン3車が最終BKで出切ったところ、最終2角から山田が一発捲りを仕掛ける。山田は三谷マークE椎木尾拓哉のブロックや、稲垣番手@村上義弘のけん制を受けながらも、直線一気に外を突き抜け1着になる。2着には村上が入り、稲垣が3着に粘り込む。

<結果・払戻金>
 2車単 D→@ 6470円
 3連単 D→@→H 35500円

【12R 東日本王座戦】
号砲直後のけん制状態から、内枠3車とD武田豊樹が誘導員を追走し、枠順を活かした@石井秀治が正攻法に収まる。序盤の並びは、千葉2車−関東3車−福島2車−神奈川2車の順。動きが早いのはこのレースも同じで、青板BK(残り2周半手前)からF郡司浩平が上昇して、中団のH吉田拓矢を抑える。吉田は車を下げ、郡司の動きを追走したB新田祐大が6番手位置に上がる。7番手まで下げた吉田は、ジャン前2角から一気に巻き返すと、新田や郡司が併せようとするのも構わず、ジャン過ぎ2センターで叩き切って先行勝負に出る。吉田が目イチの先行を見せると、隊列は一本棒のままで仕掛ける動きが見られない。最終3角から石井が捲り追い込みを仕掛けるも差は縮まらず。そして新田が最終2センターから追い込んだのを見て、吉田番手のA平原康多が差しに構えてそのまま1着になる。平原マークの武田が2着に続き、新田が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 A→D 310円
 3連単 A→D→B 1150円


○6/18(日)

【11R 決勝戦】
号砲でA新田祐大が飛び出してSを決め、正攻法に収まる。周回中は、福島2車−京都2車−九州2車−関東3車の順で落ち着き、GT決勝6周競走の周回を重ねる。赤板HS(残り2周)手前からF吉田拓矢が仕掛ける構えを見せると、D稲垣裕之・C山田英明も併せようと前々踏み上げる。稲垣が叩いた後、山田がさらに叩き、そこから吉田が踏み上げて先頭に躍り出る。ジャン前2角からペースアップの吉田が先行勝負に打って出るも、ジャン前BKから稲垣が叩き返しの逆襲を仕掛ける。しかし稲垣の踏み上げは、最終HS3番手外までで、関東3番手のH武田豊樹に捌かれ万事休す。すると4番手の山田が、けん制に行った武田のインを突くと、スルスルと吉田番手B平原康多の内まで進み、平原を捌きつつ捲りを仕掛ける。しかし、後方でこの混戦を様子見していた新田が一気の捲り返しを仕掛けると、マークのE成田和也ともども最終3角で前団を捉えて先頭へ。新田はそのまま後続にセーフティーリードを保ったまま、この大会2連覇となるVゴールを駆け抜け、2着に成田が続く。武田らの追撃をこらえた山田が、3着に踏みとどまる。

<結果・払戻金>
 2車単 A→E 1550円
 3連単 A→E→C 9190円


大量落車や大波乱のレースもあったりしましたが、GTらしい激しいレースの連続でした。決勝に絞って感想を述べます。
優勝した新田は、いつも通りの「展開待ち」ではありましたが、これ以上ない流れとなったことで、後続をぶっ千切る強さと速さを見せつけました。昨年の名古屋での高松宮記念杯決勝でもそうでしたが、前団のもつれを見逃さず、世界級のスピードを見せつけた見事な優勝でした。「ナショナルチームでの頑張りを、GT優勝という形で結果を残せて良かった」という共同インタビューのコメントもありましたが、競技との両立に人一倍苦しんでいる新田だからこその本音でしょう。ただ年末のGP制覇に向けては、ある意味まだ始まったばかりです。今後は地元・いわき平でのオールスターが目標となるでしょうが、自らのVもさることながら、北日本勢上位進出へのアシストによって、僚友のGP出場の可能性を高めることにつながります。新田の今後の戦いぶりに注目です。
準Vには終わりましたが、成田は完全復活に限りなく近づきました。東日本王座戦後は「決勝に残れただけでも十分です」と話していましたが、SSイレブン騒動からの復帰以降は、度重なる落車や故障でどん底まで落ち込んだ成田が、GTの優勝戦線まで戻ってきたことを自ら証明しました。しかし、新田や渡邉などを差し交わすのは、4年前のこの大会を制した頃から比較すると、自力型の成長もあって、現在以上のブラッシュアップが必要かもしれません。ただ、成田の復活が北日本全体の底上げになっているのは間違いなく、新山らの成長も相まって、成田がさらに戦いやすくなっているのも事実。レース後、成田に話を聞いても「北日本の番手を回り続けるためには、これからもなかなか大変ですよ」と現状分析をしていましたが、表彰台の頂点にあとわずかまで戻って来たのですから、今度の成田のさらなるレベルアップに期待したいと思います。
関東勢優位の下馬評を崩した山田は大健闘を見せました。武田が稲垣を捌こうと外帯線を外したのを見逃さず、平原までもつぶし切った動きは、まさに「決死のイン突っ込み」で見事の一言です。京王閣ダービーで優参したことによって、「次のGT決勝ではどのように戦おうか」というところまで想定できるようなった結果、このようなレースができたのは間違いないでしょう。西日本王座戦で見せたシャープな捲りだけでなく、度重なるブロックやけん制にも負けずにアタマまで突っ込んで来た姿は、今後のトップグレードでの山田の姿を予感させるレースぶりでした。自力型の手薄な九州で、山田の成長は大きな期待感をもたらすでしょうし、九州勢の反撃を楽しみに見たいと思います。
一方、山田につぶされた形の関東勢は、悔しさいっぱいだったことは間違いないでしょう。番手・3番手を回った平原・武田ともに山田のイン突っ込みは想定外だったでしょうし、レース後コメントでも平原が「対処できなかった」とこぼしていました。吉田が最終主導権を握ったことで、平原・武田ともに安心してしまったとしても不思議ではなく、主導権争いを仕掛けてきそうな最大のライバル・京都勢の巻き返しを防ぎさえすれば、Vチャンスが限りなく広がる流れだったのは確かです。ただ一部の評論家が「3番手の武田がインを締めていれば、山田のイン突っ込みもなかった」との見立てを翌日のスポーツ紙でしていましたが、稲垣が死に体寸前で迫って来た以上、平原へのアシストも考えれば、武田がブロックに行くのは止むを得ないでしょう。ただ、それが一瞬のスキを作ってしまい、山田の飛び込みを許したわけですから、ある意味、一昨年岸和田の宮記念杯決勝で見せた完璧なチームプレーに対するお返しを、別の形で喰らったようにも見えます。しかし、その時にも私が当ブログで述べましたが、今回も紙一重の差が勝負を分けました。「競輪(勝負事全般)に絶対はない」というのを、絶対本命・関東勢の敗戦でまたまた思い知らされたような気がしました。

さて今週と来週の番組は、デビューが近づいて来ました和歌山のルーキー・111期生2選手のインタビューをお送りします。今週は卒業記念レース優勝で在校3位の南潤選手が登場です。明日の富山記念初日10〜12R「S級初日特選」のブログヘボヘボ予想のアップは、夜9時過ぎの予定です。また、番組内容や予想・結果などについてのコメントがございましたら、どうぞ遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想の結果
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