2015年05月26日

初夏のオレンジバンクをガールズの薫風が吹き抜けた! 「ガールズケイリン」和歌山開催リポート(その@)

和歌山競輪場では、5/22(金)〜24(日)の3日間、「ガールズケイリン(FU)」が開催されました。今回で通算7回目となる和歌山ガールズ開催の様子を「初夏のオレンジバンクをガールズの薫風が吹き抜けた!」と題して、4回シリーズでご紹介します。


○前検日 5/21(木)

前回4月のガールズ開催は、やや肌寒さを感じながらの開催でしたが、新緑の季節の今回は、ちょっと動けば汗ばむような陽気の下となりました。実際、前検日5/21の検車場には冷房が入っているほど。今回も少し遅れ気味に検車場へ到着した私。急いで囲み取材の輪に加わりますが、エアコンの冷気で汗が引くと思いきや、ガールズ選手に少し興奮しているのか、さらに汗ばんでくるほどでした(汗臭いオッサンは、ガールズに嫌われるぞ! 気ぃ付けや!)。

和歌山連覇かかる石井寛子選手

和歌山連覇かかる石井寛子選手(東京・104期)

今シリーズの優勝候補筆頭格、東京の石井寛子選手です。前回参加した昨年9月の和歌山ガールズでは完全Vを達成し、和歌山連覇がかかります。また3月の京王閣ガールズコレクション(6着)を除いて、2月の松山以来4場所連続完全Vと絶好調です。「全プロ・エキシビションとナショナルチーム合宿で、ちょっと間隔が詰まっています」と体調に不安を見せながらも、「最近ロングスパートの練習をしています。レースではなぜか体が重く感じて出せてませんが、全プロでは重さがなかったんです」と話していて、体調はさらに上向き傾向のようです。


菅田賀子選手「伊東は良いレースだった」

「伊東は良いレースだった」菅田賀子選手(新潟・104期)

新潟の菅田賀子選手です。出身は宮城で、父・兄・叔父・いとこが競輪選手の、まさに「競輪一家」に育ちました。アマチュア時代のトレーニング地が新潟ということで、新潟登録となっています。前回・伊東温泉は、2・7・1の好成績。しかも初日の2着は、2車単4万円台・3連単19万円台の超ビッグ配当をもたらしました。「今年に入ってからは、無闇やたらに先行せず、着順・競走得点を意識したレースをしています」とのこと。そのシビアさが、和歌山でも良い方向に出てほしいところです。


自称「3着の女」の竹井史香選手

自称「3着の女」 竹井史香選手(香川・106期)

香川の武井史香選手です。4月の名古屋以来、5場所連続で決勝進出とこちらも好調です。「好位取って追い込むスタイルのレースです。脚がないんで、優勝はまだまだ無理です」とご謙遜。「私、アタマ(1着)が少なくて3着が多い『3着の女』なんで、3・3・Bで頑張りたいです。ガールズケイリンフェスティバルの出場権取れるボーダーライン付近なんで、着にこだわっていきます」と、好走を誓っていました。


お茶目なポーズの戸田みよ子選手「3日間走り切りたい」

お茶目なポーズの戸田みよ子選手(広島・102期)

お茶目なポーズを決めてくれたのは、広島の戸田みよ子選手。デビュー当初から脚力上位で活躍していましたが、昨年落車して以降、やや精彩を欠くレースが続いていました。「だいぶ時間はかかりましたが、やっと戻ってきた感じがします」と明るいコメント。和歌山初ガールズ開催の時だった前回の参戦は、落車直後で思うように体が動けず、2日目以降を欠場。「今回は、3日間、自分らしい走りをしたいです」と話していました。


篠崎新純選手は「もっと力を付けないと」

「もっと力を付けないと」篠崎新純選手(千葉・102期)

千葉の篠崎新純選手です。こちらもデビュー当初から上位陣の一角として活躍していますが、「若い良い子が次々と出てくるんで、もっと力を付けないとダメですね」と、スピード・テクニックなどをよりレベルアップさせる必要性を感じているようです。初日予選1が7番車ということで「もっと良い枠番が欲しいです」と本音もチラリ。


「前回決勝に乗ってるんで今回も」と意気込む高松美代子選手

「前回決勝に乗ってるんで今回も」高松美代子選手(神奈川・102期)

神奈川の高松美代子選手です。失礼を承知で紹介すると、年齢がなんと53歳。もちろん最年長のガールズ選手です。その高松選手は、ご出身が大阪・岸和田市。「前回(昨年9月)の和歌山ガールズ終了後、実家に泊まって、翌日、貴志川線・貴志駅の猫の駅長『たま』に会いに行ったんですよ。自転車で」。さすがガールズ競輪選手、岸和田から紀の川市貴志川町まで、自転車で移動ですか! 「でも、たま駅長がその日は休みで、さらに伊太祁曽駅まで自転車で行って『ニタマ駅長』を見てきました」。すばらしい…。私にはできません。「その前回参加した時は、決勝に進めたんで、今回も決勝進出を目標に頑張ります」とのこと。


キュートなポーズを披露の野口諭実可選手

キュートなポーズを披露の野口諭実可選手(群馬・102期)

キュートなポーズを見せてくれたのは、群馬の野口諭実可選手です。2場所連続で決勝進出と、調子は上向きです。「来月、地元戦(前橋)を控えているんで、さらに調子を上げて行きたいです」と話してくれました。


飯塚朋子選手「地元地区なんで決勝には乗りたい」

「地元地区なんで決勝には乗りたい」飯塚朋子選手(大阪・102期)

大阪の飯塚朋子選手です。もともとBMXのダウンヒル種目で、日本トップクラスの選手でした。ガールズ1期生としてデビュー当初は苦戦を強いられていましたが、最近はレース慣れもしたのか、決勝進出も増えてきました。今回、地元・近畿地区からは唯一の参戦ですが「準地元なんで、決勝に乗りたいですね」と、自ら気合いを入れていました。


「徐々に戻っている」という倉野由紀選手

「徐々に戻っています」倉野由紀選手(愛知・104期)

愛知の倉野由紀選手です。お兄さんは倉野隆太郎選手(91期)。そのお兄さんにアドバイスをもらっているの?と聞くと「体の使い方とかのアドバイス受けています。でも、こっちから尋ねなければ、なかなか教えてくれないんですよ」とのこと。「調子は徐々に戻って来ているんで、何とか頑張りたいです」と話してくれました。


「刺激が欲しくて」自転車競技に参戦の小坂知子選手

自転車競技参戦は「刺激が欲しくて」 小坂知子選手(岐阜・104期)

岐阜の小坂知子選手です。今回の和歌山ガールズは通算7回目の開催ですが、小坂選手は今回で実に和歌山4回目の参加。「地元選手より多くあっせんされてますね。これはこれで嬉しいです」。小坂選手は、最近、競輪の合間を縫って自転車競技にも参戦しています。「ちょっと刺激が欲しくて、競技にも参加しています。でも競輪に結果を伴わなければ、ダメですね」とのこと。今回こそ競技で鍛えた成果を発揮してもらいたいところです。


「母が大阪生まれ」と話す奥井迪選手

「母が大阪生まれ」奥井迪選手(東京・106期)

石井選手と同様に優勝候補の一角、東京の奥井迪選手です。パワフル先行を武器に、デビューからの1年あまりで76勝をマーク。来月の岸和田ガールズコレクションにも出場が決まっています。「母が大阪・天王寺区の出身なんで、私、関西人の血が混じっています。でも生まれは北海道なんですけど…」だそうです。「いつもの自分のスタイルで、優勝目指して頑張ります」と活躍を誓ってくれました。


前回は決勝を逃し「悔しかった」高木真備選手

前回は決勝を逃し「悔しかった」高木真備選手(東京・106期)

こちらも優勝候補の東京の高木真備選手です。「顔より太もも。」のガールズケイリンPRポスターに、小川美咲選手(静岡・106期)と一緒に出演しています。ただ可愛いだけじゃなく「先行力のあるスピードレーサー」として評価も上昇一途です。前回の青森ミッドナイトは4・4・1で、よもやの予選落ちを喫して「悔しかった」そうです。ミッドナイト直後ということで、体調など調整が心配されるところですが「ミッドナイト参戦は3回目で、調整はできました」。奥井選手との東京所属・先行選手同士のマッチアップも考えられるだけに、ファイトもさらに湧いてくることでしょう。


高橋梨香選手「ミッドナイト連チャンは辛かった」

「ミッドナイト連チャンは辛かった」高橋梨香選手(埼玉・106期)

埼玉の高橋梨香選手です。トライアスロンからの転進組。前々回の前橋、前回の青森とミッドナイトに連続して参戦し、前橋では決勝に進出(6着)しています。「朝型なんで、ミッドナイトの連戦はちょっと辛かったです」と率直な感想を聞かせてくれました。でも「前橋は追加だったし、青森・今回とそれぞれ日にちが開いていたんで、それなりに調整はできました」とのこと。去年9月の和歌山開催でも決勝に進出(5着)しているんで、期待したいところです。


そして写真を撮り忘れましたが(ちゃんと仕事せんかい! この大バカ!)、神奈川の金田洋世選手(106期)にもコメントを取っています。「もともと大阪の出身なんで、第二の地元地区のつもりで頑張ります。和歌山は去年7月の開催で1着取っているし、今回も確定板に乗れるように走りたいですね」と話してくれました。


金田選手の写真は取り忘れたものの、全員のコメントを確保できたことから、各選手が指定練習しているバンクに移動します。好天のバンクでは、各選手が大きく2つのグループに分かれて、脚とバンクの感触を確かめていました。

指定練習@

指定練習その@
先頭から、篠崎新純、高松美代子、小坂知子、飯塚朋子、倉野由紀、菅田賀子、石井寛子、戸田みよ子、竹井史香の各選手



指定練習A

指定練習そのA
先頭から、金田洋世、奥井迪、高橋梨香、高木真備、野口諭実可の各選手



前夜に雨が降ったこともあって、やや強めの風が吹いていましたが、絶好のコンディションの下、指定練習が行われました。天気予報も、初日の金曜、2日目の土曜は「晴れ」。この日と同様、良いコンディションでの好レースを期待して、競輪場を後にしました。


(そのAへ続く)
この記事へのコメント
遅くなりましたがコメントです。携帯ではとっくに拝見させてもらいましたが、昨夜パソからあらためて。なにぶん携帯からは見にくいもので(^^;;。
キチンとまとまったレポにあらためて感心します。個人的に一番気になったのは野口選手の検車場での画像、お気づきになったと思いますがレーサーパンツの横の星がハートマーク(・∀・)。以前 岸和田ガールズ開催での特別選手紹介で森選手も履いてまして、インタビューのまっ最中に質問を飛ばしたところ 一期生有志で作成したものですと答えてもらいました(^^;;。
Posted by コタカ at 2015年06月09日 16:31
コタカさんへ

お褒めのコメントありがとうございます。
やはり、野口選手のキュートなポーズにチェックが入りましたか。デイリースポーツの森田新吾記者のブログに野口選手の別ポーズの写真が載っていますので、よろしければチェックされては?

(前検日)
http://blog.daily.co.jp/MT-blog/030/2015/05/22-12.html

(初日)
http://blog.daily.co.jp/MT-blog/030/2015/05/23-15.html

(2日目)
http://blog.daily.co.jp/MT-blog/030/2015/05/24-20.html


でも、ほとんど同じカットなんですけどね…
ハートマークのレーサーパンツは1期生有志で作ったものだったんですか。そこん所はチェック入れてなかったですね。でも、聞き方間違えたらただの「セクハラおやじ」になってしまいますしね。なかなかガールズへの取材は気を使いますよ。
Posted by 山本D at 2015年06月09日 19:31
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