2016年07月26日

ガールズ戦士よ、夏の太陽の如く高く大きく強く輝け! 「ガールズケイリン」和歌山開催リポート(その@)

和歌山競輪場では、7/22(金)〜24(日)の3日間、「ガールズケイリン(FU)」が開催されました。通算10回目となる和歌山ガールズ開催の様子を「ガールズ戦士よ、夏の太陽の如く高く大きく強く輝け!」と題して、4回シリーズで紹介します。


○前検日 7/21(木)

和歌山では、今年2月のガールズFT以来となるガールズ開催。しかも今回は通算10回目の節目の開催で、さらに地元・和歌山登録の山本知佳選手が地元初登場。しかしながら高校野球期間中ということもあり、野球中継のスタジオ進行サブと中継用CM制作でスケジュールがいつも以上にタイト。それでも、他のスタッフに代わってもらうなど何とか時間をやりくりして、連日取材をすることができました。

前検日に遅れるのがお約束なんですが、今回は競輪場に到着したのがAM10時15分。スポーツ紙・専門紙の記者さんらにご挨拶しつつ、目に付いた選手に話を聞きます。

杉沢毛伊子選手

「ケガも癒えてきました」 杉沢毛伊子選手(静岡・104期)

静岡の杉沢毛伊子選手です。前回の松戸では、最終日一般で2着に入って復活傾向にあります。「(昨年末に痛めた)右ひざ靭帯のケガは、かなり癒えてきました。ちょっとずつ頑張ります」と、徐々に前向きになってきた様子。「でも全体的のガールズのレベルが上がってきているので」と、遅れを取らないように気を引き締めていました。


井上玲美選手

「和歌山はよく呼んでもらっています」 井上玲美選手(東京・104期)

東京の井上玲美選手です。「今回のメンバーで一番点数がない(47.00)んで…」と弱気な様子。しかし杉沢選手が2着に入った松戸一般戦で、3着だったのは井上選手。「和歌山はよく呼んでもらっているし、点数を上げる意味でも何とか頑張りたいです」と話してくれました。


山本レナ選手

山本レナ選手「航続距離が短くなってしまって…」

京都のガールズ3期生・山本レナ選手です。父は競輪ファンならご存知の山本真矢さん(65期・引退)。デビューした年の9月に「わかちゃんファンCLUB」のイベントにサプライズゲストで来て下さいました(その時の様子はこちら)。お父さん同様、徹底先行スタイルのレナ選手ですが「ハナは切れているけど、調子落ちもあって、以前に比べて航続距離が落ちてます」と自信なさげな表情。ただ「戦法を変えてしまうと、そこからの立て直しにまた時間がかかってしまうんで」と、先行基本のスタイルは差し当たって変えないようです。


野口諭実可選手

「和歌山は4回目」 野口諭実可選手(群馬・102期)

今回の参加メンバー中3人いる、ガールズ1期生の一人、野口諭実可選手です。前回参加の時(その時の様子はこちら)と同様、セクシーポーズを決めてくれました。「和歌山は4回目です」と話してくれました。近歴について話を向けると「夏場はちょっと苦手」と心配なコメントも、「レースは見えているんで、何とか動く選手の後ろに行きたいです」と気合いを入れ直していました。


藤谷はるな選手

「デビュー場所の優参はたまたま」 藤谷はるな選手(茨城・110期)

今回参加するルーキーの一人、茨城の藤谷はるな選手です。師匠は大薗宏選手で「頑張れと一言いわれました」そうです。デビュー場所(大垣)は3走ともSを取っての前受けでしたが「意識して前受けした訳ではないんです」とのこと。ただ、4着・2着での勝ち上がりで優参(5着)したのは立派。「今回はメンバーがさらに強いんで、力を試したいです」


山本知佳選手

「デビュー戦は難しさを感じた」 山本知佳選手(和歌山・110期)

地元和歌山のファン大注目のルーキー・山本知佳選手です。デビュー戦(京王閣)は5着・2着で優参しましたが、決勝は見せ場を作れず6着に敗れました。感想を尋ねると「とにかく難しさを感じました。思い通りに走らせてくれなかったですね」と、本番レースの厳しさを感じたようです。「男子選手と混じって練習しているんで、自信を持ってチャレンジャーとして、トップ級の選手と走りたいです」と前を向いていました。


中嶋里美選手

「動けるのが強み」 中嶋里美選手(愛知・110期)

同じくルーキーで、愛知の中嶋里美選手です。在校成績3位で「卒業の際に、精励賞・皆勤賞を頂きました」と、競輪学校では大きなケガ・故障がなかったそうです。前回は地元・豊橋でデビュー戦、2着・3着でこちらも優参(4着)しました。「自分で動けるのが強みです。今回がサマーナイトに出るような選手と当たるし、自分の力を測れると思います」と、ガールズ上位陣との対戦を楽しみにしているようでした。


尾崎睦選手

「リターンマッチのつもりで」 尾崎睦選手(神奈川・108期)

ガールズ4期生・神奈川の尾崎睦選手です。前歴はビーチバレーの選手で、現役時代は金田洋世選手(神奈川・106期)とペアを組んでいました。172pの長身から繰り出すパワーで、既に優勝13回の実力。前回の川崎サマーナイトFでも優参しており、今節優勝候補の一角です。サマーナイトの感想を聞くと「予選は自分のやるべきレースができたけど、決勝は見せ場を作れなかった」と残念がっていました。「今節はリターンマッチかな?」と尋ねると「そのつもりで頑張ります」と力を込めて話してくれました。


渡辺ゆかり選手

「まだ戻り切っていない」 渡辺ゆかり選手(山梨・102期)

ガールズ1期生で山梨の渡辺ゆかり選手です。和歌山ガールズ初開催以来の登場ですが、その当時と渡辺選手を取り巻く状況は大きく変わっています。「前に和歌山に来た時は、上位陣とは差があるな、と思いながらも決勝3着という結果を残せた。でもそれ以降、すっかり力が落ちてしまいました」と、2度の落車による大ケガでのレベルダウンを残念がっていました。「調子はまだ戻り切ってなく、予選・一般で3着が精一杯というのが続いています。でも少しずつ調子を上げて、レースの中で自信をつけていきたいです」と、前向きに話してくれました。


中川諒子選手

「また上位レースで走れるように頑張りたい」 中川諒子選手(新潟・102期)

ガールズ1期生の最後は新潟の中川諒子選手です。兄はリオ五輪代表の中川誠一郎選手(熊本・85期)。和歌山ガールズは14年7月以来となる2度目の参戦で、その時は完全優勝を飾っています。前回のサマーナイトFでは優参し、決勝では巧みな立ち回りで3着に飛び込みました。「久々にああいう大舞台で走れて楽しかった」と素直に喜んでいましたが、「サマーナイトへの出場が2年ぶりで、また走れるように頑張りたいですね」とこちらも前向き。そのSNFから「ギヤを上げて、回転が良くなってきました」とのことで、好調の要因を明かしてくれました。


ここからはカメラの設定つまみがズレていて、ちょっと写真の感度が暗いものになっています。悪しからずご了承下さい(やっぱ仕事のツメが甘いぞ! このバカ!)。

東口純選手

「今回から新フレーム」 東口純選手(石川・108期)

ガールズ4期生で、石川の東口純選手です。前回和歌山に来た時(今年2月)は「ちょっとビミョーです」と話すなど調子がイマイチでしたが、前回・静岡では2・2・Aの好成績。「車の伸びは悪くないです」と明るく答えてくれました。しかも「今回から新車(新フレーム)です。日にちも空いたし、練習でも手応えをつかんでいるんで、セッティングが決まれば楽しみです」と、今節台風の目になりそうなコメントを残してくれました。


長澤彩選手

「夏嫌いじゃないけど」 長澤彩選手(愛知・104期)

ガールズ2期生で愛知の長澤彩選手です。前回・SNFでは優参するなど絶好調です。「川崎(SNF)は、調子そのものが良かったです」と自己分析。「和歌山は2回目で、前回(15年4月)は決勝で自分のレースをさせてもらえませんでした」とほろ苦い思い出を話してくれましたが、「去年も夏場は優勝がなかったんです。夏は嫌いじゃないんですけど…」と、夏にはジンクスがあることを吐露していました。


三宅愛梨選手

「右膝にハレが」 三宅愛梨選手(岡山・104期)

岡山の三宅愛梨選手です。2期生デビュー直後の和歌山ガールズ初開催以来となる参戦です。前回6月前橋の予選2で落車して右膝を強打。「まだハレが残っています」とのことで、「調子は走ってみてから」ということでした。


そして写真はありませんが(またか、お前は!)、福田礼佳選手(栃木・108期)のコメントも。「前回(青森ミッドナイト)は着をまとめられました(3・6・2)けど、まだまだ力がないですね。今回は車券に絡められるような走りをしたいです」とのことです。


そして参加14選手は、いつもの通り、午前11時45分から20分間の指定練習に乗るべく、バンクへ赴きました。バンクには強い日差しが降り注いでいましたが、各選手は感触を確かめるように周回を重ねていました。

指定練習@

指定練習その@
先頭から野口諭実可・杉沢毛伊子・中川諒子・渡辺ゆかり・尾崎睦の各選手



指定練習A

指定練習そのA
先頭から中嶋里美・山本知佳・藤谷はるなの各選手



指定練習B

指定練習そのB 福田礼佳選手


指定練習C

指定練習そのC
先頭から井上玲美・三宅愛梨・東口純の各選手



敢闘門脇で写真を撮っていたら、ほんの数分の間に汗が噴き出して、一瞬で熱中症になりそうでした。そんな暑さにも負けずにガールズ選手たちは淡々と周回を終え、検車場に戻って来ました。私と同様に汗でビショビショになっていましたが、彼女らの汗は玉のように光り輝き、滴り落ちていました。私はというと、身体にベットリまとわり付き、自分でも分かるほどの何とも言えない臭気を放っていました(オエ〜!!)。そんな状態で、なおかつ時間切れにもなったため、競輪場から退散、帰社することにしました。


そのAに続く)
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