2015年06月23日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 岸和田「高松宮記念杯競輪」(GT) ビッグレースの興奮と感動が再び岸和田へ!(その@)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。今回は、去る6月21日(日)に岸和田競輪場で開催された「第66回高松宮記念杯競輪」最終日へ「自腹出張」したリポートです。今回から3回シリーズでお送りします。

武田豊樹がGP14を制してから早や半年。その余韻いまだ冷めやらぬ岸和田で、6月18日(木)から伝統のGT「第66回高松宮記念杯競輪」が行われました。宮杯といえば、今は無き大津びわこ競輪場での恒久開催でしたが、びわこ競輪場の廃止に伴い2011年からは持ち回り開催となりました。岸和田では一昨年(2013年)以来2度目の開催です。

「宮杯」には、梅雨時期の開催ということで「雨の宮杯」、びわこが500バンクで荒れることが多かったため「荒れる宮杯」などの異名が付けられています。私にとっても色々な思い出が詰まった特別競輪です。特にびわこ時代は、決勝戦を大きく的中させてボロ負けを大逆転した2001年大会(優勝は高木隆弘)、武田豊樹のGT初Vを信じて大勝負したものの優勝したのは番手差しの村本大輔だった2005年大会、取材に夢中になって記者席のデスクにウン万円の現金を置きっぱなしにして競技会(当時)の職員さんからこっぴどく怒られた2009年大会など、今でも鮮明に思い出されます。そして東口善朋選手の決勝進出で、宇都宮まで自腹出張取材したこと去年の大会も記憶に新しいところです(その時の様子はこちら)。

そんな宮杯が2年ぶりに岸和田に戻ってくるわけです。ちなみにその時は、まさかまさかの風疹に罹ってしまい、会社にすら出勤できない状況に。しかも「わかちゃんファンCLUB」の現地集合ミーティングの立会いもできず、自宅でスピードチャンネル観戦だった痛い思い出がよみがえりました。そこで今回は、気合いを入れて連日取材をしたいところでしたが、あいにく会議出張やCM業務が立て込み、体調も今一つすぐれなかったため、最終日(6/21)のみの観戦取材になってしまいました。

和歌山市内の自宅から車を飛ばすこと約1時間。岸和田競輪場の第4駐車場に、AM11時過ぎ到着。歩いて旧26号沿いの正門に進むと、開催告知のノボリ旗がお出迎えです。

正門前の金網にはのぼり旗が

正門前の金網にはのぼり旗が


場内に足を踏み入れると、アーケード通路に開催看板が吊るされていました。

アーケード通路には開催看板が

アーケード通路には開催看板が


そしてGPの時と同様に、左脇にはB級グルメのキッチンカーが並んでいて、さらにその向こう側にピンク色のテントが。ガールズケイリンのPRとして行われた「ガールズケイリンカフェ」です。様子をのぞこうとすると、顔なじみの、あの選手が迎えてくれました。

ガールズケイリンカフェには白井美早子選手が

ガールズケイリンカフェには白井美早子選手が

そうです。地元・大阪の白井美早子選手です。昨秋の「ラジオまつり」の和歌山競輪PRコーナーへの出演など(ラジオまつりの様子はこちら)、ご一緒させて頂く機会の多い選手です。今月初めの名古屋ガールズで落車したので心配しましたが、本人曰く「ケガは大丈夫です」とのこと。するとJKA・ガールズケイリン担当のK田課長から「和歌山のイベントでは、白井選手がお世話になりました」と声を掛けて頂き、ご挨拶の名刺交換を(そやそや!ちゃんと仕事せぃ!)。

すると白井選手が「今日は、ルーキーの2人も手伝ってくれているんですよ」と紹介してくれました。「じゃあ、スリーショットしましょう」と、半ば強引に記念撮影。

ガールズケイリンカフェをお手伝いの3選手

ガールズケイリンカフェをお手伝いの3選手
左から 岡崎優美選手(108期・岡山)、梅田夕貴選手(108期・福井)、白井美早子選手(102期・大阪)



「和歌山にあっせんされるよう僕も施行者さんにお願いするから、和歌山に来たら頑張ってね」と、新人2人を激励(へっ、エラソーに)。「でも、ボクちょっと粘着系なんで…」と余計な一言を発してしまい、ちょっぴりビミョーな空気感に(大バカ)。そして私も「白井ちゃんのホワイトソーダ」を注文し、ガイダンスコーナーへ移動しました。

ガイダンスコーナーでは、GPの時と同様「紀州の競輪博士」こと岡本新吾さんが大熱弁中。敢えて合いの手を入れずに、じっと様子を見つめます。すると顔なじみのお客さんや「わかちゃんファンCLUB」の会員さんが次々と私のところへやって来て、「山本さん、今日の決勝戦(優勝)は誰なんよ?」「ガールズは、やっぱり小林優香でエエんかい?」など、矢継ぎ早に質問を浴びせます。

そうしている内に、5Rの締め切り音楽が鳴り響いてきたため、慌ててマークシートに買い目を記入します。5Rは、地元和歌山の東口選手が乗っていることもあり、応援の意味合いで、E東口と本線の北日本2車BF、それに九州番手のA荒井の4車BOXでこの日の運試しです。

5R車券

5R車券


レースは、九州勢が前受けするところを、赤板HS(残り2周)でB小松崎が叩いてハナを切りますが、ジャン前BKからC山田が叩き返しに出ます。最終HSで山田が叩き切ると、後方からD三谷が捲り返し。F岡部から再三のけん制を受けながらも、三谷は前団に迫ります。結局、山田マークのA荒井が、三谷をけん制しながら踏み込んで1着。三谷が2着に粘り、2センターから外へ車を持ち出した@松坂が3着に飛び込みました。

三谷の残り目を考慮していなかったため、車券は当然ハズレ。いつもの事ですが、またまた初っ端から暗雲が立ち込めてきました(ホンマ相変わらずやな。学習能力ないんか?)。


ここで気持ちを入れ替える(早やっ!)のと、荷物を置いておくために記者室(ローズルーム)へ移動します。JKA近畿支部のN課長に「前回のGPと同じくらいの、空いている所に座ってたらエエから」と指示を受け、2コーナー奥の窓際にかばんを置きました。そして6Rの車券の検討に移ります。

6Rは3分戦+単騎1車のライン構成。B早坂秀悟率いる北日本ラインが本線で、番手マークのH菊地が本命です。私も菊地をアタマ軸にしての流し車券と、菊地と関東2車@E、さらに九州ライン番手回りのF合志との4車BOXを押さえることにしました。

6R車券

6R車券


レースは、号砲直後のけん制の後、B早坂秀悟が自ら誘導を追います。周回中の並びは、北日本3車−関東2車−単騎のC橋本強−西日本3車の順。赤板HS(残り2周)からG吉本卓仁が踏み上げ、前を抑えます。これを@天田裕輝が追走しますが、ジャン前2角で橋本が西日本ライン後位に切り替えます。さらに天田が、ジャン前2角から山おろしを活かして早目のスパート。天田がハナに立ったものの、さらに早坂がカマシ先行に打って出ます。

6Rジャン3コーナー過ぎの攻防

6Rジャン3コーナー過ぎの攻防
@天田がG吉本を叩くも、すかさずB早坂がカマして叩き返す



北3番手のA内藤宣彦は、踏み遅れてクチ(車間)が空いてしまいますが、何とか最終2角で追いつきます。ところが4番手位置の天田は、車間が空いてしまい必死に追い付こうとします。

6R最終3コーナー過ぎの攻防

6R最終3コーナー過ぎの攻防
B早坂のカマシ先行は成功。車間が空いてしまった@天田が追いつこうと急追する



結局、番手すんなり追走のH菊地圭尚が差し交わして1着。車間を詰めた勢いで中バンクを突っ込んだ天田が2着に入り、内藤が3着を確保しました。

6Rは力上位の結果に

6Rは力上位の結果に


菊地アタマ流し車券を持っていたことから「よし、取った!」と喜ぶのも束の間。車券を払い戻し機に差し入れると無情の告知音が。

「この投票券は的中していません」


おかしいと思いながら、もう一枚を差し入れましたが、

「この投票券は的中していません」


よくよく確認すると、3着にAを入れていないではありませんか! H→@→Eで取ったつもりになって、ハズレに気が付いていなかったため、目が点になる私。「今頃、気ぃ付いたんか!(大バカ)」と言われてもおかしくない大失態。さらに気分が、ダダ下がりになっていきました。


「落ち込んでいるくらいなら…」と車券勝負をひと休みして、ガールズや決勝選手のアップ状況を見に検車場へ向かうことにしました(ホンマ、仕事せいや! この大バカ!)。

この日は、故・寛仁親王殿下の長女・彬子女王さまがレースをご観覧されることが決まっていて、検車場内はお通り道になっていることもあって、少し違った意味でピリピリムードが漂っていました。報道陣にも「彬子女王がご来場(ご通行)される時間帯は、検車場での取材・写真撮影はできません」とのお達しが出ていました。

それなら少しでも早くとばかりに検車場へ。ガールズ選手は、それぞれウォーミングアップや集中力を高めていました。

微調整しながら集中力を高める荒牧選手

自転車を微調整しながら、集中力を高める荒牧選手


アップを終え車立てに自転車をセットの小林優香選手

アップを終え車立てに自転車をセットの小林優香選手


ローラー台でアップ中の石井選手

ローラー台でアップ中の石井選手


梶田選手もアップ完了!

梶田選手もアップ完了!(ちょっと手ブレしてますが…)


すると、彬子女王さまが「ガールズケイリンも見たい」とご希望されたとのことで、到着時刻が早まることになったとの館内放送が。もう少し長居したかったところでしたが、ここは無理をせず、記者室へ引き上げることにしました。


(そのAへ続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
この記事へのコメント
年末のグランプリは三連休でめいっぱい楽しんだ私でしたが 今回はマトモに休みが取れたのは最終日だけ、それもよりによってその日に私用まで入ってしまい 大変でした(=_=;)。それでも初日〜三日目まではなんとか車券プラスでしのいで、最終日は前夜のうちに予想紙も用意するなど万全の態勢で臨むことになりました(^^;;。
さて 後半にありました彬子女王殿下の御来場、宮杯・寛仁牌には皇族のお迎えという特別な御用がありまして その大変さは想像を絶するものがありますね。約30年前に浩宮さま(現皇太子殿下)が甲子園球場に御来場された時の話をうかがった事がありまして、機会がありましたら岸和田ガイダンスにてそんな話も。
Posted by コタカ at 2015年06月25日 17:51
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