2014年07月09日

ガールズ・ルーキーたちが熱い!アツい!暑い!「ガールズケイリン」和歌山開催リポート(そのA)

7/4(金)〜6(日)の3日間、和歌山競輪場では3度目の開催となる「ガールズケイリン」が行われました。しかもA級チャレンジレースは、和歌山期待の新人・石塚輪太郎のデビュー場所でした。「ガールズ・ルーキーたちが熱い!アツい!暑い!」と題して、ガールズ和歌山開催の様子を紹介する4回シリーズ。今回が2回目です。

チャレンジレースが終わり、6Rと7Rはガールズ。金曜日ということもあって、若干さびしいスタンドの入りですが、新しいガールズケイリンのテーマ曲、PISTE BROTHERSの「2 THE FUTURE」が流れ、6Rの選手が入場してくると、発走台の前には多くのファンが集まってきました。

<初日6R VTR>
E小坂が号砲で飛び出しSを決めます。周回中は、小坂−B中川−A青木−C金田−@倉野−F矢野−D中山の順。赤板HSを過ぎても動きがなく、ジャン前2角で最後方から中山が踏み上げます。そしてジャンを合図に中川が発進すると、小坂の横で流して(ペースを緩めて走ること)スパートするタイミングを図りました。

初日6R ジャン過ぎ4コーナーの攻防

初日6R ジャン過ぎ4コーナーの攻防
ジャンからB中川が上昇し、スパートのタイミングを計る。E小坂・D中山・A青木が中川後位を狙って追走する



最終HSで中川がハナに立つも、なおも流し続け、後方の仕掛けをけん制。中川後位には小坂が収まります。そして最終1センターから中山が捲り気味に踏み上げると、中川が全速スパート。これには中山も差を詰められず、失速気味に下がるも、後方もバラけたため、中山は上手く3番手にはまり込みました。

初日6R 最終2センター過ぎの攻防

初日6R 最終2センター過ぎの攻防
最終BKからスパートのB中川をE小坂が追走。捲れなかったD中山は3番手に入り込む



中川の先行は衰えるどころか、むしろ突き放しそうな勢い。番手マークの小坂が詰め寄るも、結局、中川が1着になり、小坂が2着。3番手位置確保の中山が3着に流れ込みました。


レース終了後、検車場へ向かい、各選手の囲み取材に加わります。まずは、得意のS取りから中川に1/2輪差まで詰め寄った小坂は「理想の展開でした。今の私にとっては会心のレース」と、2着もレース内容に満足した様子。

「会心のレース」に喜ぶ小坂知子選手

「会心のレース」に喜ぶ小坂知子選手(スミマセン、モロ逆光ですが…)

それでも「あそこまで迫れたけど、交わせなかったのは、今の自分の課題ですね」と反省も忘れません。


ローラー室でのクールダウンから戻ってきた中山は、笑顔でガッツポーズを見せてくれました。

3着も「よっしゃ!」の中山麗敏選手

3着も「よっしゃ!」の中山麗敏選手


3着で嬉しいのは事実ですが、「(中川)諒子と小坂さんとの車間が詰まっていたんで、追い上げた時カマすか追い上げるか考えてしまって、そこから動けなかった。主導権は取りたかった」と、レース内容を反省。去年9月の京王閣ガールズコレクションで落車した影響がまだ残っているものの「あとは気持ちの問題」と前向きな様子でした。

最下位の7着に終わった青木は「良い位置が取れそうだったのに、麗敏さんにやられて(割り込まれて)しまいました」と、勝負どころでの後退を悔やんでいました。

「良い位置が取れてたのに…」と後悔の青木美優選手

「良い位置が取れてたのに…」と後悔の青木美優選手


そして、見事な逃げ切りの中川は、明るい笑顔で取材に応じていました。

1着になって表情も明るい中川諒子選手

1着になって表情も明るい中川諒子選手


「和歌山は初参戦ですが、気にならなかったし、余裕を持って踏めました」と、1着発進を喜んでいました。


そうしているうちに7Rの発走時間が近づき、再度メインスタンドへ移動します。蒸し暑さで、額にはジンワリ汗がにじんできます。

<初日7R VTR>
号砲直後、若干のけん制があってから、E加瀬がおもむろに誘導を追いかけます。周回中は、加瀬−@藍野−C高木−A奈良岡−D白井−F田畑−B宮安の順。赤板HSから宮安が上昇していくと、田畑もこれを追走します。これを見て高木が加瀬を叩くべく踏み上げて行くも、これを見た加瀬も突っ張る構えを見せました。そして高木は驚異の粘り腰を見せ、最終2角まで内・加瀬、外・高木の雁行状態が続きます。

初日7R 最終BKの攻防

初日7R 最終BKの攻防
C高木がジャン前BKから正攻法のE加瀬を叩こうとするも、加瀬も突っ張り、雁行状態が続く。



この壮絶な主導権争いは、最終3角で高木が失速、後退して決着が付きました。しかし、加瀬の番手に切り替えていた奈良岡が、差し交わしを狙って加瀬に襲いかかります。

初日7R 最終2センター過ぎの攻防

初日7R 最終2センター過ぎの攻防
主導権争いはE加瀬に軍配。加瀬後位に切り替えていたA奈良岡が差しに構える



加瀬は主導権争いで脚力を消耗していて踏み直しも効かず、奈良岡が余裕の差し込みを決めて1着。加瀬はなんとか2着を確保し、奈良岡後位の田畑が3着に流れ込みました。

レース終了後、再度、検車場へ向かいます。3着に入った田畑は「インに入れば勝てるかなって思って、インに突っ込んで行った」と、流れを見極められたことに満足です。

3着に入った田畑茉利名選手

3着に入った田畑茉利名選手


6着の宮安は「1センターで出て行くべきだったのに、前を見てしまいました」と反省です。

「前の動きを見てしまった」と反省の宮安利紗選手

「前の動きを見てしまった」と反省の宮安利紗選手

実はこの後、宮安選手が同郷のベテラン・相原浩二選手に、かなり長い時間レクチャーを受けていました。


惜しくも2着に敗れた加瀬は「先行にこだわっている以上、引けませんでした」と、ポリシーを貫けたことには満足した様子。

「先行にこだわっているから」と加瀬加奈子選手

「先行にこだわっているから」と加瀬加奈子選手


しかも「(高木が)先行勝負してくれて、いいレースができたし、お客さんも楽しんでくれたんじゃないですかね?」と、サバサバした顔をしていました。

そして1着になった奈良岡。「今日は展開もあったんで…」と冷静にレースを分析するとともに、「明日は積極的な走りをしたいですね」と表情を引き締めていました。

1着も表情を引き締める奈良岡彩子選手

1着も表情を引き締める奈良岡彩子選手


6Rは中川が1着も2〜3着が人気薄の3連単5千円台のチョイ荒れ、7Rは加瀬が2着に敗れ、印の薄い田畑が3着に突っ込んで3連単は万車券となりました。今節のガールズは、一筋縄ではいかない雰囲気が漂っているようにも感じました。


(そのBに続く)
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