2014年06月22日

【山本ディレクターの自腹出張日記】 宇都宮「高松宮記念杯競輪」(GT) 東口決勝進出! これは見に行かずにはいられない!(そのD)

わたくし山本が、直近に遠征した全国の競輪場を紹介する「山本ディレクターの自腹出張日記」。去る6月15日(日)に宇都宮競輪場で開催された「第65回高松宮記念杯競輪」最終日へ「自腹出張」した様子をご紹介する6回シリーズのリポート。今回は5回目です。

※当初5回シリーズの予定でしたが、諸般の事情で1回増やして、6回シリーズに変更します。悪しからずご了承下さい(ペコリ)。

東口選手の優勝・上位進出を願いつつ、応援車券・責任車券・個人戦シビア車券取り混ぜて、競輪GPよりも多額の車券を購入。そして特別選手紹介を受けてバンクに姿を現した9選手の準備が整い、場内にGT・GU決勝ファンファーレが鳴り響きました。いよいよ決勝レースの発走です。

号砲が鳴り響き、スタートが切られましたが、けん制状態でどの選手も前に行こうとはしません。しびれをきらしたのかC東口善朋が誘導を追いかけ正攻法に収まりましたが、外から踏み上げてきた@浅井康太が正攻法位置を主張。東口は車を下げ、浅井が正攻法に入れ替わります。その後も序盤の位置取りはなかなかまとまらず、青板HS(残り3周)過ぎに、中部2車−岡山2車−単騎のA菊池圭尚−マークのD大塚健一郎−近畿3車の順で落ち着きました。赤板HS(残り2周)過ぎの1角からレースが動き、F脇本雄太が上昇していくと、併せるかのように菊地も前々踏み上げます。ジャン前BKで菊地がハナに立つも、ジャンを合図に脇本が先行勝負を仕掛けます。すると菊地は番手のH稲川翔に飛び付き、競りを挑みます。稲川は最終HSで菊地をインに押し込んで番手を確保しましたが、近畿3番手の東口が離れてしまい、菊地−大塚に割り込まれてしまいます。脇本は持ち前のスピードでグングン加速すると、5番手位置の東口が千切れそうになり、さらに6番手位置のB岩津裕介との車間が大きく空いてしまいます。

11R決勝戦 最終2コーナーの攻防

11R決勝戦 最終2コーナーの攻防
F脇本が先行。H稲川はA菊地の飛び付きをしのいで番手を確保。菊地−D大塚に割り込まれたC東口は千切れ気味に5番手を追走



そして8番手まで下がっていた浅井が最終2角から捲り上げるも、岩津に併され不発。優勝争いは前団の5車にほぼ絞られました。脇本番手絶好の稲川が、最終4角進入から差し交わしを狙うと、空いた脇本と稲川の間を3番手追走の菊地が中割りを仕掛けます。ところが、内を締め込んだ稲川の後輪と菊地の前輪が接触し、ゴール寸前で菊地が落車。そのアクシデントも構わず、稲川がVゴールを駆け抜けGT初優勝を決めました。2着には菊池マークから外を踏んだ大塚が突っ込み、大外捲り追い込んだ岩津が3着を確保しました。東口は最終BKで前団に追い付くのに脚を使わされ、直線でも伸びを欠き5着に終わり、和歌山県勢としては半世紀ぶりとなる特別競輪優勝は夢と消えました。

しかも車券は、稲川と脇本が審議対象になったことでハラハラドキドキの状態に。場内TVモニターや地上波TV中継のレースVTRを何度も見ましたが、記者室は「イナショー(稲翔)、ヤバイんちゃうん?」が大勢です。確かに稲川が外帯線の外から内圏線のすぐ内まで、いわば「ツーラインカット」の斜行をし、さらに稲川の後輪が菊地の前輪を払っているように見えます。稲川失格で繰り上がりになればD→B→Fになって、全ての車券がパーになってしまいます。脇本との2人失格になればD→B→Cの10万円車券で、これはシビアBOX車券と東口応援車券(3着流し)のWゲットですが、可能性はさらに低そうです。

そうしている内に審判放送が。

「F番・H番選手は、失格までには至りません。決定! 1着H番・稲川翔、…」

車券は当たりましたが、東口選手は着外に…

車券は当たりましたが、東口選手は着外に


何とか車券は当たりました。

取った〜〜〜!と大声で叫んで、払戻金を受け取りたいところですが、グッとこらえてMDレコーダーとマイクを手に、検車場へ向かいます(そやそや! 仕事せぇ、仕事!)。

決勝レース直後の検車場は、スポーツ紙を中心に、各選手へコメントを求める記者さんらが入り乱れて、ごった返します。本来なら、稲川選手をはじめ、他の決勝戦出場選手への囲み取材に加わりますが、この日は東口選手に一点集中です。人波をかき分け、やっとの思いで東口選手を発見。

竹内雄作(右)、同県の稲毛健太(左)とレースを振り返る東口選手(中)

竹内雄作(右)、同県の稲毛健太(左)とレースを振り返る東口選手(中)


東口選手は、私を見つけるなり「場違いやった。(レースに)おっただけですゎ」と、ボヤキが口を衝いて出てきます。「そんなことないよ」と慰め、稲川選手の胴上げに行くため片付けに忙しいのを承知で、「夕暮れわかちゃんCLUB」用の直撃インタビューを敢行です。

山本「お疲れ様でした。近畿ライン3番手からの位置取りでしたが…」
東口「3番手の動きができずに、前の2人に迷惑をかけてしまいましたね」
山本「スタートけん制もあって、脚を使わされましたし…」
東口「ワッキー(脇本)が前でもいいですよと言ってくれてたんで、前を取ったんですけど下げさせられましたね」
山本「最終HSでは揉み合いに巻き込まれて、下げさせられた形になりました」
東口「誰かが粘るかもとは思ってましたが、菊地が粘ってきて、前を見ている間に入られてしまいました」
山本「今回これで一つステップを上がった形になりましたが、課題も見えたでしょうか?」
東口「GTに出場するたびに、課題を見つけていっているんで、その課題を克服できるようにこれからも頑張りたいです。いい緊張の中で走れたんで、今後のレースにつなげたいですね」



一通り話を聞き終えて記者室に戻ります。ここからは時間との闘い。VTRを見ながら全体のレース内容を確認し、仮打ち原稿の中のインタビューコメントなど虫食いにしていた部分を埋め、完成原稿を和歌山本社の報道デスクへメール送信します。この日最後のニュースは18:15からの5分間で、放送しなければならない他のニュースもありますので、デスクが手直しすることの無いように完璧な文面で送る必要があります。

そしてメール送信を終えて確認の電話を入れると、当日のデスク兼夕方ニュースアナのH氏から「(東口)『選手』とか、引退した選手に『さん』を付けたりしてるけど、統一性がないんで全部呼び捨てにするで」とのこと。「結構です。エエように変えて下さい」と返答し、これで作業が終わりかと思いきや、H氏から「ネットニュースに載せるのに、写真あったら何枚か送っといて」との追加指示が。そこでレースシーンなど写真3枚を送信し、作業は終了。程なくニュースブログにアップされ、一部字句の修正・追加をお願いして、完全に終了です。

その和歌山放送ニュースはこちら

その時点で、時刻は既に6時を回っていました。他社の記者さんや、記者室のJKAスタッフさんらにお礼を言い、電話で呼んだタクシーに乗って宇都宮競輪場を後にしました。

15分ほどでJR宇都宮駅に到着。元々当日中に和歌山へ帰るつもりはなく、東京都内で宿泊するべくホテルも予約しています。たださすがにお腹が空いてきました。そこで、宇都宮名物の餃子を食することに決め、駅前をウロウロ…。ところが、どのお店がおいしいのか? どんな餃子を食べさせてくれるのか? といった情報を持ち合わせていません。でも、さすが駅の周辺。取りあえず歩きまわった通りには餃子屋さんがひしめきあっていました。

さすが本場! 宇都宮駅前には餃子屋さんがいっぱい

さすが本場! 宇都宮駅前には餃子屋さんがいっぱい


そして玄関が賑やかなこのお店に決めました。

宇都宮餃子館 餃子村本店

宇都宮餃子館 餃子村本店


中に入って行くと、たくさんのお客さんが、餃子を食べていました。家族連れらしきグループもお座敷にいらっしゃいました。中華料理のメニューも豊富でしたが、やっぱりここは餃子しか考えられません。12種類の餃子が食べられる「食べ比べセット」を注文し、併せてこれも注文です。

飲めない私も、この日はちょっと一杯

飲めない私も、この日はちょっと一杯


元々飲めないことから、普段はお酒を飲まない私ですが、東口選手GT決勝進出を祝して乾杯です。いい感じで(というよりも、いつも以上のピッチで)飲んでいると、「食べ比べセット」がご光臨です。

食べ比べセット

食べ比べセット


ノーマルな餃子のほか、ニラ・ニンニク・エビ・ピリ辛・舞茸・チーズなど、バラエティー豊かな12種類の餃子を一粒ずつ楽しめます。あまりの美味しさに食も進み、残りのビールもスーッと飲み干してしまいました。

いつものことながら完食! おいしかった〜!!

そして宇都宮駅のキオスクでお土産を買い求め、新幹線「やまびこ」E2系に乗って上野まで戻りました。そして山手線に乗り換え御徒町へ向かい、さらに都営地下鉄大江戸線で蔵前へ。宿泊先のホテルにたどり着いたのは夜10時前でした。

部屋では、持ってきたPCで「先週の答え合わせ」用の文面を入力し、決勝はじめ全レースを改めてチェック。一通りチェックを終えると、大浴場でお風呂を楽しみ、気分がまったりしたところで、○○○○や、××××、それに▲▲▲▲を楽しみ(分からへんやないかぃ! まぁ、想像はできるけど…)、深夜3時過ぎに眠りにつきました。

翌朝はもう一度お風呂に入ってリラックス。そしてチェックアウトタイムがAM11時ということもあって、このブログ掲載用の写真をピックアップし、サーバーにアップする作業を行いました。しかし枚数も多いことからなかなかアップが進まず、やむを得ず1時間チェックアウトを延長することにしました。

アップする間、「Keirin.jp」で当日の関東近辺の競輪開催場をチェック。大宮でFTが初日ということでしたが、メンバーを見てもなかなか食指が動きません。ラピスタ新橋の発売場をチェックすると、FTは大宮と武雄で、武雄の方がまだ楽しめそうなメンバー構成です。「どうしようかなぁ?」と逡巡しましたが、結論が出ません。取りあえずホテルをチェックアウトして、流れで決めることにしました。

茨城県の知り合いに発送する荷物があったため、まずは御徒町まで地下鉄で移動。駅の周辺に郵便局がないか探します。要領を得ない田舎者の私。グルグル同じところを回っても、郵便局らしき建物はありません。通りにある地図を見たら4軒ほどあるようで、その辺りへ向かいますが、やはりグルグル同じようなところを巡っていました。やっとの思いで郵便局を見つけ、レターパックで発送を完了したときには、既に時計は1時を指していました。


腹減った〜…


ホテル代を安く上げるため朝食なし(素泊まり)にして、なおかつ朝風呂とPC作業のため、起きてから何も食べていません。腹が減るのも当然です。そこで、御徒町駅のすぐそばに建つ、GWに完成したばかりの吉池本店ビルの中へ入って行きます。

吉池本店ビル

吉池本店ビル


地下2F〜地上1Fの一部が吉池の直営食料品フロア、1Fから6Fまでがユニクロ&GU、7Fが手芸専門店、8Fと9Fがレストランフロアです。何も知らずにビルの中に入って行きましたが、取りあえずお昼を食べられる店を探そうと、エレベーターで上へ上へ。

すると9Fに大きな開放的な空間のお店がありました。吉池直営の吉池食堂です。「おぉ、ここでエエゎ」と即決し、そのまま店内に入って行きました。

吉池食堂

吉池食堂


吉池が得意とする魚介類を中心に、肉・野菜など豊富なメニューで、何を食べようかいつも以上に悩んでしまいました。でも「昨日あまり車券で負けんかったから、ちょっとぐらい高くてもエエゎ」(バカ!)と思って、「上にぎり」を注文します。

吉池食堂の「上にぎり」

吉池食堂の「上にぎり」


運ばれたお寿司は上品そのもの、しかも写真左上の一貫は大トロです。一貫一貫、じっくり時間をかけて味わいます。

当然ながら完食ごちそう様でした!


食事を済ませると、時間はPM1時半少し前。大宮に向かえば、PM3時過ぎには着きそうですが、やはり気乗りがしません。こういう時は無理に行く必要はなく、行けば傷口を余計に広げてしまうでしょう(へっ、いつもは行くくせに…)。そして前述の通り、このビルはユニクロ&GUが合計6フロアもあります。特に何を買うというわけではありませんが、いま現在のユニクロトレンドを眺めようと、メンズフロアでエレベーターを降りました。

そして気が付くと、両手いっぱいにシャツやサマージャケットを持っている私がいました。「昨日あんまり負けへんかったしな…」という言葉が頭の中を駆け巡し、それに比例してアイテム数が増えていきます。

「ユニクロなんて、東京で買わんでも、和歌山でも大阪でも同じモン売ってるやん?」というツッコミが聞こえてきそうです。


確かにそうですが、何か?


欲しいと思った時、衝動買いにならない程度で買うのがショッピングの醍醐味なら、まさにその醍醐味をたっぷり味わうことができました。シャツ系をメインに買いましたが、買ったアイテムの中にドライノータックパンツが含まれていて、その裾直しのため、1時間待たなければならないことになりました。

「スタバにしようか? マクドにしようか? ミスドにしようか? ちょっと贅沢にルノアールにしようか?」と、時間つぶしの場所を考えながら、御徒町駅周辺をうろつきます。結局、行き着いたのは…


(そのE・最終回に続く)
posted by wbs at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自腹出張日記
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