2014年10月26日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 千葉GV「滝澤正光杯」 競輪グッズと雨と当たり車券を追いかけて(そのA)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する記事コンテンツ「山本ディレクターの自腹出張日記」。今回は、去る10月21日(火)に開催された千葉競輪場の「開設65周年記念・滝澤正光杯」最終日へ「自腹出張」したリポートです。今回は3回シリーズの2回目です。

4R・6Rと続けて、そこそこの所を狙っていながらハズレてしまった私。お目当ての競輪グッズ購入も請求書処理になったため、手元の現金が軍資金へ回せることになりましたが、差し当たってそれは功を奏していません。何とか当てたいところですが、それは取りあえずこっちに置いといて…(現実を直視しろ〜!!)

そしてイベントステージに向かうと、お客さんがいっぱい。まさに黒山の人だかりです。それもそのはず、最終日のイベントゲスト「千葉ロッテマリーンズ」のパフォーマンスショーです。

千葉ロッテのキャラクターと、公式チア「Mスプラッシュ」のショー

千葉ロッテのキャラクターと、公式チア「Mスプラッシュ」のショー


千葉ロッテマリーンズのキャラクター「マーくん」「リーンちゃん」「ズーちゃん」「COOL」の4人(4体?)に加え、公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」が、チーム応援ソングなどに合わせてダンスパフォーマンスを披露です。「M☆Splash!!」メンバーの可愛い笑顔と爽やかなセクシーさに圧倒されて、私の鼻の下も3o程度伸びたような気がしました(バカ!)。

そしてイベントステージの脇では、千葉競輪場のマスコットキャラクター「ライモン君」と、彼女の「ライちゃん」が登場です。

千葉競輪場のマスコットキャラクター「ライモン君」(左)と、恋人の「ライちゃん」(右)

千葉競輪場のマスコットキャラクター「ライモン君」(左)と、恋人の「ライちゃん」


私を含むファンや、競輪場スタッフから盛んにシャッターを浴びていたところ、なんと2人(2体?)は、公衆の面前で事もあろうに…

ダメでしょ、公衆の面前でキスなんて!

ダメでしょ、公衆の面前でチューなんて!


そうです。熱いチューを始めてしまいました。さすがに競輪場のスタッフさんから「君たち、止めなさいよ!」と、厳しく注意されていましたが、2人が離れる素振りはありません。まっ、恋人同士だから別に良いけど…(何、ムクレとんねん? バカ!)。

独り者の私にとって「目の保養」と「目の毒」になるものを立て続けに見ている間に、7Rの車券発売が締め切られてしまいました。まぁ、大本命の川村晃司が番手の宮越大に交わされて、3連単は4千円台。川村アタマ流しで厚めの勝負をしようとしていたため、むしろ買えなくてホッとしました。

続く8Rからは完全に「車券モード」へ突入です。8Rは4分戦。B根田空史が先頭の南関3車が強力本線で、SS班の@後閑信一が前回りの関東2車、D小川勇介が率いる西日本2車、今節好調のH安部貴之が前回りの北日本2車という構図。本来なら、筋違いではありますが、根田と後閑のマッチレースになりそうなところです。しかし後閑の復調具合が今一つということで、車券の軸は根田に集中させることにしました。筋のB→G流しを基本に、Bアタマ流しで筋違い車券、さらに南関ライン全滅の際の@FDH4車BOXも入れておくことにしました。

8R車券

8R車券


レースは、@後閑信一が枠順を活かして正攻法に付きます。序盤の位置取りは、関東−北日本−西日本−南関の順。赤板HS(残り2周)からD小川勇介が動く素振りを見せますが、後方の動きがないことから、ジャンで元の5番手に戻ります。そして2センターからB根田空史が一気に踏み込んで行くと、正攻法の後閑も誘導を交わして突っ張る構えを見せます。根田は飛び付きや突っ張りを避けようと、イエローライン付近を通ってペースを上げて行くと、最終2角で後閑を交わして先頭に躍り出ます。しかし根田の動きに乗っかったH安部貴之が、最終3角手前から捲り上げて行きます。さらにこれに乗っかる形で小川も外々捲り追い込みに出ます。

8R最終3コーナーの攻防

8R最終3コーナーの攻防
@後閑との叩き合いを制したB根田が最終主導権を奪う。南関ラインの後ろに位置していたH安部が捲り上げて行くと、追いかけるようにD小川も捲り追い込みに出る



安部は、根田番手のG伊勢崎彰大のブロックをかいくぐって根田を捉えると、そのままの勢いで1着に入りました。安部マークのC荒沢貴史が2着に続き、根田が3着に粘りました。

8R最終4コーナーの攻防

8R最終4コーナーの攻防
G伊勢崎のブロックをかいくぐったH安部が先頭に躍り出る。安部マークのC荒沢も直線勝負に出る



安部が捲り切った時点で、私の車券はパーが決まりました。しかも荒沢を連れての北日本ラインワンツー決着です。根田の先行自体は悪くなかったのですが、後閑の抵抗でやや末脚を無くしてしまったようでした。しかも3連単は万車券。「こんなのを、確実に取らなあかんやん…」と、いつものボヤキ節が口を衝いて出てきます。

別線ラインでの決着で3連単は万車券

別線ラインでの決着で3連単は万車券


これで車券は3連敗。時刻は3時前でお腹も空いていました。そこで気分転換しようと、1コーナー裏の食堂へ向かいます。「何を食べようか?」と迷っているところ、目に飛び込んできたのが「ねぎラーメン」の文字。「そうや! ねぎのツンとする香りで、頭を覚醒させよう」と思い、ねぎラーメンを注文しました。

遅い昼食は「ねぎラーメン」 600円也

遅い昼食は「ねぎラーメン」 600円也


食べている内に、白髪ねぎのツーンとする香りで、頭も冴えてきたような気がしてきました(気がするだけです。大バカ!)。ラーメンを食べながら、9Rの車券を検討します。

9Rは2分戦+単騎が2車という構図。C北野良栄が率いる南関4車が、見るからに強力です。そしてA守澤太志が引っ張る北日本2車にG戸邊裕将が3番手を回る3車ラインが対抗し、B園田匠とD池田良は各々連携せず「単騎で」というコメントです。
車券的には、強力先行型の北野が引っ張れば、番手を回る地元の@石毛克幸が差し交わすというのが容易に想像でき、差し目と突き抜け目を分厚く入れることにしました。オッズも意外につける(好配当になる)ことから、いつも以上にド〜ンと買うことにしました。ただそれだけではちょっと心配で、北日本ライン2車と、高配狙いで池田のFADを軸に、石毛を絡めたものと、園田を絡めたものの4車BOXを2通り追加することにしました。

9R車券

9R車券


レースは、A守澤太志・B園田匠・F竹内智彦の3車が誘導員を追いかけると、竹内が正攻法に収まり、守澤を迎え入れます。周回中の並びは、北日本2車−ライン3番手のG戸邊裕将−単騎のB園田匠−南関4車−単騎のD池田良の順。ジャン前BKからC北野良栄が上昇し、一気に守澤を叩いて先行勝負に出ます。すると守澤はイン粘りに出て@石毛克幸を捌こうとすると、池田も追い上げマーク策に出て、アンコ(3車並走の真ん中)になった石毛はあえなく後退します。北野が快調に先行するところ、今度は守澤と池田の競りになり、これも守澤が競り勝って番手を確保します。しかし競り負けた池田も守澤後位に潜り込み、インをすくって盛り返そうとした石毛と捌き合いになります。

9R最終3コーナー過ぎの攻防

9R最終3コーナーの攻防
C北野の番手は大競りの末、A守澤が奪い取る。守澤に競り負けたD池田と@石毛が3番手位置で捌き合いを繰り広げる



結局、北野番手から守澤が伸びて1着になり、3番手位置の捌き合いを制した池田が2着に続きました。そして接戦の3着には、池田後位に切り替えていたG戸邊裕将が突っ込み、波乱の決着となりました。

9Rゴール前の攻防

9Rゴール前の攻防
4角から早目に踏み込んだA守澤が1着。守澤後位の捌き合いを制したD池田が2着に続き、池田後位から伸びたG戸邊が横一線の3着争いを制す



穴狙い4車BOXは、いずれも守澤・池田を押さえています。写真を取っていた1コーナースタンドから、ゴールラインはほぼ正面に見えます。A→D→Bなら2万円弱、A→D→Fなら2万円チョイを2枚取りと、期待がふくらみました。
ところが審判放送は「3着、8番」。おまけにA→D→Gは11万円台の大穴車券です。

地元ライン全滅で3連単は11万円台!

地元ライン全滅で3連単は11万円台!


「う〜ん、こんだけエエとこ、引っ張ってんのに…」と、うなだれてしまいます。ねぎラーメンのねぎの覚醒作用が足らなかったのでしょうか?(んな訳ね〜よ! 大バカ!)


続くは、決勝ひとつ前の10Rです。このレースは3分戦+単騎が1車という構図です。C金子幸央が引っ張る関東3車が大本線で、F東龍之介が率いる南関3車が対抗格。さらに@佐藤和也が前回りの北日本2車もくせ者で、D新井秀明が単騎というライン構成です。金子の後位はH藤田竜矢−B岡田征陽が回ることから、車券は2車単・3連単ともにH⇔Bから売れています。一抹の不安は、東がイン粘りしないかということだけ。ただ、東の後位は地元の@和田健太郎−G高橋雅之が回るだけに、競りは無いだろうと判断しました。結局車券の結論は「H⇔B流しで大勝負」となりました。

10R車券 本命車券で大勝負だ!

10R車券 本命車券で大勝負だ!


レースは、号砲で内枠2車が出て行きますが、A和田健太郎が正攻法に収まり、F東龍之介を迎え入れます。序盤の位置取りは、南関3車−単騎のD新井秀明−北日本2車−関東3車の順。隊列が崩れたのはジャン前2角で、C金子幸央が上昇して東を叩き、ジャンで先頭に躍り出ます。すると正攻法の東はイン粘りに出て、金子番手のH藤田竜矢に競りを挑みます。藤田は最終HSで失格スレスレのイン押し込みで、東に競り勝ったように見えましたが、最終1角で盛り返した東が踏み勝って番手を奪います。この揉み合いに巻き込まれた藤田マークのB岡田征陽ともども、関東勢は空中分解。そして東は、最終3角手前から番手捲りに打って出ます。さらに前団のもつれを見て、E榊枝輝文が単独捲りに行くと、これに併せるように新井も捲り追い込みを仕掛けます。

10R最終3コーナーの攻防

10R最終3コーナーの攻防
C先行する金子の番手を奪ったF東が、最終3角手前から番手捲り。マークのA和田も続く。後方ではE榊枝が捲り追い込みに出ると、併せるようにD新井もスパートを見せる



東マークの和田が後続の捲り追い込みに併せて差し交わしを狙いますが、伸びがいま一つで、後続選手の勢いが勝りました。結局、新井が1着になり、中バンクの空いたコースをぬって行った佐藤が2着に飛び込むと、和田後位から中割り気味に伸びた高橋が3着に突っ込む大波乱となりました。

10Rゴール前の攻防

10Rゴール前の攻防
外を捲り追い込んだD新井が伸びて1着。空いた中バンクのコースを突っ込んだ@佐藤が2着で、A和田後位からインをすくって伸びたG高橋が3着に食い込む



藤田・岡田が後退していった最終2角で、いや、東がイン粘りに出たジャン過ぎ2センターで、私の車券は紙くずとなりました。「東のイン粘りがあるかも…」とは思っていたものの、この結果なら、別線車券を仕込んでいたとしても、車券はかすりもしなかったでしょう。払戻金の発表で、場内はさらにどよめきます。なんと3連単54万円台の超大穴車券になったからです。

本線ライン全滅で、3連単は54万円台の大波乱!

本線ライン全滅で、3連単は54万円台の大波乱!


「ハハ、笑うてなしゃーないゎ」

この日何度目かのフレーズが出てきましたが、目はうつろです。年に数えるほどしかないような(私にとっての)大口勝負に出た訳ですから、落ち込んでしまいます。しかし、そんな暇はありません。最終11Rの決勝戦には、和歌山の布居寛幸選手が出場です。1コーナースタンドからバンク脇に駆け下りて、脚見せ周回の布居選手に声を掛けます。

「布居く〜ん、応援に来たぞ! がんばれよ〜!!」

そして2周目に、ひとり一気に踏み上げ、他車を引き離すような走りを見せながら、敢闘門に通じる中央通路を通って引き上げようとしたところで、さらにもう一声

「そうそう、その感じや! その感じ! 頼むで〜!!」


と周りの目も気にせず、関西弁(和歌山弁?)で声援を送りました。車券を差し置いてでも、勝ってほしいと願うばかりです。だから、大本命車券をハズしたからといって、落ち込んでなんかいられません。

車券は車券で、ドカンと当たれば、それで良いんですから…(大バカ!)


ちょうどそのころ天候が回復し、バンクには夕焼けが差し込んできました。そしてオッズを確認しようと、モニターをじっと見つめました。


(そのB・最終回に続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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