2015年10月08日

「紀の国わかやま国体」自転車競技会が開かれました(そのC)

9/26(日)〜10/1(木)の5日間、「紀の国わかやま国体」自転車競技が行われました。和歌山県チームが2年連続で総合優勝し、大会新記録も続出した今回の国体。和歌山県勢の活躍を中心に大会の様子を紹介する9回シリーズ(の予定)。今回が4回目です。


○競技3日目 9/29(火)

トラック競技2日目となるこの日は、4つの決勝種目が組み込まれ、さらに分刻みのスケジュール。ケイリンも始まることから、スタンドの盛り上がりも徐々に高まってくることが期待されます。

AM9:15に始まった、この日最初の種目は少年男子ケイリン1回戦です。残念ながら和歌山県選手のエントリーはありませんでしたが、いつもプロの競輪を見に来ているファンの姿もチラホラ。国際ルールのケイリンは、ガールズケイリンで見慣れているだけに、競技のケイリンも楽しみにされていた方が多かったようです。可能な限り、レースシーンを写真に収めることにしました。

少年男子ケイリン1回戦1組 最終2角の攻防

少年男子ケイリン1回戦1組 最終2角の攻防
正攻法から野間(岡山、白・ピンク袖)が突っ張り先行。3番手位置から捲った山本(岐阜、赤)がそのまま押し切って快勝。追走した岡村(長崎、赤&青)が続いて2着に入り、2回戦進出を決める



少年男子ケイリン1回戦2組 最終4角の攻防

少年男子ケイリン1回戦2組 最終4角の攻防
最終HSからカマした坂田(佐賀、白)が先行。山本(三重、緑)が切り替え追走するも、山本を追った今西(奈良、緑&白)が追い込んで1着。坂田が2着に逃げ粘る



少年男子ケイリン1回戦3組 最終4角の攻防

少年男子ケイリン1回戦3組 最終4角の攻防
最終1角から捲った東矢(熊本、白&オレンジ袖)がそのまま押し切って1着。平井(神奈川、水色)は競技規則違反(スプリンターレーン進入)で降着。丹内(岩手、白)が2着となる



少年男子ケイリン1回戦4組 最終3角の攻防

少年男子ケイリン1回戦4組 最終3角の攻防
中井(宮崎、青)が最終HSからカマしていくも、これを追いかけた吉田(福井、黄&赤)と富(山口、赤&黒)が捲り去る。吉田が1着、富が2着でともに2回戦進出



そして予選5組はスタート直後にバシャンと大きな音が。2選手が1角手前で落車です。

少年男子ケイリン1回戦5組 スタート直後に落車 再発走となる

少年男子ケイリン1回戦5組 スタート直後に福富(栃木、緑)と佐伯(鳥取、水色)が落車。7組終了後に再発走となる


6組と7組は5車立てです。

少年男子ケイリン1回戦6組 最終3角の攻防

少年男子ケイリン1回戦6組 最終3角の攻防
吉岡(福岡、紺&水色)が正攻法から突っ張り先行し、そのまま逃げ切って1着。3番手位置から三浦(宮城、水色&赤)が捲るも吉岡に迫れず、番手を回った伊藤(沖縄、青&白)が2着に続く



少年男子ケイリン1回戦7組 最終2センターの攻防

少年男子ケイリン1回戦7組 最終2センターの攻防
塩島(鹿児島、最内の白&青)が叩いて先行するも、最終BKに入って後続が大逆襲で前団は3列並走となる。1着になったのは大外から捲り追い込んだ山下(山梨、紫&白)で、3列並走を中バンクで乗り切った福永(大阪、白&青二本線)が2着に入る



そして第5組の再発走レースが始まります。6人全員出場できたようで、まずは一安心です。

少年男子ケイリン1回戦5組(再発走レース) 最終1センターの攻防

少年男子ケイリン1回戦5組(再発走) 最終1センターの攻防
菊地(北海道、白&青パンツ)が先行し、桑名(埼玉、青&黒パンツ)が番手追走。最終3角から桑名が番手捲りを打つも、BKから河野(香川、青)が先捲り。それに乗った長澤(秋田、白&赤線)が外伸びて1着、桑名が2着に粘る



続いて成年男子ケイリン1回戦です。和歌山県チームからは岡本隼選手(日大)が出場です。

成年男子ケイリン1回戦1組 最終2角の攻防

成年男子ケイリン1回戦1組 最終2角の攻防
正攻法の菅藤(山形、オレンジ)を、直後から叩いた佐野(岐阜、赤)が先行。佐野を終始マークした入佐(鹿児島、白&青袖)が追走。結局、佐野がそのまま1着、入佐が2着で2回戦進出



成年男子ケイリン1回戦2組 最終3角の攻防

成年男子ケイリン1回戦2組 最終3角の攻防
周回中5番手から上野(富山、赤&白&緑)が叩いて先行も、最終2角から藤根(岩手、白)が捲り。後位を追走した碇(福井、黄&赤)と黒枝(大分、ピンク&青)が大外強襲。黒枝が1着、碇が2着に入る



そして予選3組に岡本選手が登場。スタンドから大きな声援が飛びます。

成年男子ケイリン1回戦3組 発走直前

成年男子ケイリン1回戦3組 発走直前


成年男子ケイリン1回戦3組 2周目1センター

成年男子ケイリン1回戦3組 2周目1センター
号砲直後のS取りを制した成貞(岡山、白&ピンク袖)が正攻法。以下、仲松(沖縄)−小林(福岡)−岡本(和歌山)−坂口(兵庫)−木賊(北海道)の順で周回を重ねる


残り1周半のペーサー退避でも大きな動きはなく、成貞が成り行き先行になるかと思われた最終HS。坂口が一気に前を叩いて先行すると、ここへ岡本が追走し、番手位置に収まります。そして最終3角手前から岡本が番手捲り。後続に差をつけて先頭に躍り出ると、スタンドからは大歓声が沸き起こりました。


成年男子ケイリン1回戦3組 最終3角の攻防

成年男子ケイリン1回戦3組 最終3角の攻防
坂口(兵庫、グレー)の叩き先行を番手追走の岡本(和歌山、オレンジ&青)が、最終3角手前から番手捲り。これを捲り気味に追い上げた小林(福岡、青&水色)が追走する



成年男子ケイリン1回戦3組 最終直線の攻防

成年男子ケイリン1回戦3組 最終直線の攻防
岡本は小林の追撃を許さず1着でゴール。小林が2着に続いて、ともに2回戦へ進出する。



ゴール直後、スタンドからは、さらに大きな歓声と祝福の拍手が鳴り響きました。岡本選手も小さく右手を挙げて観客に応えます。その興奮が収まらないまま、4組がスタートです。4組から7組までは5車立てです。

成年男子ケイリン1回戦4組 最終1センターの攻防

成年男子ケイリン1回戦4組 最終1センターの攻防
正攻法から突っ張り先行した大村(神奈川、水色&青)を、最後尾から堀田(三重、緑&黄緑)が捲ろうとする。これを森本(高知、青&黄)と板倉(千葉、黄緑)が追走。直線で抜け出した森本が1着、板倉が2着に続く



成年男子ケイリン1回戦5組 最終3角の攻防

成年男子ケイリン1回戦5組 最終3角の攻防
正攻法から成り行き先行した金内(福島、白&レインボー線)を、最終2角から仕掛けた宮本(山口、赤&黒)が捲り去る。宮本がこのまま1着、金内が2着に粘る



成年男子ケイリン1回戦6組 最終1センターの攻防

成年男子ケイリン予選6組 最終1センターの攻防
ペーサー退避から一気に先行した宮内(愛媛、オレンジ&黒)を、佐藤(青森、青&紫横線)が叩き返して先行。叩かれた宮内が再度、最終BKから捲り返すも、この動きに乗った中野(京都、白&青パンツ)が大外捲って1着。佐藤が2着に粘る



成年男子ケイリン1回戦7組 最終4角の攻防

成年男子ケイリン1回戦7組 最終4角の攻防
正攻法の兼本(熊本、白&オレンジ)が成り行き先行するも、最終3角から鈴木(静岡、緑)が番手捲ってそのまま1着。鈴木を追った深沢(山梨、白&紫)が2着に続く



少年・成年のケイリンが終わり、ホッとする暇もなく男子チーム・スプリント3位決定戦です。福井と鳥取の対戦でしたが、1.6秒差を付けて福井県が先着して、3位に輝きました。

そして、男子チームスプリント決勝。トラック種目最初の決勝種目、さらに和歌山県チームが出場とあって、スタンドは大いに盛り上がります。

予選2位のためBKスタートの和歌山県チーム。この日もHS向かい風・BK追い風。和歌山チームにとってスピードを乗せたいHSが向かい風なのはやや不利に働きそうで、ちょっと心配です。

男子チームスプリント決勝 和歌山県チームいけっ!

男子チーム・スプリント決勝 和歌山県チームいけっ!


1走は愛媛県がややリード。2走に期待がかかります。すると2走で逆転です。

男子チームスプリント決勝 和歌山県チーム 2走で逆転!

和歌山県チーム 2走で逆転!


しかし愛媛県チームは、3走でグイグイと追い上げ、逆転されそうな勢いです。そしてゴールは…

男子チームスプリント決勝 和歌山県チーム逆転を許して惜敗

和歌山県チーム逆転を許して惜敗

結局、和歌山県チームは約0.66秒差で敗れて、準優勝となりました。愛媛・和歌山両チーム、予選よりタイムは落としていましたが、むしろタイム差を広げられての準優勝でした。見ている私も、悔しさ一杯の準Vでした。

和歌山県チーム 約0.66秒差で2位でした

BKスタートの和歌山県チーム 約0.66秒差で2位でした


続いては、男子4qチーム・パーシュートの3位決定戦です。福岡県と大分県の対戦でしたが、予選のタイムは約1.84秒差で福岡県がリード。結果は、福岡・大分ともに予選タイムを上回りましたが、約1.23秒差で福岡が先着し、福岡県チームが3位になりました。

続いて決勝。和歌山県と岐阜県の対戦。上野監督が「岐阜県とは、総合成績でも僅差の争いになるかも」と大会前に話していたのを思い出しました。ここで優勝しておくと、団体種目だけに天皇杯得点に差を付けることができることから、是が非でも優勝しておきたいところです。しかし予選でのタイム差が0.69秒とあって、予断は許されない状況です。

3位決定戦の発走前にバンク内へ移動します。優勝が期待されている種目だけあって、スタンドの声援がひときわ大きくなっているのを感じました。予選と同様、窪木・森口・岡本・佐々木の4人がHS側スタート位置に付きました。そして号砲。

男子4qチーム・パーシュート 和歌山県チームがスタート それ行けっ!

男子4qチーム・パーシュート 和歌山県チームがスタート それ行けっ!


ライバルチームの選手も注目です

ライバルチームの選手も注目です


スタンドの声援と上野監督の檄を受けて爆走

スタンドの声援と上野監督の檄を受けて爆走


前半は和歌山県チームが2秒近くリードを付けていましたが、終盤に入ってから岐阜県チームが猛追。最後まで勝敗の行方が分からなくなりました。そしてゴール。結果は…

0.33秒の僅差で和歌山県チームが優勝!

0.33秒の僅差で和歌山県チームが優勝!


和歌山県チームは予選タイムをやや下回る4分19秒929で、岐阜県チームは予選を上回る4分20秒254。差を詰められてまさに肝を冷やしましたが、優勝を飾ることができました。チーム・スプリントでも2位になり、団体種目で大きく天皇杯得点を稼ぐことができ、種目別総合連覇に大きく前進しました。


そのDへ続く)
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