2017年04月01日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 高松ウイナーズカップ 讃岐の地で大当たりの花開け!(その@)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。今回は、去る3月19日(日)に高松競輪場で開催された「第1回ウイナーズカップ(GU)」3日目に「自腹出張」したリポートです。今回から3回シリーズでお送りします。

2016年は仕事や懐具合の都合がつかず、全く自腹出張が叶わなかった1年でした。そこで2017年の目標の一つに「3か月に一度程度は自腹出張して、ブログに戦績報告する」というのを掲げていました。実は2月5日(日)に椎木尾拓哉選手が決勝進出した奈良記念・最終日に自腹出張していたのですが、めぼしい車券戦績でもなく、一部資料が散逸してしまうなどしてしまったため、忙しさにかまけてブログ更新を遠慮していました(ちゃんとやれや、この大バカ!)。

そして次のターゲットと考えていたのが、高松で第1回を迎える「ウイナーズカップ」。年度末で残っていた僅かな番組予算でリスナープレゼント用のグッズを仕入れるために赴くつもりでいましたが、そこへ東口善朋選手が準決勝に進出したことで、応援取材をも兼ねることになりました。

当日の朝は、AM4時半に起きて5時半のフェリーで徳島に向かうプランでいましたが、お約束のごとく目が覚めたのが、5時を回っていました(やった〜)。自宅から和歌山港フェリー乗り場までは30分程度かかるだけに、5時半のフェリーは完全にアウト。そこでもう一眠りして、8時半発のフェリーで向かうことに変更です。

寝坊して8:30のフェリーになりました

寝坊して8:30発のフェリーになりました


「まぁ、負けるレースが少なくなって、むしろエエんちゃう?」なんて呑気なことを考えていましたが、3連休の中日で徳島着が10時半過ぎだけあって、いつも以上に人気の便で、車両デッキは満車寸前でした。

車両デッキは満車寸前

車両デッキは満車寸前


当然、客室内は超満員。なんとかイス席を確保して、しばしの眠りに付きます(また寝とんのかぃ!)。そして定刻よりも数分早く徳島港に到着。そこから徳島IC経由で愛車を高松に走らせます。高松道は、一部4車線化工事が行われていて、若干渋滞に巻き込まれるなどしましたが、概ね順調に走行。正午前に高松競輪場に到着です。

記者室に入って、各スポーツ紙の記者さんや競輪評論家のお歴々にご挨拶。「山本さん、東口→全→全で大儲けですな」などといじられながらも、「いやいや東口応援もさることながら、グッズ買い付けも目的ですから」と軽く言い訳。そして東口選手の様子を確かめようと、早速、検車場に直行です。

ウォームアップに入る東口選手

ウォームアップに入る東口選手


7Rに椎木尾拓哉選手が出走するとあって、東口選手はまだローラーには乗っていない様子。少しずつ集中力を高めている東口選手は私の姿に気付いたようでしたが、私も敢えて声をかけずにいました。


そして最初の勝負レースに選んだのが、椎木尾選手が出走しているその7R。

7R車券

7R車券


自力3車の力量評価では、実績上位の脇本雄太が渡邉雄太・坂本貴史よりも一歩リード。ただ、番手マークの椎木尾がこのシリーズの2走やや調子落ちに見えていて、しかも東龍之介との競りであることから、車券は脇本の押し切りをメインに考えました。そしてW杯シリーズ帰りの脇本の調子が戻りきっていないことも考慮して、残る2つのラインそれぞれの先頭・番手のD@BH4車BOXを仕込みました。そして椎木尾アタマの2車単もまずまずの好配オッズだったことから、応援車券も入れることに。

レースは、号砲でH永澤剛が飛び出しB坂本貴史を正攻法に迎え入れます。北日本2車−単騎のC三宅伸−近畿2車−南関3車の並び順で、南関別線のE東龍之介が、F脇本雄太番手の@椎木尾拓哉に競りを挑みます。レースが動いたのは青板3角(残り2周半)。D渡邉雄太が上昇し、中団の脇本を抑えます。そしてジャン前2角から渡邉が前団の坂本を叩くと、そのまま先行勝負に打って出ます。脇本はこれを追走し、番手競りは一旦椎木尾に軍配が上がります。

7Rジャン過ぎ4コーナーの攻防

7Rジャン過ぎ4コーナーの攻防
ジャン前2角からD渡邉が発進。F脇本はこれを追走し、B坂本と中団争いで並走する



渡邉がペースアップする中、最終HSから脇本が早めの捲り返しに出ます。しかし、渡邉番手の@岡村潤が厳しくけん制し、前団がもつれます。

7R最終1コーナーの攻防

7R最終1コーナーの攻防
D渡邉が先行するところ、HSからF脇本が捲り返し。渡邉番手の@岡村がF脇本を大きくけん制する



しかし脇本は岡村のけん制を乗り越え、先行する渡邉に迫ります。脇本マークの椎木尾は前団のもつれを見ている内に脇本を追走できず、南関3番手のG武田憲祐を捌きに出ます。そうする内に、永澤が最終BKから自力に転じて捲り上げ、前団に迫ります。

7R最終2センターの攻防

7R最終2センターの攻防
@岡村のけん制を乗り越えたF脇本が、先行するD渡邉に迫る。前団のもつれを見てH永澤が捲り上げる



結局、捲り上げた永澤が直線で脇本を捉えて1着になりました。2着には永澤を追走した三宅が続き、脇本が3着に粘りました。

穴軸候補の永澤が1着にはなりましたが、三宅が2着に飛び込んだことで、2車単が7千円台、3連単は5万円台の高配決着となりました。

2着に三宅伸が入って5万円台の高配当

2着に三宅伸が入って3連単は5万円台の高配当に


単騎の三宅を抜いてしまい大ハズレという、何とも言えない悔しさが私を襲います。その悔しさを引きずりながらも検車場に向かうと、JKA報道担当から「ガールズコレクションの共同インタビューが始まります」との告知が。ガールズ熱烈応援の私にとっては、元気が戻って来る告知です。

車番順に次々と出場選手がインタビュールームに入ってきます。選手のコメントをメモりながら、写真を撮ります。

児玉碧衣選手

@児玉碧衣選手(108期・福岡)
「脚の感じは悪くありません。前回高松を走ったときは優勝でしたし、地元久留米と同じ感覚のバンクだと思います。梶田さんを意識して走りたいです」



高木真備選手

A高木真備選手(106期・東京)
「いつも通りで流れは良いですね。高松はデビュー間もなしの時以来の2回目です。一発レースは得意とするところですし、強い気持ちを持って走りたいですね」



梶田舞選手

B梶田舞選手(104期・栃木)
「連勝がストップしたんで、新しい自分になれるように新しい練習メニューをこなしてきました。自分が連勝を続けてガールズの歴史に名を残せたのは良かったです。自分は、作新学院高の男子生徒とやってきた練習の成果を出し切るだけで、勝って彼らに恩返ししたいですね」



石井寛子選手

C石井寛子選手(104期・東京)
「前回・伊東の前からガッツリ練習をやってきました。ガールズGP終わってから、ここに向けてやって来ました。高松は2回目ですが、前回は優勝できなかった。今回は位置取りにこだわって前々に攻めていきたい」



荒牧聖未選手

D荒牧聖未選手(102期・栃木)
「最近の中では、一番の仕上がりです。個々に向けてしっかりやって来ました。上位の人しか走れないレースなんで、全員を意識しながら走りたいです。高松は走りやすいバンクという印象です。ここぞというチャンスがあれば、逃さずに走りたいです」



石井貴子選手

E石井貴子選手(106期・千葉)
「大きなトラブルも無く、いつも通り練習できました。一発勝負はいつも以上に力を出さなければダメなんで、チャンスを見つけて一発狙いたいです」



奥井迪選手

F奥井迪選手(106期・東京)
「ここに向けては、体調を整えることを大切にしてきました。ガールズコレクションやGPなどに出るたび、一発勝負になれば先行で勝つことの難しさを感じています。(大外7番車で)スタートは良くないかもしれないんで、主導権を取ることにガムシャラにやっていきたいです」



共同インタビューは8Rをはさんで続けられました。7人のガールズ選手は高木を除いて、いずれも和歌山ガールズ開催で優勝経験のある選手。それだけに「みんな頑張ってほしいなぁ」と願わずにはいられませんでした。「でもどうせなら、オレの車券に貢献してくれるように頑張ってほしいなぁ」と、ついつい思ってしまいました(バカ)。


そのインタビュー終了後、記者室に戻って9Rの検討に入ります。千葉3車を中心に4分戦の構図で、@中井俊亮の先行を他派が捲り返すというのが大方の見立てです。そこで、中井の番手を回るD山田久徳と千葉ライン3車との4車BOXを基本に据え、千葉3番手のH成清貴之の立ち回りに妙味を感じて、成清の3着流しを穴狙いに入れることにしました。

9R車券

9R車券


レースは、号砲で4車が飛び出すなかD山田久徳が誘導を追いかけ、正攻法に@中井俊亮を迎え入れます。序盤の隊列は、近畿2車−九州2車−神奈川2車−千葉3車の順。青板3角(残り2周半)からA石井秀治が上昇し、中井を抑えます。中井が赤板HS(残り2周)で車を下げると、石井が正攻法に入れ替わり、さらに後方からB小原太樹が前々踏み上げ、石井を抑えます。するとジャン前1センターからG荒井崇博が小原を叩き、さらに巻き返してきた中井がジャンで荒井を叩いて先行勝負に出ます。

9Rジャン過ぎ4コーナーの攻防

9Rジャン過ぎ4コーナーの攻防
激しく前団が入れ替わるところを@中井がG荒井を叩いて先行に打って出る



後続がほぼ一本棒で進むところ、最終HS7番手から石井が捲り返しに出ます。

9R最終1センターの攻防

9R最終1センターの攻防
@中井が快調に飛ばして行くところ、最終HSからA石井が捲り返しに出て前団に迫る



石井の捲りは好回転で一気に前団に迫りましたが、中井番手の山田が最終3角で石井を厳しくブロック。すると石井は失速し、後続選手が空いたコースを求めるなどして中団がもつれます。

9R最終2センターの攻防

9R最終2センターの攻防
A石井の捲りを@中井番手のD山田が厳しくけん制。石井マークのF海老根が空いたコースを求めるなどして、中団がもつれる



結局、山田が石井を捌いた勢いでゴール寸前、インをすくって直線伸びた荒井を捉えて1着になる。2着には荒井が入り、3着には直線大外強襲したH成清貴之が突っ込む。


成清の3着受けまで合わせていながら、荒井をピックアップしておらず、見事な抜け目の大ハズレという結果に。荒井が車券に絡んだことで、やはり好配当の結果となりました。

荒井崇博が突っ込んでこのレースも5万円弱の波乱

荒井崇博が突っ込んで、このレースも3連単は5万円弱の波乱に


車券を買った7R・9Rともにあと僅かで大ハズレを喰らい、残る3つの準決勝レースに暗雲が立ちこめてきました(いやいや、いつものことです…)。


そのAに続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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