2016年06月25日

先週の答え合わせ(結果)

先週のブログヘボヘボ予想は、第67回高松宮記念杯競輪(GT)の最終日11R「決勝戦」のヘボヘボ予想でした。

号砲で内枠3車が飛び出すと、枠順を活かした@浅井康太がSを決めて正攻法に収まる。周回中の位置取りは中部3車−福島2車−関東2車−単騎のE郡司浩平−単騎のD村上義弘の順で、GT決勝6周競走の周回を重ねる。レースの動きは意外に早く、青板BK(残り2周半)からB平原康多が上昇し、正攻法の浅井を抑えようとすると、これを嫌った浅井が車を下げる。平原の上昇を郡司と村上が追走すると、下げた浅井は3番手位置を巡って郡司と並走。ハナを切る平原はペースを上げず、ベタ流し(スピードを極端に落として)で後続の動きを目でけん制する。しかし後続の仕掛けがないことから、平原はジャン2センターから意を決して先行勝負に打って出る。3番手争いの競りは、最終HSで外からキメた(被せて押し込む)郡司に軍配が上がるも、タイミングを同じくしてA新田祐大が捲り返しに出る。平原番手のC諸橋愛のけん制をかいくぐった新田は、マークのH山崎芳仁を千切って、最終3角手前で先頭へ躍り出ると、そのままの勢いでVゴールを駆け抜ける。2着には新田後位に切り替え追走した郡司が飛び込み、3着には競り負けた後も郡司後位からインをすくって伸びた浅井が突っ込み、ヒモ穴・3着穴の結果に終わる。

<結果・払戻金>
 2車単 A→E 5370円
 3連単 A→E→@ 96850円

中団のもつれに乗じて早めに発進し、カカリ切っていない平原を捲り去るという、新田の強さと巧さが目立ったファイナルでした。
昨年末の京王閣GPで、優勝候補の一角でありながら“お約束の”遅めの仕掛けで浅井の後塵を拝した新田でしたが、今年に入ってからも同様のレースが続いていました。しかしこの日のレースは、最終HSからの仕掛けで、普段の新田に比べてかなり早いもの。「あそこしかないと思って踏み込んだ」と、レース後振り返っていましたが、まさにドンピシャのタイミング。しかも中団が競りで、なおかつあおられることなく前団に迫れたのが最大の勝因だったでしょうか。平原の仕掛けも“成り行き先行”のような感じだったため、今一つスピードに乗り切れていなかったのも幸いしました。これでSS班防衛に成功し、立川GPでは渡邉一成との同走が早くも確定。今後は、自らの戦績に並行して、北日本勢のアシスト役に回ることも期待されます。しかし「現役最強」の呼び声がかかる新田ですから、これ一つで今年のGT・GUは終わりにせず、残る大会全てを制覇する姿を期待したいですね。
2着に食い込んだ郡司は、大健闘の走りでした。単騎での戦いで、多少の苦戦も想定されましたが、浅井を気合いでキメて捌ききり、新田の捲りを巧追走。「あの位置(関東3番手)は譲れなかった」と強気の位置主張が功を奏しました。捲り中心も先行含みの自力戦が中心ですが、捌きもできるのが郡司の強み。これをいかんなく発揮したところに、郡司の非凡さが垣間見えたレースでした。私は和歌山GVを優勝したことで注目し続けていましたが、この準Vで一気にGT争覇級までジャンプアップ。今後は、対敵から更にマークされることになるでしょうが、これをはね返してタイトルホルダーへの道をひた走ってもらいたいものです。
一方、3着に入った浅井ですが、今回の走りには賛否両論あるでしょう。「自身の勝ち(着)を意識すれば3番手でのイン粘り・競りはやむを得ない」というものと、「地元を率いるラインの先頭を走る以上、ある程度自ら仕掛けなければライン競走する意味がない」という意見に集約されるでしょうか。終わってから冷静に考えれば、私はどちらも間違いではないと思います。GT決勝という大舞台で、浅井のようなGPチャンピオンユニフォームを着る選手が「弾役」をすることは、確かにありえないことでしょう。浅井は「これが自分のスタイル」とレース後にコメントしていますが、その一方で「展開を作れなかった自分が悪い。先輩に迷惑を掛けてしまった」と反省も口にしています。ただ結果論になるかもしれませんが、自らの結果とライン競走の両立を考えるなら、3番手でインに粘った際、新田の捲り返しを怖がらずに、全力で郡司を捌きに行くべきではなかったのでしょうか。もし捌き切って、競り負けた郡司が外をフラフラと後退する展開になれば、捲り返す新田は一瞬でも躊躇したかもしれません。そして自らが出られなくても、ライン後続の吉田や金子にチャンスを提供できていたかもしれません。繰り返しますが、もちろん結果論で仮定の話ではあります。しかし、この想定はいつも私がこのコラムで申し上げている「その競走における個々人、そのライン内を回る個人、それぞれの役割分担」につながると思います。今回の3着賞金940万円は、年末のGP出場権争いには貴重な追加点になるでしょうが、このレースでの走りには「?」マークを付けざるを得ないと感じました。今後、このような大舞台でラインの先頭を走る場面が訪れた際、浅井がどのように立ち回るのか注目したいと思います。

さて今週の番組は、わかちゃんファンCLUB会報連動企画「109期・110期ルーキーインタビュー」のPART2をお送りします。今週は、和歌山で初のガールズ選手・山本知佳選手のインタビューをお送りします。
なお、明日和歌山競輪場で場外発売される久留米記念2日目・12R優秀競走「キラリ☆久留米くるっぱ賞」の見どころ&ヘボヘボ予想の当ブログへのアップは、夜9時頃を予定しています。
また番組内容や予想・結果などについてのコメントがございましたら、どうぞ遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 予想の結果
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