2016年01月16日

「和歌山グランプリ」ブログヘボヘボ予想4連戦・計8レースの答え合わせ(結果)

「開設66周年記念・和歌山グランプリ」(GV)は、郡司浩平選手(神奈川)のGV初優勝で幕を閉じました。当ブログでは開催期間中連日、ヘボヘボ予想を掲載しましたが、予想した4日間・合計8レースの結果を振り返ってみましょう。

○1/9(土)

【10R S級初日特選】
号砲で@山崎芳仁・B郡司浩平がゆっくりと車を出し、積極的に誘導を追った郡司が正攻法に収まる(記録上はS)。周回中の位置取りは、東日本3車−北日本3車−単騎のF松浦悠士−九州2車の順。レースの動きは早く、青板BK(残り2周半)からゆっくりとA井上昌己が上昇すると、郡司は車を下げ、井上が正攻法に入れ替わる。すると井上を追ったD飯野祐太が下げた郡司を抑え、さらにジャン前BKから前団を叩いて先行勝負に出る。これに松浦が切り替え追走し、さらにインをすくってG佐藤康紀を捌いて3番手を確保。最終HSから郡司が早目の捲り返しを狙うも、番手の山崎のけん制を受ける。すると、松浦が大きく空いたインをさらにすくって番手まで追い上げる。山崎のけん制を切り抜けた郡司がさらに踏み込んで行くも、最終3角で松浦のけん制を受けて失速、後退する。結局、けん制した勢いで直線抜け出した松浦が1着になる。2着以降は横一線となるも、インを突っ込んで直線伸びたH稲村成浩が2着、郡司マークから松浦後位へ切り替えたE神山拓弥が3着にそれぞれ入る。

<結果・払戻金>
 2車単 F→H 8700円
 3連単 F→H→E 38920円

【11R S級初日特選】
号砲でB小倉竜二・D東口善朋が飛び出し、東口が正攻法に収まろうとすると、@武田豊樹が交わして正攻法に収まる(記録は武田にS)。しかし、さらにF田中晴基が上昇して正攻法に入ったことで、周回中の隊列は、正攻法から南関3車−武田−マークの近畿・中部2車−西日本3車の順。赤板HS(残り2周)からE松川高大が上昇すると、これを併せるように武田も上昇して、3つのラインが折り重なる。1センターで武田は強引に田中を叩いてハナに立つも、さらにジャン前BKから、松川が武田を叩いて先行勝負に出る。中団は武田と、追い上げてきた田中が内外並走となる。そして最終HS、田中が強引に4番手へ割り込もうとした際、田中マークのA内藤秀久と武田が接触し、武田が落車する。田中は最終2角過ぎから捲って出ると、後続を千切ってそのまま1着となる。2着にはマーク離れて小倉のけん制を受けるも、これをこらえた内藤が入り、小倉が3着を確保する。

<結果・払戻金>
 2車単 F→A 2820円
 3連単 F→A→B 12640円

【12R S級初日特選】
号砲で飛び出したB近藤龍徳がSを決め、F柴崎淳を正攻法に迎え入れる。序盤の位置取りは、正攻法から中部2車−近畿3車−東日本2車−北日本2車の順。赤板HS(残り2周)からD菊地圭尚が上昇し、正攻法の柴崎にフタをする。菊地の動きを追ったE鈴木裕が、ジャンで菊地を叩いて先頭に出ると、さらに鈴木を追ったH稲垣裕之が一気に踏み込んで主導権争いを繰り広げる。しかし稲垣マークの@村上義弘が離れ、鈴木は稲垣の番手にはまり込む。村上は追い上げて再度番手マークを確保しようとするが、鈴木に捌かれ失速。すると、鈴木が空けたインをすくった村上後位のC西岡正一が、稲垣番手を奪う。結局、後方のもつれを尻目に稲垣が逃げ切って1着となり、西岡が2着に続く。柴崎が捲り不発になったのを見て、インに切り込んで伸びた近藤が3着に突っ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 H→C 10440円
 3連単 H→C→B 121210円


○1/10(日)

【11R S級優秀「熊野古道賞」】
号砲でF内藤秀久が飛び出してSを決め、正攻法へD田中晴基を迎え入れる。序盤の並びは、南関2車−瀬戸内2車−近畿3車−関東2車の順。赤板HS(残り2周)からE神山拓弥が上昇すると、これに@稲垣裕之が追走。スンナリ田中が車を下げ、神山が先頭に躍り出たジャン前2角過ぎから、稲垣が一気に踏み込んで先行勝負に打って出る。叩かれた神山は4番手を確保するが、ジャン過ぎ2センターから田中が巻き返しのHS捲りを敢行。しかしこれに稲垣番手のG西岡正一がけん制して対応すると、田中は最終BKで失速。これを見たB松浦悠士が後捲りに出るも、田中が邪魔になって前に出られず、中団は混戦状態に。結局、稲垣番手から渾身の差しを決めた西岡が1着になり、稲垣が2着に粘る。3着には3番手のC近藤龍徳が続いて、ライン上位独占を決める。

<結果・払戻金>
 2車単 G→@ 1730円
 3連単 G→@→C 4520円


○1/11(祝・月)

【10R S級準決勝】
号砲で4選手がS取り合戦となるも、E津村洸次郎がSを決めて正攻法に収まる。初手の周回は、九州2車−瀬戸内2車−神奈川2車−単騎のF神山拓弥−岐阜2車の順で並ぶ。赤板HS(残り2周)を迎え、G森川大輔が上昇すると、ここをA郡司浩平が追走し、さらに郡司に併せようとH松浦悠士も上昇する。ジャン前BKの進入で森川が正攻法に立つも、郡司が森川を叩き、流しながらもハナを切る。ジャン過ぎ2センターから巻き返しに出た津村は、郡司番手のD内藤秀久が2〜3度厳しくけん制。すると、前団の混戦を見て森川が2角から捲り返すと、マークのC永井清史を千切るほどの好回転で前団に迫る。森川はゴール寸前、郡司を捉えて1着になる。郡司は2着に粘り、最終3角から捲り追い込んだ松浦が3着に突っ込む。

<結果・払戻金>
 2車単 G→A 9890円
 3連単 G→A→H 42990円

【11R S級準決勝】
号砲直後、内枠2車が誘導員を追いかけ、@東口善朋が正攻法に収まり(記録上はS)、F稲垣裕之を迎え入れる。周回中の並びは、近畿3車−ライン4番手のG島野浩司−瀬戸内2車−東日本3車の順。レースの動きは早く、青板BK(残り2周半手前)からH吉澤純平が上昇し、正攻法の稲垣を抑える。そしてジャン前2角で稲垣が突っ張る構えを見せると、吉澤は稲垣を叩いて先行勝負に出る。稲垣は4番手に下げると、吉澤が快調に逃げるところを、最終2角から捲りで捉える。結局、稲垣が勢いそのままに1着になり、番手マークの東口が2着、3番手のD西岡正一が3着に続いて、近畿ライン上位独占となる。

<結果・払戻金>
 2車単 F→@ 420円
 3連単 F→@→D 860円

【12R S級準決勝】
号砲で内枠2車とC三宅伸が誘導員を追いかけると、三宅が正攻法に収まり(記録上はS)、さらに@井上昌己を迎え入れる。周回中の隊列は、西日本2車−近畿2車−南関3車−中部2車の順。このレースも動きが早く、青板BK(残り2周半手前)からD近藤龍徳が上昇して、西日本ラインと近畿ラインの間に入る。さらに赤板HS(残り2周)を迎えると、F田中晴基が上昇して正攻法の井上を抑える。するとジャンを合図に、E稲毛健太がカマシ気味に一気に踏み上げ、田中の抵抗を乗り切って先頭に躍り出る。稲毛マークのA村上義弘は最終1センターから車間を切って後方をけん制するが、最終3角から稲毛が踏み直し、車間がさらに大きく開く。結局、ゴール寸前で村上の追撃を振り切った稲毛が1着になり、村上が2着に続く。3着には村上後位に切り替えた田中が入る。

<結果・払戻金>
 2車単 E→A 1890円
 3連単 E→A→F 11080円


○1/12(火)

【11R S級決勝】
号砲で5車が飛び出すと、A田中晴基がSを決めて、H郡司浩平を正攻法に迎え入れる。周回中の位置取りは、南関2車−和歌山3車−単騎のD松浦悠士−京都2車−単騎のE森川大輔の順。やはりこのレースも動きが早く、青板BK(残り2周半)を前にB稲垣裕之が上昇、郡司を抑えようとする。これを見て車を下げたG稲毛健太が、ジャン前BKから一気に稲垣を叩いて先行勝負に打って出る。この動きを追走した松浦が、ジャン過ぎ3角からインをすくい、C西岡正一を捌いて3番手を奪う。稲毛が快調に飛ばすところ、最終2角から稲垣が捲り返しに出ると、稲毛マークの@東口善朋が番手捲り気味に併せて抵抗。さらに東口後位の松浦が稲垣マークのF村上義弘と捌き合いになるなど、前団は大混戦に。それを横目に最終3角過ぎから捲り追い込んだ郡司が、直線大外を強襲して記念初優勝のVゴールを駆け抜ける。2着には田中が続き、東口は直線抜け出したものの3着に終わる。

<結果・払戻金>
 2車単 H→A 2750円
 3連単 H→A→@ 17230円

武田が2日目以降欠場し、落車レースが多発するなど、今年も荒れた「和歌山グランプリ」となりました。ただ和歌山勢がS1の3選手全員が決勝に進出し、地元記念への意気込みが好結果につながるなど大健闘だった4日間でした。決勝に絞って、感想を述べさせて頂きます。
優勝した郡司は、自身GV初Vを飾りました。「去年は初のGV優参を果たしたので、今年はさらにステップアップしたい」と前検日に話していましたが、あっさりと目標クリアーした感じです。ダッシュを活かしたカマシ・捲りに定評がありましたが、この決勝でも上がり11秒0のスピードで前団の混戦を一気に捲り去りました。これにおごらず、今後も攻めの姿勢を続けていけば、さらに上位戦での活躍が期待できそうです。南関勢の核となる自力型の成長から目が離せません。
2着の田中は、近歴の好調ぶりがシリーズ通じて発揮されました。一昨年のWGP決勝に進出し、その後の活躍も期待されましたが、落車などで活躍のスピードが止まってしまいました。しかし昨秋以降、FT戦では軒並み優参し上昇一途でした。この決勝でも、個人上がりタイムが10秒9と、郡司のそれを上回りました。冬のこの時季としては驚異的なスピードで、今年中のGレース戦線でも台風の目になりそうな予感がした走りでした。
3着の東口は、まさに惜しい星を落としました。決勝は、34年ぶりの地元勢によるWGP優勝が期待されたレース。稲毛の先行を活かした絶好の展開。稲垣の捲りも併せきって、あとはVゴールを駆け抜けるだけでしたが、そこからの伸びが足りませんでした。絶好調の状態でなかったのは事実ですが、これをモノにしてこそ選手としてのステップアップが実現すると思えば、車券や予想を差し置いてでもVをつかんでもらいたかったです。たた惜しむらくは、結果論にはなりますが、しっかり稲垣に当たってブロックできていれば、郡司もそのあおりを受けて突っ込みきれていなかったのでは、とも思います。もし次にこのようなチャンスが訪れるなら、その時は必ずVをもぎ取って欲しいと思いました。
京都勢のSS班コンビは、見せ場たっぷりの走りでした。車券の人気は、稲垣⇔村上の折り返しに集中しましたが、それはやはりSS班がラインを組むからこそ評価を受けたのでしょう。ただ決勝の稲垣のダッシュは、準決までの走りには及ばなかったように見えました。村上も初日特選でゴール後落車して、調子が上がらず不安を抱えたまま迎えた決勝でしたが、直線でコースをこじ開ける動きを見せるなど、さすがの走りを見せてくれました。稲垣はいわき平GV、村上は高松GVが次回レースですが、それぞれしっかり立て直してファンの期待に応える走りを披露してほしいと思います。
さらに6着に終わりましたが、松浦の立ち回りも見せ場たっぷりでした。ジャン過ぎの3角からインをすくって西岡を捌きましたが、インの空きが長ければ、東口の所まで行っていたかもしれません。また、最終4角で村上と捌き合いを演じるなど、シリーズ通じて見せた強気なレースぶりは、今後の成長を楽しみにさせました。GPシリーズの「寺内杯」でも話していましたが、「あと少しタテ脚が欲しい」という課題も、まだ25歳ですし、少しずつ克服していってくれることでしょう。

さてさてヘボヘボ予想4連戦は、今年は8レース中、的中は2レースにとどまりました。しかも、軸は抑えていながらヒモ抜けや、ウラを喰らうなど、今年のWGPも“ヘボヘボ”で終わってしまいました。う〜ん、残念! これにめげず、皆様のご期待に添えることができるような予想をして参りますので、今後とも当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて今週の番組は、「山本ディレクターのレース観戦記」として、「和歌山グランプリ」の決勝を実況録音で振り返りながら、レースで感じたままをおしゃべりしたいと思います。なお明日の大宮記念(GV)2日目12R・優秀競走「昇竜賞」のブログヘボヘボ予想のアップは、夜8時半頃の予定です。
またいつもお願いしていますが、番組内容や予想・結果、さらに今回は競輪中継に関するご意見・ご感想などについても、コメント・ご意見がございましたら遠慮なく書き込んで下さい。心よりお待ち申し上げております。
posted by wbs at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 予想の結果
この記事へのコメント
初日の判定に疑問符はありましたが 見応えはあるレースも多かった4日間でした。地元勢が三名決勝戦進出というのも素晴らしいですね。今年一年間の躍進に期待しましょう。
さて 都合により初日のイベント参加をキャンセルしてしまい申し訳ありませんでした。月末のイベントも付随する事情により申し込みできませんが、来月のイベントは休みが合えば申し込みするつもりですのでよろしくおねがいします。
Posted by コタカ at 2016年01月16日 22:15
コタカさんへ

コメントありがとうございます。
見応え十分のレースが続きましたが、売り上げ目標に近づけなかったのは残念でしたね。でも和歌山勢が3人優出というのが近年なかっただけに、これをきっかけに和歌山勢がさらにジャンプアップしてほしいですね。
ファンCLUBのイベントも、なかなか盛り上がりました。ご都合が合うようでしたら、よろしければご参加下さい。
Posted by 山本D at 2016年01月16日 22:42
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