2017年01月14日

「和歌山グランプリ」ブログヘボヘボ予想4連戦・計8レースの答え合わせ(結果)

「開設67周年記念・和歌山グランプリ」(GV)は、中川誠一郎選手(熊本)の優勝で幕を閉じました。当ブログでは開催期間中、連日ヘボヘボ予想を掲載しましたが、予想した4日間・合計8レースの結果を振り返ってみましょう。

○1/8(日)

【10R S級初日特選】
号砲で内枠3車がゆっくりと車を出し、A脇本雄太が正攻法に収まる。周回中の位置取りは、近畿2車−茨栃2車−九州2車−単騎のE渡部哲男−南関2車の順。レースの動きは早く、青板BK(残り2周半)からゆっくりとC松坂洋平が上昇して一旦F杉森輝大を抑え、さらに正攻法の脇本を抑えに行く。脇本は車を下げ、松坂が正攻法に入れ替わると、松坂の動きをB中川誠一郎が追走し、下げた杉森も脇本を抑えつつ追走する。しかし脇本は、赤板1センター(残り2周過ぎ)から前団を叩いて先行勝負に打って出ると、松坂の抵抗をジャン過ぎ2センターで退け先頭に躍り出る。すると今度は2センターからカマした杉森が、最終HSで脇本を叩いて先頭が入れ替わり、叩かれた脇本は車間が空いた3番手で第2先行状態の追走となる。ところが最終1センターから捲り返しに出た中川が最終2センターで杉森を捉えると、そのままの勢いで1着になる。2着には杉森番手から切り替え追走した@神山雄一郎が入り、脇本後位から中割り気味に突っ込んだG西岡正一が3着に飛び込む。

<結果・払戻金>
 2車単 B→@ 2350円
 3連単 B→@→G 24420円

【11R S級初日特選】
号砲で@浅井康太が飛び出してSを決め、正攻法に収まる。周回中の隊列は、中部3車−関東2車−単騎のG荒井崇博−単騎のB池田良−北日本2車の順。赤板HS(残り2周)からC飯野祐太が上昇してD武田豊樹を抑えると、さらに飯野はジャンで前団の浅井を叩いて先頭へ。この動きで池田がこれに追い上げる。武田は最終HSから巻き返しに出ると、飯野もペースアップして抵抗。このもつれを見た浅井が、最終BKから捲り返しに出ると、最終3角で前団を捉えて先頭へ。結局そのままの勢いで1着になり、マークのH北野武史とワンツーを決める。3着には武田マークのA木暮安由が突っ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 @→H 810円
 3連単 @→H→A 5910円

【12R S級初日特選】
H松岡篤哉が急病で当日欠場し、8車立てになったこのレース。号砲で@村上義弘とD稲毛健太が誘導を追い、稲毛が正攻法に収まる。序盤の位置取りは、近畿3車−単騎のB林巨人−北日本2車−南関2車の順。このレースも動きは早く、青板BK(残り2周半)からE桐山敬太郎が上昇し、G佐藤友和がこれを追走。正攻法の稲毛は抑えられるのを嫌い車を下げるも、赤板1センター(残り2周過ぎ)から一気に踏み上げ、桐山を叩いて先行勝負に出る。叩かれた桐山は4番手の内で粘り、林を退かそうとする。佐藤が捲り返しを狙うも、4番手外までで脚色が一杯になって不発に終わる。稲毛番手の村上が、最終1角から車間を切って後続をけん制すると、中団のもつれに乗じてそのまま差し交わして1着になる。桐山後位から4角空いたコースを進んだC新田康仁が2着に突っ込み、近畿3番手のF三谷将太が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 @→C 1840円
 3連単 @→C→F 7470円


○1/9(祝・月)

【12R S級優秀「熊野古道賞」】
号砲で内枠3車ゆっくりと誘導を追い、B浅井康太が正攻法に収まる。序盤の並びは、中部2車−近畿3車−関東2車−単騎のG新田康仁−単騎のF中川誠一郎の順。赤板HS(残り2周)からH木暮安由が上昇すると、これを併せるように@村上義弘も出ようとする。木暮がハナを切りこの動きを新田が追走したことで、村上は4番手に下がる。木暮はこのままペースを上げ、隊列一本棒の状態でジャンを迎える。するとジャン過ぎ2センターから村上が一気に踏み上げ、最終HSで木暮を叩いて先行勝負に出る。さらに最終1センターから村上の動きを目標に浅井が捲り返しに出る。これには村上番手のD三谷将太が、3角で大きくけん制して対応するも、浅井はこれを乗り越える。浅井・村上のマッチレースかと思われたものの、浅井の仕掛けを大外追走した中川が直線強襲して1着になる。浅井が2着に入り、村上が3着に逃げ粘る。

<結果・払戻金>
 2車単 F→B 1300円
 3連単 F→B→@ 5120円


○1/10(火)

【10R S級準決勝】
号砲で内枠2車が誘導を追い、枠順を活かした@武田豊樹が正攻法に収まる。初手の周回は、関東3車−中部3車−近畿3車の順で並ぶ。青板2センター(残り2周半過ぎ)を迎え、G伊藤成紀が上昇すると、一旦C伊藤裕貴の横で止まってフタをする。そしてジャン前2角から、伊藤が武田を叩いて先行勝負に打って出る。この動きを伊藤も追走し、中団4番手位置で武田と並走。伊藤は最終HSで武田をキメ(内に押し込むこと)ると、そのままの勢いで捲り返しに出る。しかし伊藤は、近畿番手のB三谷将太の横で脚色が鈍り、捲り不発に。キメられた武田は、すかさず伊藤後位のH林巨人を捌いて後捲りに出る。しかし、下がってきた伊藤と近畿3番手E藤木裕の中を割れず、直線で藤木の再三のけん制もあって伸びず。結局2センター7番手から大外へ車を持ち出したD木暮安由が、突っ込んで1着となる。2着には三谷、3着には藤木の近畿2車が続き、大波乱の結果に終わる。

<結果・払戻金>
 2車単 D→B 20250円
 3連単 D→B→E 258240円

【11R S級準決勝】
号砲で飛び出したB佐藤友和がSを決め、正攻法に収まる。周回中の並びは、佐藤−マークのF堤洋−九州2車−中部・近畿3車−南関2車の順。赤板HS(残り2周)からC加賀山淳が上昇すると、これを併せようとA浅井康太も踏み上げ、さらにはH中川誠一郎が前々踏み上げる。加賀山はこれらの抵抗を振り切って、ジャンからハナに立って先行勝負に出るタイミングを計る。叩かれた浅井は3番手に収まる。加賀山は最終HSからスパートに入るも、最終2角から浅井が捲りに出る。浅井は3角手前で加賀山を捉えて先頭に躍り出ると、そのままの勢いで1着になる。2着には最終BKから浅井の捲りを追いかけた中川が直線突っ込み、3着には浅井マークのD西岡正一が確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 A→H 460円
 3連単 A→H→D 1110円

【12R S級準決勝】
号砲で@村上義弘とF脇本雄太が誘導員を追いかけると、村上が正攻法に収まり、脇本を迎え入れる。周回中の隊列は、近畿3車−ライン4番手のG飯田裕次−南関2車−単騎のD渡部哲男−広島2車の順。このレースも動きが早く、青板BK(残り2周半手前)からE吉本哲郎が上昇して、正攻法の近畿ラインを抑えようとする。脇本は車を下げ、広島ラインが正攻法に入れ替わり、この動きにA山賀雅仁と渡部が乗って上昇。脇本は6番手から巻き返しの動きを見せるも、吉本も誘導を交わして突っ張る構え。脇本はなおも踏み込むも、吉本マークのH池田良や吉本自らのけん制を受け、最終HSで失速後退し圏外へ。そこで脇本マークの村上は、ライン3番手C布居寛幸に入れてもらい3番手位置にもぐり込む。1センター過ぎから山賀が先捲りを仕掛けると、これを見ながら村上も併せて応戦。村上は3角で捲り切り先頭に躍り出ると、池田が切り替えるべく布居をけん制。ところが布居が山賀と接触してともに落車。結局、村上が一人旅の状態となり1着。内をすくって伸びた渡部が2着に突っ込む。3着には池田が入線するも、落車原因を作った斜行で失格。落車を避けて池田を追った飯田が繰り上がる。

<結果・払戻金>
 2車単 @→D 1940円
 3連単 @→D→G 44490円


○1/11(水)

【12R S級決勝】
号砲で@村上義弘・B浅井康太・C渡部哲男が飛び出すと、浅井が正攻法に収まる。周回中の位置取りは、浅井−マークの渡部−近畿4車−単騎のH木暮安由−九州2車の順。赤板HS(残り2周)を迎えるも、後方のA中川誠一郎が車を外に持ち出し上昇する素振りを見せるも、動きはない。ジャン前2角から村上が浅井を叩いて先頭に躍り出るも、やや流し気味のスローペース。ここへ木暮が追走し、叩かれた浅井は6番手まで下がり、中川は追い上げる動きを見せるも8番手まで戻る。村上は2センターから、後続を一列棒状にして全力スパートに入る。村上番手のG藤木裕が車間を切って後続の動きをけん制するも、最終BK立ち上がりから浅井が捲り返しに出る。最終3角で藤木が大きくけん制すると、空いたインコースを近畿ライン3番手のF三谷将太がすくって出る。浅井は藤木のブロックと三谷のイン突っ込みのあおりで行き脚が鈍って捲り不発に。三谷先頭で直線に入るも、浅井の捲りに乗ってさらに大外に車を持ち出した中川が、ゴール寸前で三谷を捉えてVゴールを駆け抜ける。2着には三谷が入り、三谷後位を追走したD西岡正一が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 A→F 4760円
 3連単 A→F→D 31120円

落車レースが多発し、3連単車券3万円オーバーが13本出るなど、今年も荒れた「和歌山グランプリ」となりました。ただ武田を除くSS班3人が優参し、和歌山勢も西岡が決勝3着、布居が準決進出するなど、今年も大健闘でした。決勝に絞って、感想を述べさせて頂きます。
優勝した中川は、自身GV4度目のV(協賛GV1回含む)。「今年はSS班だけに、結果を残せるように、今まで以上に競輪に腰を据えて取り組みたい」と前検日に話していましたが、SSユニフォームの重圧にも負けずに、17年スタートダッシュを決めました。展開にも恵まれましたが、日本代表に違わぬダッシュを連日披露してくれました。この決勝も強風で重いバンクコンディションにもかかわらず、上がり11秒4のスピードで前団の混戦を一気に捲り去りました。現在の状態をキープできれば、二度目のGT制覇も近いと期待したいと思います。
2着の三谷は、シビアに内を突いて勝負に出ましたが、最後のキメ脚勝負に負けてしまいました。近歴でもマーク戦が完全に板に付いてきた感がありましたが、このシリーズでも安定したマークぶりは際立っていました。しかし優秀戦で浅井の捲りを止めきれなかったり、この決勝でも優勝への最短距離となるインコースを踏んでいながら届かなかったのは、最上位級との対戦にはもうひと脚上乗せが必要である証でしょうか。近畿の自力型が揃っている今だからこそ、確固としたマーク戦ができるようにするためにも、さらなる上乗せを期待したいと思います。
3着の西岡は、ライン4番手という位置から考えれば、大健闘の3着だったと思います。三谷が内を突っ込んだことで、自らも突っ込んで行ける展開となりました。ただ、けん制から内に戻ってきた藤木と接触して、伸び脚を欠いたのはもったいなかったです。しかしこれで競輪祭への出場権を確保しました。今年一年間の大きな目標ができ、それだけでも今シリーズは大収穫だったと思います。東口や椎木尾、稲毛らと和歌山勢の中核として今年も、さらなる成長を目指して頂きたいと思います。
浅井の捲りは決して悪いタイミングではなかったでしょうが、藤木にブロックされたのが3角。最も厳しいポイントで当たられました。しかも2センター過ぎでもさらに一発喰らうなど、厳しいレース展開でした。本命を背負っている以上、最低限の仕掛けはできていました。しかし結果論かもしれませんが、もう少し早いタイミングから車を出していれば、けん制をすり抜けられていたかもしれません。ただSS班としての存在感あふれる走りで、GPに向けて積み上げた練習の成果が、やや遅れて現れた4日間でした。今年もGT戦線の中心に位置し続けてほしいと思いました。
さらに6着に終わりましたが、村上の先行はまさに「魂の走り」で、見せ場たっぷりでした。優秀戦でも先行1車の展開で、思い切った仕掛けで3着に逃げ粘るなど、村上ファンを大いに魅了しました。腹を括った村上の気合いと走りは、今年も健在だと感じました。番手戦が多くなった村上ではありますが、こういったレースを見せている以上、期待はふくらむばかり。GP優勝後「チャンピオンユニフォームの重圧に苦しめられる1年になる」と言っていましたが、そんなプレッシャーを力に変えてGT優勝を重ねてくれる姿をファンは期待しています。年末の平塚GPの発走台に村上の姿があることを私も期待したいです。

さてさてヘボヘボ予想4連戦は、今年は8レース中、的中は3レース。ただ初日10R・2日目優秀戦とまずまずの所を押さえていながら、村上1着の初日12Rや3日目12Rは見事なヒモ抜けを喰らってしまうなど、今年のWGPも“ヘボヘボ”で終わってしまいました。なかなかウマいこといきまへんなぁ…。まぁこれにめげず、これからも皆様のご期待に添えることができるような予想をして参りますので、今後とも当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて今週の番組は、「和歌山グランプリ」の決勝を実況録音で振り返りながら、今シリーズのまとめを私が感じたままお話ししたいと思います。なお明日の大宮記念(GV)2日目12R・優秀競走「昇竜賞」のブログヘボヘボ予想のアップは、夜8時半頃の予定です。
またいつもお願いしていますが、番組内容や予想・結果、さらに今回は競輪中継に関するご意見・ご感想などについても、コメント・ご意見がございましたら遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想の結果
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