2016年03月19日

先週の答え合わせ(結果)

先週のブログヘボヘボ予想は、第69回日本選手権競輪(GT)の最終日11R「決勝戦」のヘボヘボ予想でした。

号砲直後は若干けん制状態も、B新田祐大が誘導員を追いかけ正攻法に収まる。周回中の並びは、新田−マークのD岩津裕介−中部3車−近畿3車−単騎のE野田源一の順で、GT決勝6周競走の周回を重ねる。しかし青板HS(残り3周)過ぎの1角という早い段階でC三谷竜生が踏み上げ、レースが動き始める。三谷は中団のH竹内雄作を抑えると、竹内はこれを嫌って車を7番手位置まで下げる。さらに三谷は最終HS(残り2周)手前から早くもスパート。近畿ライン後位のE野田源一が一瞬踏み遅れると、正攻法から下げた新田が4番手に割り込み、野田は新田ラインの後ろに切り替える。三谷がジャン前2角から全速スパートに入ると、隊列一本棒のままジャン。ジャン過ぎ2センターから竹内が巻き返しに打って出るも、これを察知したG川村晃司が番手捲りで対応。さらに、川村後位のA村上義弘が竹内を厳しくけん制すると、竹内は失速、後退。これを受けて竹内マークのF深谷知広が捲り返しに出るも、最終BKで新田に併され不発。さらにその新田が、最終3角で村上の厳しいけん制を受け、前に出られない。すると新田マークのD岩津裕介が、村上が空けたインをすくって突っ込むも、村上がキメて(インに押し込むこと)突進を阻む。結局、岩津を止めた勢いそのままに直線伸びた村上がVゴールを駆け抜け、2着に川村が粘り、京都ワンツーを決める。けん制から立て直した新田が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 A→G 3530円
 3連単 A→G→B 11170円

レースVTRがいつもより長くなってしまうくらい、勝負所からの出入りが激しいGT決勝らしい見応えたっぷりのレースでした。その中で近畿のラインの「絆」、三谷のハラの括り方が他派より上回ったことが、京都ワンツーをもたらしました。
名古屋でのダービー3連覇となった村上は、まさにこのラインの絆に助けられた感があります。しかし三谷のブン駆け・川村の番手捲りに追走した上で、竹内をけん制し、新田をけん制し、さらにはインを突っ込んだ岩津をもキメて、というまさに「縦横無尽」のレースぶりでした。なかなかこれだけの走りができる選手は、現役トップクラスの中にはそうそういないと思います。これこそ自力戦の時とは違う、マーク戦での村上の「魂の走り」なんでしょう。仮に自らがつぶれることになっても、川村を残すために最大限のアシストをする、というライン戦の鉄則を体現した村上。早くもSS班を防衛するとともにGP出場権を確保しましたが、これで川村だけでなく、今回欠場した稲垣にも火が付くことでしょう。村上がアシスト役に回った時の京都勢・近畿ラインの動向に要注目です。
準Vに終わりましたが、川村の健闘にも大拍手です。ここ最近は落車でのケガもあって、持ち味の先行力がやや影をひそめていましたが、シリーズ通して思い切った先行・捲りのパワフルな走りが戻っていました。三谷の先行を番手捲りに出たタイミングも問題なく、差し交わされたのが「育ての親」村上なら、2着でも本望でしょう。遅咲きの川村でしたが、自ら村上の門を叩き、切磋琢磨したゆえに現在の姿があります。Vで恩返しといきたかったでしょうが、そこは勝負の世界。しかしこれで大きな自信が付いたでしょうし、今後の川村の巻き返しに注目したいと思います。
逃げつぶれて9着になった三谷ですが、ラインの先頭としてこれ以上ない仕事をやってのけました。青板から動いて竹内を押さえて下げさせ、中団を確保。そして赤板HSからの全速先行を繰り出せば、中部ラインや新田は手も足も出ませんでした。そのカカリも見事なもの。川村も安心して追走し、最終HSから出て行けたことでしょう。GT初優参の選手は、得てして雰囲気に呑まれて自分の力を発揮できないまま終わることが多いのですが、与えられた役割を十二分に果たすことができました。これが自信やマーク選手からの信頼となって、今後の競走に活かされることは間違いないでしょう。三谷のさらなる成長にも注目したいと思います。
その一方で、中部勢を上位に連れて行くことができなかった竹内の攻めには「ハラの括り方」が足らなかったのかもしれません。三谷に青板で早くも押さえられ車を下げましたが、そこですぐに押さえ返すとか、先に叩いて出ようとする動きがなかったのが、レース通じて後手々々に回る結果となりました。完全に三谷と立場が逆転してしまっていました。ジャン2センターからの巻き返しも、京都勢や新田に見られ、準備する時間を与えてしまったと思います。大舞台で「弾役」を半ば強いられるのは、優勝を狙う9選手の一人として重いことで覚悟も必要かもしれませんが、その後に味方ラインが成功したか失敗したかに関わらず、「役割を実行できたか」が大切であって、そういった意味でもこのレースの竹内の走りは残念に思いました。しかし、今最も伸び盛りの竹内なら、次のチャンスはVをつかむかどうかといった所まで巻き返してくれるものと信じています。

さて今週の番組は、明日の玉野記念2日目・12R優秀競走「ももたろう賞」の見どころ&ヘボヘボ予想をお送りします。なお、当ブログへのアップは、夜8時半頃を予定しています。
また番組内容や予想・結果などについてのコメントがございましたら、どうぞ遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 予想の結果
この記事へのコメント
素晴らしいレースぶりで村上義選手が名古屋ダービー三連覇。私の兄とは「名古屋だけで二億(ダービー3勝分の賞金)だよ」「今後、ダービーは毎年名古屋でやればいい」「来年のグランプリも名古屋で」「いっそ名古屋移籍するか」など 好き勝手な事を話してました。
さて その一方で私はその2日前に有ったレジェンドメンバーによるレースに熱狂してきました。細かい描写は省きますが私にとって忘れられない名古屋ダービーになりました(o^_^o)。
Posted by コタカ at 2016年03月20日 06:07
コタカさんへ

コメントありがとうございます。
名古屋ダービーは満喫されたようで何よりです。それにしても、村上の名古屋ダービーとの相性はスゴイですね。まぁ、ダービーの名古屋固定開催はありえないんですけど、そんな事もファンとしては期待してしまいますね。
でもGW静岡でのダービー連覇、そして6月宮杯で名古屋GTの4連覇もかかります。こちらに期待しましょう。
Posted by 山本D at 2016年03月20日 17:21
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